makiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.2

映画を観ている、という気持ちにさせてくれない、どこかドキュメンタリーのような映像や俳優陣の素人っぽさに、むしろ現実を突きつけられた。(あとで、本物のドライバーが演じてたことを知る)

ネット通販の発達
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

確かに、ホテルっていろんなお客様がいるし、ホテルマンには客の仮面を外させずに見抜き、臨機応変な対応が求められる。そこで繰り広げられるアレコレと事件が上手く折り重なって、知らぬ結末を求めて楽しくみれた。>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

友情、親子愛、企業(内外)対決ありで、沢山の人間ドラマが詰まっていて、車は全然詳しくないし、スピード系はちょっと心臓縮みそうなので苦手だけど、7000RPMの世界をほんの少し覗かせてもらえて、すごく楽>>続きを読む

EVERYTIME WE SAY GOODBYE/エヴリタイム・ウィー・セイ・グッドバイ(2014年製作の映画)

3.0

B級感がたっぷりだけど、余命わずかと分かった時、土の子を探したい、という発想を持つ妻と、それを一緒にやってくれる夫の関係は羨ましい。

簡単ではないを何かを探す、というのは、一生懸命になれたり、時間を
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完璧な男(2014年製作の映画)

2.5

perfectly normal な男だと思ったら…?

そもそも女性がちょっと変わってる…けど、男も男。でも、彼女にとっての彼は、結果的に完璧な男なのかな。

結局、男はそういうクセがある、みたいな
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コーダ(2013年製作の映画)

3.6

酒に酔った男が車に轢かれて、魂があの世へ行くのを拒むストーリー。

アニメーションならではの絵が次々に展開する様相と柔らかい色使いと美しい音楽で、浮遊する魂を優しく包んでて淡い。

突然、死が訪れた時
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

第二次世界大戦のナチスドイツを見事な風刺で描いててすごい。
どんなアイロニーが繰り出されるのかと冷や冷やしたけど、ビートルズで一気に映画というエンターテインメントの中に引き込まれる。

ヒトラーを敬愛
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兄弟愛(2018年製作の映画)

3.6

過激派となってシリアに行った息子(長男)が布を纏った女性を連れて帰ってきた家族の話。
母と父それぞれの息子への想い、長男の弟たちへの想い。それぞれの愛と葛藤の苦しさと、それらを包み込む周りに広がる大自
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エモーショナル・ヒューズボックス(2014年製作の映画)

3.7

ある理由で引きこもっている女性とその家族や友人とのショートムービー。

家族や友人の寄り添い方はそれぞれで、余計なお世話も沢山だけど、見ているこちらも、親指を差し出して彼女にそっと寄り添っていたくなる
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.5

最近ドラマを復習して、いざ、映画。

1927年が舞台ということは今から約100年前。ドラマとはいえ、歴史が今の時代につながっているのをたくさん感じさせられる作品。じわじわ変化する世の様子をドラマで堪
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

観ている側の感情を総動員させるような脚本・演出・演技で、ひと時も目が離せない映画。格差社会が描かれていいて、笑い、ハラハラし、怒り、悲しみ、そして虚無感すらも感じた。

個人的には、ブラックユーモアの
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I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

3.8

The National × Mike Mills

1人の女性の人生を26分で描いたショートムービー。

人が歳を重ねていることを実感するのは、体の変化とかそういうものもあるけれど、多くは周りの変化
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スター誕生(2017年製作の映画)

3.8

ボレロの音楽で始まるだけで、ワクワク。
そして、ドロテ・ジルベール!

女性バレリーナにとっての一番大きな悩みと思われるキャリアと結婚・出産の問題 (いや、世の多くの女性が考えたり悩んだりする問題)。
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バレンティナ(2014年製作の映画)

3.3

何かのCMみたいな作品。

パグはずるい笑
人間って素直じゃない、動物は素直。
でも、こんな復縁でいいのか?

デビッドの失恋ツアー(2012年製作の映画)

3.7

旅は予想していない出来事の方がよく覚えてる。

この手(恋愛)の話になると、イタリア語が不慣れだという人まで気持ちが伝わっているのが面白い。みんな、人の恋愛話を聞くのが好きなのですね。

こんなツアー
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愛は盲目(2015年製作の映画)

3.8

たった6分に詰め込まれた、ブラックユーモアたっぷりの作品。オチまで完璧。

声では届かない距離でも手話で会話ができるロマンチックなシーンはいくつか見たことあるけど、まさかのデュアル会話。

ボガビラのバス(2016年製作の映画)

3.6

みんなの日常や甘酸っぱい想いを乗せて走るほのぼのしたバスの話。ある時は霊柩車にもなったらしい。

毎日同じバスに乗って通学してた頃もあったけど、こんなにほのぼのな想いは一度もしたことない。

そういえ
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おねえちゃん(2017年製作の映画)

3.6

誰しも、新しい環境に飛び込むというのは、大変なこと。

移民にとって、新しい環境へガッツリ最初に飛び込むのは、学校に通う子供ということも多いだろう。特に長男や長女は、妹弟、言葉の出来ない母まで背負うこ
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サイレントチャイルド(2017年製作の映画)

