Masataroさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

そう言えば2019年のお話だったと、ふと思い出して鑑賞。

初鑑賞の年齢は中学生だったせいもあり、当時の感想は今一つ…

1番驚いたのは2020年東京オリンピックがズバリなところ笑

事前知識で知って
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シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.5

なんて言うか…
こう言うのを「センス」って言うんでしょうね…

カメラワークも一点を描写するパターンが多いけど、しっかりと情報を伝えつつ、視聴者にイメージを想像させる所とかすごいと思う。

映像を見せ
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.8

まだルパンのキャラ模索中感が漂う今作品。

次作のカリオストロが良い意味で取り沙汰される事が多いが、今作も意欲作という意味では評価されるべき作品だと思う。

作品によってルパンの性格やキャラが違うのも
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スクリーム3(2000年製作の映画)

3.4

前作まで同様、テンポの良さで魅せる作品なのは変わらず良い感じです。

前作までの違いは「絶対犯人分からないようにしたろ」とちょっと頑張りすぎちゃったかな…

他作品と比較してちょっとムリ感が強かったで
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悪魔の棲む家 REBORN(2018年製作の映画)

1.5

この映画、なぜ作ったのだろうか?

存在意義が理解できない作品です。

あらゆる視点で「鑑賞は時間のムダ」と言い切れる稀有な作品です。

ホラー映画なので1回くらい怖がらせてください…

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

2.4

これは好みがはっきりと分かれる映画でしょう…

トムクルーズが大好きで堪らない人とかコメディタッチが全てを許せるような人は良いかもですが、自分には恐ろしく合いませんでした。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

2.4

名作にツバ吐くようで申し訳ないのですが、全く面白くなく… 共感できず… で最後まで見るのも大変だったのですが…

子供から思春期に移り変わる時にこういうのが当事者にしかわからない面白くて大切な時間だと
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ファインド・アウト(2012年製作の映画)

2.7

最後の最後までジルを信じることができなかった自分は、最後まで感情移入出来ずストーリーに没頭できなかった…

全部ジルさんの妄想で終わってしまうのではと疑惑の目でずっと見てました。

ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.1

ゾンビがどう進化しようが、結局最も怖いのは人間という一貫したテーマが継続された作品です。

ゾンビが幾ばくか進化するのは良いのだが、イマイチそれが作品の要として反映されていないのが少し残念。

ゾンビ
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スクリーム2(1997年製作の映画)

3.6

サスペンスと思って真面目に見てると色々と思うところはあるが、純粋にドキドキしながら観れる。

サクッと刺して血がドバドバと単純明快でありながら、犯人誰?って思わせ続けてるのが上手い。

何よりもテンポ
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.7

彼の行動的にはあり得ないストーリー展開と言えばそうなのだが、不思議とホノボノと見させてくれる作品。彼女の雰囲気と病状の特異性、誠実な彼のアプローチがそうさせるのだと思う。

加えてハワイ好きなら更に見
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.8

昔のカンフー映画と比較すると一見地味に見えるかもだが、地味に見えて基本に忠実っぽく見える拳法が、実は最も強い事を私は知っている。

物語途中までは防御中心とチンピラ相手のいなす感じのカンフーだが、終盤
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.9

“走るゾンビ”というゾンビの既成概念をぶち壊した意欲作。

“モールに立て籠もる”や“正義感ぶった主人公”と言ったお約束は厳守するという、古き良きゾンビを守りつつ新しいゾンビをバランス良く取り入れた秀
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

着目した時代は良いと思いました。幕末から明治維新、第二次世界大戦前後は多くの物語として陽の目を浴びていますが、この時代は日本が列強の仲間入りをする重要な時代であるにも関わらず作品化されている物は非常に>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

3.7

サクッと観れる映画。

何よりもテンポが良いのと、小さな驚きと笑いが散りばめられているので飽きなく観れる。

若々しい感じのキャストや喋り方も話の雰囲気に合っている。

ありがちなホラーのパターンを少
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悪霊館(2018年製作の映画)

2.3

作りが全体的にちゃっちいです…

ストーリーはよくある悪魔に取り憑かれた系ですが、ストーリー・描写・音・演技と言ったあらゆる点で他作品と比較して少し劣る感じです。

色んな作品をちょっとずつ詰め込んだ
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パラノーマル・アクティビティ2(2010年製作の映画)

