Kantaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

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90年代特有の空気感と随所に見られる独特のダサさ、香港映画に見られるパステル調の色彩がノスタルジーを誘う。映画には正確にでは無いにせよ当時の街や人の雰囲気を伝える役割があるということを再認識した。歴史>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

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これは凄い。何かコメントするのもナンセンスな程です。ですが覚えておく為に概要だけ。
音響、音楽、構図、カメラワーク、光の入れ方、色味どれを取っても一級。(ちょっと狙いすぎてる箇所もあったけど。)序盤か
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エリア51(2015年製作の映画)

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モキュメンタリー。POV。突っ込みどころ満載。基本的に走ってる。知識は得られない。

グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

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分かりやすい。史実に基づいているかは不明。特に啓発はしてこない。戦争は両側面ありよく勉強しないと分からないので少しずつでもすべきですね。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

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テンポ、緊張感、構成などなどどれをとってもかなりいい。登場人物も魅力的だしこりゃ面白い。

火花(2017年製作の映画)

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原作を読んだので見てみましたが完全にエンタメ化されてましたね。演技もクサくハマらなかった。小説には小説にしか出せない空気感みたいなものがありますからね。
板尾創路はワイドに開けた時の構図がストレートで
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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耽美的。ドランを彷彿とさせる。後半数十分が素晴らしい。カメラワーク、構図、色、ライティング。とても素敵です。音楽もファッションもいい感じ。あ、あと車も。狂ってると多くの人は言うだろうけどとても自分に素>>続きを読む

俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

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人それぞれ色んな考え方があるだろう。戦争を知らない僕達は本や映画、ドキュメンタリーから何かを感じ考えるしかない。死ぬと分かってて散っていく彼らとそれを見送るしかない人達の気持ちを思うと言葉が出ない。戦>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

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なぜかこんなものを見てしまった。
爆発力はないけど安定感がある。

GO(2001年製作の映画)

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この問題はいつになっても無くならないんだろ。偏見は無いとか受け入れてるとか偉そうなこと言っても本当に何の罪悪感もなくそう言えるのか。

いい言葉がたくさんあります。きっといつ見ても自問出来る映画だろう
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野火(2014年製作の映画)

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本を読んだ方がいいのではないかと思います。戦争の実情とか美術に関してリアルと言われれば確かにリアルだろうし、伝えたいことは分かるけど演出?構成?表現?色んな側面で安っぽいしF値が高いせいでどうしても入>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

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タランティーノほとんど見たことないけどこんな感じなのね。

誰も知らない(2004年製作の映画)

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数年ぶりに熱が出て動けなかったので見た。
これは凄い。本来子供が持つ感情とこの生活で嫌でも生まれる感情との変化や微妙な気持ちの揺れがとても丁寧でリアル。単なる同情みたいなものを求めない強い優しさがある
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万引き家族(2018年製作の映画)

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今は何でも共感を求める時代だけど僕のことも僕達のこともほんとに大切なことは他の誰にも分かってなんか欲しくない。だって僕らはどれだけ離れていても繋がっていることを知っているから。
綺麗な愛では無かったけ
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

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難しい。さすがにもう少し説明して頂きたい。ボッティチェリの影響が感じられる。色調は緑が強めで好みではある。象徴的に使われる赤も構図も確かにいいし綺麗だとは思う。音響は中でもかなり良いと思う。でもどうし>>続きを読む

オマールの壁(2013年製作の映画)

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映画を観るのが凄い久しぶりだったのとこの地域の事を勉強せずにきてしまったのでこの映画を語るリテラシーが全然足りない。

Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN(2019年製作の映画)

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映像のクオリティとかメンバーの無知さ(僕は知識的に知っているだけで彼らの方がたぶんというか圧倒的に体で分かっている。)とか色々気になってしまってちょっと期待し過ぎてたのもあって冷めた感じで見てたんだけ>>続きを読む

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

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所用で実家に帰って来てて夜は作業出来なかったので久々に映画をみる。ちょっと話題になってたので期待してたんだけど全然ダメだったね。まず映像が決定的に良くない。絵的にはよくある海外ドラマでカメラワークはゲ>>続きを読む

