Masataroさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.0

冒頭からずっと続くジメッとした雰囲気。これだけでジワっとした嫌悪感を感じる。

寂れた団地、古風な雰囲気、ポスターの字の書体、日本人的な主観ですが良い雰囲気ですね。

音が激しく出るわけでもなく、水と
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モテキ(2011年製作の映画)

3.1

最初見始めたときは正直「うぇー…」と思って見るのやめようかなぁと思って一旦停止したのですが、皆さんの評価がやっぱり高い&新しい切り口みたいな評価が多数だったので、力を振り絞って再度再生ボタンをオン。>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

2.3

リアリティを出そうとした演出なのかも知れませんが、全体の流れとして不要な感じがするエピソードが多すぎかなぁ。その辺は好みだとは思いますが…

ラブホを中心に据えるのであれば、もっと無機質にラブホの店員
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.2

ジャニーズ枠、アイドル枠と言ったリアリティの欠如しかないキャスティングと一線を画す作品です。

安藤サクラは初見ですが、なるほど皆さんが褒めちぎってる理由がよく分かりました。

純粋に役に対する取組み
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7Wish セブン・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

ジョーイキング 好きでなければ、最後までの鑑賞は厳しいかも…(自分的にはボチボチ掘り出し物でしたが)

冒頭から中盤まではポテンシャルを感じさせたが、中盤以降がウーーーム……

結果としてホラーとし
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.6

発想も素晴らしく脚本も素晴らしい。何よりもゴールドブラムの演技が秀逸。そして主演にゴールドブラムを決定した偉い人に賛辞を送りたい。

本人の「やったぜ」から「後悔…」までの推移がコンパクトかつ効果的に
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.4

公開当時なぜか鑑賞せず、その後もなぜかレンタルで観ることもなく… アマゾンプライムでの鑑賞です。

箱型のモニター、Windows95ベースのデザイン、タバコスパスパ。これだけで時代を感じられま
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.7

ブレアウィッチの都会バージョン。(視聴酔いは覚悟すべし……)

所々描写される過去の日常の記録が良いアクセントとなっている。と同時に主人公の戻りたい日常の描写になっており、さらには救出に向かうモチベー
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

2.4

いくらなんでも設定が希薄すぎ&御都合主義すぎて、映画の体を成していない。

第1作は良かったのに、作れば作るほど作品のレベルが悪化している。

あの方は死なす必要あります???

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

どうせ、くだらないB級映画。
と思いながら鑑賞してましたが、面白いじゃないですか!!

不幸な事故?を紡ぎ合わせてアクションホラー?に仕立て上げた感じです。

節々にくだらないと思わせながらも、しっか
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エイリアン3(1992年製作の映画)

2.7

全体的に肩透かし的な映画。

前作が最高に面白かったので仕方ないのか?
イヤイヤ、素直にその前作の流れに乗れば良かったのではないのか??

カメラワークも好みではなく、エイリアンの恐怖感がイマイチ伝わ
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ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

2.4

何かしがらみや大人の事情でもあったのでしょうか?と、色々妄想してしまうくらいに前作までのテンポ良い展開が鳴りを潜めてしまっています。

軽快なトークとあの3人がいないとシリーズとして楽しめない…

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エイリアン(1979年製作の映画)

4.2

随所に古さを感じる??イヤイヤ、1979年(昭和54年)作という事実を噛み締めて鑑賞下さい。SFの教科書の様な作品ですよ。

エイリアンのナンバリングの中では2が一番好きで、次作がこちらの作品です。
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

4.3

子供が程よく夢と恐怖を感じるストーリー展開が秀逸。

冒頭からのび太の悩みと突如として現れる石像が後半への伏線の良い布石となっていて、魔法に関するストーリー展開の中で何が??という謎に満ち溢れた雰囲気
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映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝(2008年製作の映画)

2.2

漫画原作のシンプルなストーリーの中で効果的に凝縮された環境破壊へのメッセージ。本作はその良さを完全に打ち消してしまいました…

無理矢理尺を伸ばして映画にした。その過程で不要なモノをたくさん詰め込んだ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

1.7

2018年に鑑賞した映画の中で最もツマラナカッタです………

子供が異世界のモノに惹かれて云々…
トトロの現代版&劣化版に見えてしまってしまい…

表現も回りくどいように感じる部分が多々ありで、見
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

2.8

ちょっと監督の自己満足的な演出や描写がチラホラ垣間見えるのがちょっとウーーーンって感じでした。

人種格差に少し宗教感を交えたストーリーですが、古き良きアメリカ?でも少しん??と思うシーンがあって、映
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

君の名はちっくなSF作品に感じたのは私だけでしょうか??
全体の作風や絵のタッチ、挿入歌の使い方。

ストーリー自体はSF的な雰囲気に少し純愛を混ぜた男2女1の組み合わせの王道パターンです。

良かれ
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U・ボート(1981年製作の映画)