3.2

定点カメラの描写が良い味を出していました。そして、防犯カメラ程度の画質もその味を引き立たせていたように思います。

ラストまで悪霊?の具体的な描写を見せなかったのが逆に良かったですね。

あのお父さん
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.5

色んな物が渦巻いてミステリーを作り上げている感じです。そして、結果的にミステリーの分類ではないような気がします。

ヒューマンドラマや組織との確執・闘争と言った方が正しい表現のように思います。

キャ
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.4

後編を見ないと書けない部分もあるんでしょうが、現時点で分かっていることは佐藤浩市の演技力の高さです。組織の中での葛藤や憤りをしっかりと演じきっています。

「1ヶ月で慣れる、2ヶ月で染まる」自分的にこ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.2

時代を考えると着眼点は凄まじく素晴らしいと思う。

現代においても将来への懸念のレベルでしかないAIの自立と暴走を、この時代に持ててしまう監督の先見性と発想力に脱帽です。

そして映像と音楽のセンスも
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.7

ちゃんと日本風の武士から明治にかけての時代描写ができているのが驚きでした。

多くの外国人がイメージする武士の時代は中国をはじめとするアジアとゴッチャになっている事が多い中で、それだけでも好感触と言っ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

熱い愛のストーリー展開を勘違いしてました…
しかも、冒頭から重い話にスライドするとも思ってなかったので、視聴しながら軌道修正が大変でした。

家族愛に溢れるお母さんが死に直面して自分の事を顧みずに、よ
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テリファイド(2017年製作の映画)

3.1

音を頑張っている映画は大好きです。

特にホラー作品に重要な位置付けの音を頑張っている本作品。

センスはあるが映画づくりに不慣れな集団が作成したような雰囲気が漂う。

結局、何がどうなってこうなった
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あん(2015年製作の映画)

4.4

ほのぼの人情映画と思って見てたら、中盤から厳しいお話が始まります。

餡がテーマの作品だが、今作品は樹木希林ありきの作品だと思う。美味しい餡をつくる為には見えない所で莫大な労力が必要だと言う事と、演者
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コード60 老女連続殺人事件(2011年製作の映画)

3.3

特にドンデン返しや大いなる伏線の回収もないですが、十分作品としては成立しているように思います。

リアリティをどれだけ視点の中心に置くかで映画に対する評価は大きく分かれると思いますが、今作はその視点で
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フッテージ(2012年製作の映画)

2.9

途中までとても良かったのに…
フィルムの雰囲気や古い画像の画素の粗さが恐怖感を煽ってとても良かったのに…

子供達が具体的に出てきた位からちょっと「ん?」という感じでした。

ラストも想定範囲内で色々
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

2.9

雰囲気が良い。雪と灰色の風景は殺人やサスペンスにぴったり。

惜しいのはテンポの悪さと伏線が強いようでいて実はそうでもない所。

そして、この終わり方なのであればあの女性は刑事と言う設定はいらなかった
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エクストーション 家族の値段(2016年製作の映画)

3.2

若干の自業自得感がある親父。
そして後半はただのワガママ親父に成り下がる。

そんなに大事な旅行なら事前に予約しとけよ〜
ムシのいい事ばっか言ってんじゃねぇよ〜
なんて思っちゃう。

結局自己正当化し
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.6

冒頭から「なぜ?」が渦巻く。

ストーリーが進んでも「なぜ?」と「ん?」が増えていく。

思春期のまずまず理解できる部分と、前述の部分とでストーリーは理解できても納得感は薄く、それ故に単純に面白くない
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.5

前作の続きではなく、まさに序章のストーリー展開です。

作品のパターンみたいな物が出来上がって若干マンネリの雰囲気はあるものの見せ方や音の強弱で飽きさせないよううまく作っています。

前作では少し疑問
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.5

序盤の伏線と言うか流れが少々退屈。

中盤から少し面白くなるかと思いきや、突然の大量殺戮。しかも完全にバレバレの状態。

犯人の動機や至った過程も不明瞭でよくわからないまま終わってしまった。

内容的
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

B級映画の傑作笑

アメリカ版ズッコケ3人組のゾンビ編。

ツッコミどころは当たり前のように多く出てくるし、下ネタ頼みでもある。でもそこが良い感じです。

ババァゾンビの回し蹴りが笑
尻が笑、ジジィの
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インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.0

前作と話が繋がってきたのでそこは良い。

しかしながら、場面やシチュエーションが変わりすぎて恐怖の演出に没頭できない。恐怖の表現自体は前作より進化して多いように思うが前述の理由でせっかくの恐怖が薄れて
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.7

大好物の家が呪われてます系のホラー作品。

オープニングの黒と赤の画像だけでワクワクする。黒と赤の組み合わせは個人的に最強だと思う。

前半から中盤は良い感じ。しかしながら、後半以降がちょっと描写の雰
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.9

リアリティの塊のような作品です。

作品全体の艶のない描写が幕末の下級武士の苦しい生活感を醸し出しています。反面、演者は艶のある演技で作品の中で対を成すことでより一層作品に深みを加えています。

最後
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.6

歴史の結果として、目に見える形で戦争にならなかったから冷戦と現代では言うが、当時は一触即発の激しい緊張状態であったに違いない。

その環境の中でドノヴァンさんがこの仕事を引き受けて、様々な代償を払いな
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