Masataroさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.4

料理が美味しそうでストーリーが二の次になりそうでした笑

人に喜ばれる、満腹にすると言った料理の本質に対して予算や人間関係、料理の制約と言った副産物的な苦しみを受ける。

料理の世界に限った話ではなく
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

今見てもワクワクできる映画ですね。

この映画こそ現代の技術でやVRを駆使してリメイクすべき作品だと思っているのは私だけでしょうか?

子供の頃はあれがカッコよく見えたのが、細かい命令違反やマナー違反
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.5

理想的な老後。

銀行強盗がメインストーリーでお金がとても重要ではある。だけど、本当に重要なのは家族や友人という王道を絵に描いたようなストーリー。

全員80オーバーと言うのは信じられない。

個人的
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.0

グロ嫌いではないので(むしろ好き)

聖当なソウである限り見続けますが、ここ数作はさすがに脚本の無理が看過できるレベルではなくなってきているかなぁ…

出る限り見続けますと書きましたが、仮にこれで終わ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.7

トラップ
ファーゴ
トップオブザレイク

この辺の作品に通じるものがあるでしょうか?

ずっとジワジワと面白く惹かれる。そんな感じの作品でした。
惹かれる背景にはリアリティのあるネイティブアメリンの存
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

学生から社会人になるまで、イマイチな男が人生の伏線を回収するかのようにテロリストを撃退する。
人生の経験や体験は、何がどう転んでどうなるかはわからないと言うお手本のようなお話でした。

唯一、映画的な
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

時代的に未成熟な民主主義と男尊女卑の社会環境を考慮すると、非常に見応えのある内容であるし、当時の葛藤や闘いが窺えれます。

途中まではドキュメント的伏線の流れで正直眠たくなる内容でしたが、動き出してか
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.9

冒頭でポアロを紹介・説明しなければいけない描写に時代の流れと自身の年齢を感じてしまった…
「そうか、今の世代にはどんな探偵かと言う説明が必要なんだと…」

動機やどんでん返しは良いのだが、いかんせん列
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

SW見てない人は評点4.0位のアドベンチャー映画として普通に楽しめたのではないでしょうか?

SWを知った上で鑑賞するとどうしても評価はこんなものになってしまうかな…

監督と脚本の取り組む仕事の中で
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.9

いつも家族を人質に取られる気の毒なお父ちゃん。

列車内の導入部分やリストラのタイミングが、力のある組織と言う理由付けだけではちょっと無理があるかなと言う感じでしたが、他は最後まで楽しめた映画でした。
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告白(2010年製作の映画)

3.0

原作は未読です。

なんて言うか…
これを良い描写とか映像美と見るか、監督の自己満足と見るかで評価が割れそうな作品のように思いました。

自分的には余り好きな描写ではありませんでした。

中学生の思春
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.6

良くもなく悪くもない。ただひたすらにアクセントのない描写が続いていく。

突然の音や変な絶叫がないのは、ジャパニーズホラー?と言う視点では理解できるし好感が持てるのだが、「とは言え」と言う感じです。
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

腫れ物に触るように接するのが妥当で、安易に踏み込むべきではない…

形式のコミュニケーションが中心で本音で語り合うのはやめたほうが良い…

多くの人がそう認識している障害者に対して全く遠慮なく土足で踏
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

3.4

楽しめたんですが、脳がどうたらって言う設定に必要性を感じなかったのは私だけでしょうか??

引退した元やり手のエージェントと言う設定で事足りたような… と言う視点で観てしまったせいか、なんとな
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

4.6

やっぱり戦闘シーンが多いとポイントが高めの傾向に… 男の子だからしょうがないですね笑

最後は有名なシーンを再現しながらキレイにファースト に繋がる感じ。

次作でもファースト で語られなかった細
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.8

いいとこで終わりますな笑

戦闘シーンも動きの速い箇所と遅い箇所があって、そこがメリハリ感を強めている。

旧時代のモビルスーツの設定なのに明らかに早すぎな感じもしますが、そこは致し方ないですね。新作
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

3.6

開戦に向けて政治家側と前線の兵士側とでボルテージが違っているのが面白い。

相手戦力と自国の戦力を冷静に分析している政治家側と盛り上がり一辺倒の兵士側。

真珠湾前夜の日本もこんな感じだったのでしょう
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

3.8

士官学校時代の詳細が語られファースト への繋がりを連想させる良いストーリーです。

地味な戦闘や学校時代のエピソードもテンポ良く描けています。

シャアとガルマが少し各々に振れて描き過ぎな感が…笑

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.3

政治的背景やダイクンの詳細が語られているので良いと思います。

しかしながら、戦闘シーンや盛り上がりが希薄なので、鑑賞がちょっと辛い?笑

全編を考えるとこういう章も出てくるでしょうし必要。

単体評
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

4.2

初ガンダムの世代でも十分に鑑賞に耐えられる絵柄。むしろ旧世代の自分からするとキレイすぎるくらい笑

今の世代に旧ファーストガンダムを見せたくても、ユニコーンクラスの絵じゃないと観てもくれないだろうから
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.0

