Masataroさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

イコライザー2(2018年製作の映画)

4.2

大抵、前作を超えることはない続編…
しかしながら今作は前作越えを果たした作品です。

前作以上にカッコいいマッコールさん。デンゼルワシントンの演技力がそれを引き立たせています。

今作は前作のように必
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

松岡茉優、ちょいイカレを演じさせるとこの人の右に出る人はいないと思わせる作品です。

松岡茉優を初めて見たのは真田丸でしたが、真田丸でも少し気難しい役どころを演じていました。

この作品のストーリーや
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

色濃い出演者がリアリティ溢れる暴力を演じている。

一番分からなかったのは、山田孝之演じる記者の価値観というか正義。それを補完しているのが仕事への取り組み、家庭内での奥さんとのコミュニケーションと母の
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

一般市民視点で感じた戦争を一貫して表現している点は今までの戦争作品と一線を画しているように思いました。

個人的にはフワッとした描写も相まって全体的にフワッと見え、イマイチ高評価ポイントや作品の良さが
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トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

2.3

世にも奇妙な…の映画版。

不気味さはチラホラ感じるが怖くはない。
そして面白くもない。

何かをしながら傍で流し見するくらいなら可ですが、真剣に見るような感じではありません。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

作品の質の云々以前に水と食料、文明のありがたみが染み入る作品。

災害にあった直後から復旧するまではこれに近い感じなのであろう…

サバイバル感とリアリティはイマイチの感もあるが、作品の規模を考えると
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.4

評判や評価程とは感じなかった。
もちろん、良作であることは間違いないが少し長過ぎてテンポ悪の方が強く感じてしまったかな。

現在に至るまでの回想の語りの描写は非常に良かったと思う。何回か聴き人が変わっ
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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.5

その後①とその後②がほぼ同時進行の作品です。

演者の変化具合が中々にリアリティが高くて感心します。

外でのエリートは中でもエリート?になった。

日常にあるキッカケからの変化とその変化を受け入れる
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.0

ラスト15分がなぁ…

もっと狂気の様相や行動を期待していたので、ストーリーの展開も含めて消化不良。

あそこで家から出れてしまうのはちょっと…

リグレッション(2015年製作の映画)

2.8

キャストの無駄遣いを感じてしまう作品ですね。

サスペンスとしてもホラーとしても中途半端で特に怖さも脚本の奥深さを感じることもなく、淡々とストーリーは進んでいく。

予告編からのエマワトソンという事で
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.2

東野作品で作品毎に比率は違うものの、ほぼ重要なファクターとして位置付けられる「家族の絆」。今作は比率100%で展開されています。

脳死やそもそもの死に対する考え方や、子供がいるかいないか?
と言った
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ザ・タウン(2010年製作の映画)

3.1

真の悪人ではない人の葛藤が女優との絡みと相まって良かったです。

強盗のやり方やその背景は良かったですが、タイトルにもなっているシナリオはちょっとご都合過ぎて入ってこなかったかなぁ

ラストはほぼほぼ
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アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物(2016年製作の映画)

2.5

イラク映画?は初です。

文化や宗教の背景が把握できていないと、真の意味での理解は厳しいなぁ…

イスラムに限らずキリスト教系のホラーも同じ事が言えるのだが、その辺は歴史や身近度がイスラム系よりは高い
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.8

霊的な存在の影響による「音禁止」とばかり思っていたので、少し拍子抜け…笑

面白くなくもないし、着眼点も良いと思うのですが、イマイチ入り込めない。

自分の責任ですが、作品への当初の思い込みが評価を下
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.0

田舎の宿でこの伏線の展開と回収は、意外で素晴らしいの一言です。

湯川教授の立ち位置が出しゃばりすぎることなく、言うなれば化学者としての解説者のような立ち位置も良かったです。

美しい海が殺人や利権の
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アメリカン・ソルジャー(2017年製作の映画)

3.3

戦争映画の作品としてはいたって普通レベルの作品だと思いますが、戦争は経験した者にしか分からない様々な負荷があるのであろうと思わせてくれる作品です。

戦争と一括りで表現することが当たり前ですが、戦争の
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

2.7

見入る程は決して面白くない。

しかしながら、画像の古さも相まって薄ら寒い不気味な感じが終始続く。

ちょっとラスト近辺がさすがにちゃっちいかなぁ

彼が良い人だとは思わなかった。良い人だとしても、あ
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.6

麒麟像でここまで話を広げられるのがスゴイ!