3.7

聴覚障害をもつ少女リビーの置かれた環境の問題について、とにかく直球なメッセージを詰め込んだ20分の短編映画。

リビーが昔は少し声が聞こえていたというが、聞こえなくなってしまったのは、聞きたくなくなっ
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ホーム・アローン3(1997年製作の映画)

3.6

ホーム・アローンはマコーレー・カルキンじゃなきゃ、と思っていたけど、泥棒騒動とは違ったスパイっぽい展開で、仕掛けが楽しく意外と面白かった。

年末に1、2を見たのは、3しか見たことないという甥っ子たち
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シャレード(1963年製作の映画)

3.6

冒頭のスキー場でのスタイルや、レオパード柄の逆さまなどんぐりみたいな帽子を始めとしたヘッドアクセサリーも含め、ジバンシィーによるファッションが最高に可愛いい(オードリーのスタイルでは一番好きかも)。>>続きを読む

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.6

1に続いて、大晦日に家族でホームアローン。第二次クリスマス大戦開始!

ニューヨークを舞台にしてたのかー、と久々の鑑賞で思い出す。

ツインタワーが出てきたり、プラザ・ホテルにトランプがいたりと、子供
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.6

クリスマスの定番!
なのに、何故か大晦日に観ることに笑

毎回同じ場面で、痛そう〜と目を瞑ってしまう。でも、ケヴィン頭いい。爽快。

甥っ子たちもゲラゲラ笑ってて、面白さは不変なんだな、と再確認。
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.5

今年、ついに一般客の予約が取れなくなったため、ミシュランの対象外となった『すきやばし次郎』。

おしぼりは、熱いまま手で絞って出す。それがまずできるようにならなきゃならない。そんな、一つ一つのことを積
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.2

ふーん、え?えぇ?…。
(これ以上の語彙力持ち合わせていない…)

アメリカの法廷もの見てると、真実なんて求めてないな、とつくづく感じる。捜査機関がザルなのかな?偽証とか大した問題じゃないのか?
そう
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

始まった瞬間から胡散臭くて、イメージしてたものと全然違ってびっくり。

それぞれの立場の視点からみた事件をインタビュー形式(風)を織り交ぜた手法で描くことで、そのちぐはぐ感がよく描かれ、客観的事実があ
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.0

『The ■(←黒塗りというか赤塗り?) Report』というタイトルのグラフィック。
事実を隠させないぞという意気込みがシンプルに現れていてカッコ良い。

9.11 後の CIA によるテロに関
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

空港の到着出口に行きたくなる。確かにあそこは、いろんな笑顔に溢れてる場所かも。(日本じゃ無理かな?笑)

All I Want for Christmas is Youを聞くと、これを思い出すというT
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.8

親の代での遺恨が子の代へ連鎖した”宿命”の末に何があるのか。(宿命という邦題に、頭が引っ張られる笑)

愛情と犯罪の奇妙な組み合わせ、銃・ドラッグ、黒人差別意識や社会階級など、何だか悶々とするのだけど
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

温かく楽しい家族や学校の先生に囲まれる環境は、子供にとってどんなに心強いかと思わせられる。そして、友達ができることの喜びが自分のことのように嬉しくなる。

人はみんないろんな悩みを抱えてる。もちろん、
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イン・ヴォーグ:ザ・エディターズ・アイ/VOGUE ファッション誌、モードへの昇華(2012年製作の映画)

3.7

1892年に創刊したファッション誌VOGUEの120周年記念特集号に合わせた、歴代編集者についてのドキュメンタリー。

ファッションは時代や文化を表しているというのは、ずいぶん聴き慣れたことだけど、タ
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ミックス。(2017年製作の映画)

2.0

今年、なぜか卓球の国際大会をしょっちゅうyoutubeでみていて、卓球にハマってるので、卓球の映画といえば『ピンポン』だな!と思ってみようと思ったけど、混合ダブルス面白い&日本のトップ選手が出てるらし>>続きを読む

ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.6

人それぞれの記憶というのは、基本的にその人の主観で構成されるし、都合よく編集されているもの。忘れられない記憶とは違って、何かのきっかけで思い出す記憶は、そういうものなのかもしれないなと思わされる。
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.3

海外ドラマの長〜いシーズンものを見るのはちょっとな、みたいな方には楽しめるリーガルドラマ系映画。

それにしても、司法取引をアメリカのドラマでよく見るけど、無実を証明する材料がないから、無実でも検察の
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.3

ジェイク・ギレンホールの演技に涙…したものの、そもそも、主人公やその家族、友達が強烈すぎて途中までしんどい…。テロに屈するな、という言葉が嫌になる。

でも、人ってそう簡単に変わらないし、家族や仲間の
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女は女である(1961年製作の映画)

4.8

かわいいくて、面白くて、お洒落。フランスのトリコロールが印象的に使われた画や、こんなふうに音楽使っていいんだ、とびっくりするし(始めはストリーミングがおかしいのかと思った笑)、ベルモンドの目線は飛んで>>続きを読む