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

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思ったより考えさせられる。僕達が今生きてる世界と映画の中の世界が頭の中で混ざり合って世界軸がズレる。
今までの概念が揺らぐ感じがある。所々で演出というか登場人物の行動に違和感があってそれがこの映画には
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ハミングバード(2013年製作の映画)

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あのステイサムが弱っていたり髪があったり貴重なショットもある単なるアクションではない映画。いつもみたいに用意周到完璧エージェントではない。家族とかイザベルとかの関係をもう少し見たかったなという感じ。な>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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色々上手くいかなかったり噛み合わなかったり気持ちばかりで何も出来てなかったりダルい感じありのままって感じ。走りながら街を踊るシーンは素敵だった。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

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はじめの音楽から名作を期待させる。冒頭のノルマンディー上陸は圧巻の一言。ここだけでも見る価値がある。手がちぎれたり肉が飛んだりめちゃくちゃリアルだったし何よりカメラワークが素晴らしい。手ブレの感じ、土>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

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こういう映画って意外とできそうで出来ない。テンポがいいし何より言葉のチョイスが素晴らしい。27分とは思えない厚み。


言葉にできないならしなくていい。大人になっても結局なにも変わらない。閉塞感とかダ
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雨にゆれる女(2015年製作の映画)

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全然ダメ。ストーリーもありきたりだし過去の掘り下げも浅いし構図も演出も全然よくないし笑ってしまう。黒も美しくないしなにもかも中途半端で伏線とかも雑に扱いすぎ。この雰囲気の映画でセリフに刺さるものがない>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

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最近流行りのMV風映画。普通に構図もいいしたまにめっちゃいいカットあるし色味もベルリンぽくていい感じなのに定期的に入るネオン感がもったいない。そのままやればよかったのに。
ストーリーは普通。特に感想は
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

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なんだこれ、よくわかんねぇけどめちゃくちゃいいじゃないか。最近こういう感じの映画ばかりだけど気だるい感じとか絶妙にすれ違う感じとか多くは語らない感じがリアルで素晴らしくて他のとは違う何かがこの映画には>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

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完全にやってしまったな。エンターテイメント要素を盛り込みすぎて肝心の童心に帰れる恐竜のワクワク感がまるでない。シリーズファン向けを狙ったであろう演出も狙った感がバレバレで逆に冷める。その他も最近の社会>>続きを読む

マシニスト(2004年製作の映画)

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ご飯を食べながら何回も分けて見てしまった。
こんなのホラーって言っといてほしい。ベイルの役作りも視点も街の撮り方もホラーのそれ。なかなか全貌がよく分からなくてどうなるのって感じでずっと気になって最後に
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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レイトで観てきた。なぜかこのタイミングで。映画自体久々だったしさらに邦画とかはめちゃくちゃ久しぶりだった。
身近にここまでじゃなくてもこんな感じに近い人はいっぱいいるし写真やってたりエディトリアルやっ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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豪華メンバーを擁し江戸期のキリシタンについて描いたものだが歴史認識に関しては色んな見方があるので一概に本作を信じてはいけない。勉強するいいきっかけになるかも知れない。

が、しかしさすがマーティンスコ
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

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なかなかに難しい。細部までこだわりが感じられるが途中で若干中だるみしてしまった。独特の世界観で人生の分岐点やその選択について考えさせられる。んーよくわかんねぇ

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

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静かに美しい。扱ってるテーマがアレだけど映像はめっちゃ綺麗だし(このテーマで綺麗じゃなかったら最悪だけど)構図もシンプルで丁寧。色味は少し過剰な部分もあるけどかなり好みの感じだし意外と核心をついている>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

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絵は全体的に暗めで赤が印象的に使われている。トーンとか音楽とかストーリーもだけどシリアスな感じだけど所々コメディ要素が入っててそのバランスがいい。内容もコンパクトだけど深みがあって面白い。カメラワーク>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

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ダニーがカッコいい。
個人的にはどういう環境で生活するとこんなに思想を信じ込めるのか分からないけど無視できない問題がある。
僕はそもそも日常的なことであっても何かを信じきることがほとんどないからみんな
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