そして東野作品ならではの家族愛や絆が根底にある良作です。

お父さんの思いが叶わずに、見ていてこっちまで無念に感じてくる。

阿部寛の声が渋すぎて…

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

1.6

この監督さんと相性が悪いのか…

今作も何とか見終わったと言うレベルでラストまで大変でした。

しかしながら、原作好きのせいかテラフォーマーズよりは良かったように思います。

とは言え、このスコアが限
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

最近の東野作品と比較すると謎解き部分が強く感じます。肉親や家族の要素が弱く、基本的に他人の関与が強い本作が少し新鮮な感じすらします。

本作を高いレベルに押し上げてるのは、堤真一の存在ではないでしょう
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.1

原作は未読ですが、この人は血縁関連のストーリーが本当に上手ですね。

親子や兄弟と言った濃い関係の中でのストーリー展開と心理描写が程よく適切で決してしつこくなく、でも必要な描写はしっかりとされている。
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死霊院 世界で最も呪われた事件(2017年製作の映画)

2.5

全然怖くない。そして、さして面白くもなく感じることもなかった。

ルーマニアの雰囲気は良かったのだが…

蟻があんな所に!あんなに!

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

2.5

自分の中で予告とのギャップが最大級に大きかった映画でした。

もう少し面白さや意外性があると思ってました。
ダラダラと続く誘拐犯や祖父とのコミュニケーションが要因です。大きな進展や変化もなく…

守銭
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くちびるに歌を(2015年製作の映画)

4.0

ジワジワと来る作品ですね。

見始めた冒頭は、いくら何でもあんなつっけんどんな先生いる??くらいの事しか感じずに見ていたのですが、少しずつ確実に入ってきますね。

歳をとったせいか、子供が頑張っている
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

2.6

導入から序盤は面白く、期待を抱けるストーリー展開でした。

中盤から展開が遅くなりストーリーもインパクトに欠ける状態に…

終盤の展開はまずまずだったが、全体評価を覆すレベルまでは至らず。

やはり、
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.2

悪くない。むしろ導入の雰囲気は過去作の中でもトップクラスの悪魔がいます的な雰囲気。

しかしながら、作品全体を見るとシリーズの中で最も劣る内容だと思います。

憑依した悪魔の姿を具体的に見せすぎではな
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.3

前作レビューでも書きましたが、私の持ってるイメージのホームズと違うのです。(私のイメージのホームズはジェレミー・ブレットです。古くて申し訳ないです…)

共通点は観察眼くらいでしょうか?

しかしなが
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

いい話です。

料理人がプライドの為に云々というのはよくある展開ですが、料理人のストーリーにSNSのエッセンスを加えて親子愛や友情を上手く表現しています。

子役の演技と言うか柔らかい目線が最高に良か
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.9

ストーリーは不安と不快な展開がとめどめなく続く感じです。

暴動や暴力の様子がリアルに描写されているのがこの手の作品では非常に重要なので、その点は良く出来ているように思いました。

しかしながら、映画
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.8

前作同様、自給自足と日々の生活の描写が続く。

季節のせいか前作よりも描写が寂しく見えるが、その代わりに季節の中での生活が前作よりも暖かく見える。

「寒さも大切な調味料」が自分の中でなるほどと感じい
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.8

ずっと自給自足生活のドキュメンタリー作品。

これを映画と呼んで良いのかは賛否があると思うが、美味しそうなご飯や自然美の表現が強くそれらを打ち消しています。

永遠の憧れで終わる生活。終始それが続く作
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エンドレス・フィアー(2013年製作の映画)

3.2

あっ、そういう事ですか。という作品でした。

人を変えるという事がどれだけ大変だと言う事がよく分かるお話でした。

犯罪者や異常者に対してはこれぐらいやらないとダメなんでしょうね、と再確認ができる。
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大空港2013(2013年製作の映画)

2.8

話の展開が不自然というか流石に無理があるすぎる。

竹内結子の演技力が光るが脚本の展開に少しクエスチョンがつく点が多々あり。作り込みの甘さが目立つ作品でした。

小さな地方空港の中で完結できているのは
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.5

ストーリーよりも野村萬斎ありきの作品でした。

いつの時代もリーダーシップとモチベーションは大事ですね。

やっぱり茶髪の武将はいただけないなぁ笑

バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

2.6

リッカーの扱いが…

ゲーム作品と少しギャップがあります。ゲーム好きの自分としてはそこがちょっと不満点でした。

作品自体は思ったよりはちゃんと観れる作品でした。

しかしながら、バイオハザード を名
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ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

2.8

各キャラクターが立っていないと言うか、各自の特徴を弱く描写しているように思いました。

ストーリーに組み込まざるを得ないんでしょうが、IT全開のルパンはちょっと…

ミステリー作品全般に言えることでし
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