3.5

鑑賞したのはAmazonプライムのディレクターズカット版です。

一生懸命作ってるのはすごく伺えるのですが、話が長過ぎて晩酌3回に分けての鑑賞でした。

リアリティは満点だと思います。アイドルっぽいイ
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シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

2.2

アニメなのか?と思うようなレベルのCGを駆使して作成された映画です。

途中までは、「これ13日の金曜日だよ」って言われても全く気付かないストーリー展開。

晩酌しながらホロ酔い状態でなんとかラストま
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

4.3

思い出補正込みで、ドラえもん映画最高作品です。

色々と映画を意識した表現で笑いを散りばめつつ、しっかりと教育視点を残しつつ、スケールの大きな脚本をうまくまとめていると思います。

映画では全員がほん
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

4.2

よく練り込まれたストーリー。話に引き込ませつつ子供の教育視点をしっかりと保持したまま、アニメの面白さも両立させている。

上記はドラえもんの映画シリーズの共通テーマと思うが、本作品が最も秀逸のように思
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肉体の門(1988年製作の映画)

3.6

エロ描写に頼った作品だと思ってたが、良い意味で勘違いでした。

戦後を逞しくカッコよく生き抜く女性達のたくましさがリアルに描写されていました。

ビリギャル(2015年製作の映画)

2.5

映画としての評価はこんなもんじゃないでしょうか??

ストーリーに大きな起伏やドンデン返しもなく、タイトル通りの流れ。

個人的には塾講師の演技というか、言ってることがちょっとしつこさを感じたのと、母
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.4

一言で言うと「郷に入りては郷に従え」をずっと問いかけ続けられる作品です。

日本では考えられない常識やルールがあって、その環境下で成果を出す為には??

主人公の葛藤や納得感みたいな物にウンウンと思え
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.9

子供の頃観た映画の中で、ちゃんと内容を理解できて面白いと思った映画の2本のうちの1本です。(ちなみにもう一つはゴーストバスターズです)

今観ても、しっかりとワクワクできる。テンポの良さと適度な尺はア
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.6

皆さんの評価が高かったので、少し期待して見たのですが…

脈絡のないシーンや表現が多くて、ちょっと拍子抜けでした。

ジワっとくるシーンもあったのですが、上記のシーンや表現が邪魔をして… もう少
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.8

普段邦画はあまり見ません。
この作品に関しては、原作にて読了済です。特に終盤からなんだかなぁと思いながら、最後の方は義務的に読了した人です。

そんな原作をどう表現してどう終わらせるのかが最大の興味で
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

脚本の切り口に細々とケチを付けたり、ストーリーの流れに違和感を感じるか?

純粋にヒューマンドラマとして鑑賞できるか?

映画の評価は自身がどっちに振れるかで大きく変わるように思いました。
残念ながら
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.6

悪魔がしっかりとコミュニケーションし過ぎな感はありますが、やはり名作と呼ばれたパイオニア的な作品はグッとくるものがありますね。

デジタルリマスターされたとは言え少し画像に粗さはありますが、シャイニン
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

ストーリーはインパクトもなく、スルスルっと流れて行く感じですが、「鑑賞後は不思議と心地よさを感じる」そんなストーリーです。

あらゆる階層にもそれなりの悩みがあって、色々と苦労があるんですね。確かにあ
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マルサの女2(1988年製作の映画)

4.6

前作同様面白い。

面白さはキャスティングに尽きる!

ジャニーズ使ったりアイドル使ったりせずに、脚本を忠実に再現できる役者をまさに適材適所。

しかしながら、ラストが不満でした。フワッとした終わり方
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南極料理人(2009年製作の映画)

2.5

完全に着眼点で勝負してる映画です。

しかしながら、いかんせん盛り上がりやストーリーの起伏に欠けていて… 最後まで見るのが辛かったです。

終始映画っぽくない展開で、ほんわかや微笑む感じの雰囲気
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大脱出(2013年製作の映画)

3.5

スコフィールドの知的な脱獄とは違う。

イヤ、知的な事を喋ってるのだが、スタローンだと知的には聞こえない笑 しかも相方がシュワルツェネッガー笑笑

スルスルっと楽しめてる映画と展開。伏線に気を使った
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

2.0

貞子が普通の可愛い子になってしまっている…

過去作の貞子と違いすぎるしで、もう何がなんだか…

商業的ニーズだけで無理矢理作った感が、作品のそこら中からして、ホラーを感じる雰囲気ではなかった残念な作
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らせん(1998年製作の映画)

2.9

前作の呪い・ホラーのテイストから医療系ホラー?にスライドした感じでした。

呪いの存在がしっかりと具現化されて意志表示されるとなんだかなぁ?という感じですw

ラスト10分のやり取りに疑問あり。まるで
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