リアルな強さ。

ジャックバウワーや娘思いのリーアムニーソンと違って、結構ダメージを負いながらも最後には目的を果たすタイプ。

そこにリアリティを感じるか、圧倒的な強さを欲するかが作品の評価の分かれ道
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

地味だが確実かつ冷静な強さ。デンゼルワシントンならではの描写です。

良識ある強さと悪党の強さの戦い。よくある展開だが前半の伏線が効いているのか、全体的にストーリーに深みを感じる。

前半の仕事に対す
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

1.4

あらゆる視点で酷い作品です。

出演者と製作者全員にとって黒歴史になってしまったのではないでしょうか…

原作者も気の毒です。
(原作はここまで酷くありません)

伊藤英明ってこんなでしたっけ…

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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.2

過去に何があったのか?何をしたのか?は詳細には描かれていませんが、途中までは自業自得を絵に描いたような映画です。

料理人の世界だからと言う理由付けがないと言う仮定で言わせて頂くと、最低のリーダーを絵
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天と地と(1990年製作の映画)

3.4

色々と不評なコメントも多く、そのコメントの多くは頷けるものが多い。

しかしながら、映像・音楽・スケール。ここに限って言えばこれ程の映画は他には見当たらないと思います。(邦画で…)

原作に忠実にもっ
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ポルターガイスト(2015年製作の映画)

2.6

前作のジワっとした怖さはなく、最近の映画得意の音とカメラワークの怖さも弱く…

ホラーとしては中途半端な感は否めず、ストーリーや悪霊の背景の描写も浅く、全体的にウーーンと言った感想の映画でした
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.8

セリフは大人、描写は全世代向け。この難しい表現をサラッとこなした映画です。

主人公を豚にしなくても普通に成り立つ物をあえて豚で表現する。そうする事で前述の表現が成立する。

これが豚なのが秀逸で、猫
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震える舌(1980年製作の映画)

4.3

タイトルのセンスが素晴らしい。

簡単に言うと子供が大病を発病して云々というお話ですが、その単純なストーリーを迫真の演技で名作映画に昇華させています。

トラウマ映画の称号に相応しく、私自身も子供の頃
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

2.2

設定に言及してもしょうがない作品なんですが、そういう設定のくせに少しリアリティを持たせようとこっち寄りに寄せてきたのが作品としてイマイチになっているように感じました。

リアリティを訴求できる土壌のな
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

ドイツ作というのが良い。

これを他国が作成した映画ならただのおふざけにしか見えないが、ドイツ作という事で風刺の中身にも国民目線での本気度が垣間見える。

結果としてそこのリアリティと表現のギャップが
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.2

原作は未読です。

映像や役者がしっかりと戦時と戦後を表現されていました。

民族系の誇りというかこだわり、石油を失った事での国家の損失を目の当たりにした者ならではですが、普通なら屈して幾ばくかの甘い
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

キレイな遺体から生々しい臓器がザクザク。

遺体安置所と検死官という設定が不気味さと恐怖を上手く表現する、できる土壌を構築している。

しかしながら、ストーリー自体は説明不足感は拭えない。描写も含めて
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.6

ジブリ作品の中ではナウシカの次に好きな作品です。

ナウシカが
「自然との共存の重要性と文明社会への警鐘」
であったのに対して
もののけ姫はそれに神話や神といった要素を加えて表現したように思います。
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.6

面白くはない。
かと言って全く見れないかと言うと、それほどでもない。

・追われる恐怖感
・生き残るためのサバイバル感

この映画の軸となるべき2つの感がどちらも中途半端で全く伝わってこない。故に作品
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.0

冒頭からずっと続くジメッとした雰囲気。これだけでジワっとした嫌悪感を感じる。

寂れた団地、古風な雰囲気、ポスターの字の書体、日本人的な主観ですが良い雰囲気ですね。

音が激しく出るわけでもなく、水と
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モテキ(2011年製作の映画)

3.1

最初見始めたときは正直「うぇー…」と思って見るのやめようかなぁと思って一旦停止したのですが、皆さんの評価がやっぱり高い&新しい切り口みたいな評価が多数だったので、力を振り絞って再度再生ボタンをオン。>>続きを読む