Yuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 78ページ目

シンクロニシティ(2015年製作の映画)

2.9

ぶっちゃけ どハマり集中して すげぇ完成度の高い構成に かなり感心したんだけど
でも ただただ感心してしまった…だけな気もする
何だか超難解な理系の方程式を問題から式 模範解答まできちんと掲載された参
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

2.6

B級ホラーにしては 上出来なくらい作りが丁寧だったなぁ
序盤からのババアの不穏さったらないよ…
病気と憑依の境を曖昧なものにして展開していくストーリーでもって いざ核心に踏み込んだ対策ができないジレン
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のぞきめ(2016年製作の映画)

1.0

こんなにもリメイクを期待する作品があるとはねぇ ちゃんと作ってれば 本当にコワ面白い映画になっただろうに…(涙)
とにかく主演の演技力だよね 早口棒読み瞬き無し口開きっぱなしに どう感情を読み取ればい
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アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)

3.0

『I'll Never Get Out of This World Alive』
彼の最後のシングルの題名さながらに 美しきカントリーの調べの奥に 苦悩と孤独と不安を抱え生きた男の半生…
とりわけ色恋
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

"狂人"であっても "凡庸"の延長にありそうな部分が多々あって なんとも怖ろしい…
家族っていう"虚構"の中では 父の"作る"と母の"守る"って2つの行為には 大きな誤差があって そしてどちらも大きく
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

2.6

うーん 続編にありがちだけども 規模が拡大してストーリーが萎んでる気がしたなぁ
ていうか ちょっと映画としてズルいんだよね
手品なんてCGでいくらでも加工できちゃうわけで よほどのトリックや心理で魅せ
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陰日向に咲く(2008年製作の映画)

3.4

良い意味で"ズレてる"っていうか 一筋縄ではわざといかせない 別角度から涙腺を攻撃してくるような イチイチ狂気じみている劇団ひとりならではの紡ぎ方が 決して無理なく上手にまとめられていたなぁ
ホント
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乱歩地獄(2005年製作の映画)

3.3

そもそも"乱歩"を映像化する事自体に難癖つけたくなる自分だったりするけど この作品はなんかイチイチしっくりきてると言うか 話自体そもそも誰かの狂気によって映画になるべき因果があったような錯覚さえ覚えて>>続きを読む

深く静かに潜航せよ(1958年製作の映画)

3.8

名作って 本当にシンプルでいて きっちり照準を絞って 的を貫いてくるよなぁ
日米海戦の1コマに 潜水艦ならではの密閉された緊張感と 男のプライドが凝縮されたなんとも濃密な90分 クラーク・ゲーブルの色
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土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

2.8

誰も彼もブッ飛んでたけど 最狂なのは堤真一…パピヨンつーかターミネーターじゃんっ!
ニヤついた目が もうイっちゃってたもん
まぁクドカンらしく わからんヤツはハナから置いてく冷血ぶりで 怒涛のエンタメ
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

2.6

なんだか整理しきれなかった…
作品としての面白い要素はいっぱいあった気がするけど とにかく色々と盛り込み過ぎじゃない?一個一個咀嚼してる間に もう次の展開に入っちゃうから よく味わえなかったのが残念…
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映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

3.0

まぁ初作と変わらない部分を楽しめるのは勿論 相違点を探すのも一興 相変わらず一新された声には世代的に馴染めないものの 映像がすこぶる美しいのは良かったし とくにドラコがとても愛くるしかった
論点は一緒
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

2.4

もうさ…ずっと "コレなにやってんの?"って疑問の連呼で こんだけ呆れて笑えっぱなしでいられるのも クドカン・ワールドなんだなぁ
もうCharによっちゃんにロリーにフリードマンに清 でもって超渋いトコ
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

2.5

結局のところ 主題が何であるかは よくわからずじまいだったなぁ
"憎しみの連鎖"とか"業の深さ"とか とどのつまり人間の愚かさがフューチャーされてる分 動物達との繋がりが あまり活きてこなかった気がす
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

2.9

きっとサービスが凄い充実してるんだと思う…
シリーズ熟知してる人をあらゆる角度から唸らせるネタを仕込みまくってたんだろうな
ただ もう途中下車できなくなって惰性で観てるような自分としては
回想編から
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海難1890(2015年製作の映画)

2.6

確かにまぁ "真心"の欠片も見つけにくくなってる昨今の国際情勢の中じゃ 一度ゆっくり深呼吸する為にも 観て知って損はない作品
改めて 1人1人の人間として当たり前に持っときたい大事なモノの"尊さ"や"
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若葉のころ(2015年製作の映画)

3.6

わざわざ こんなややこしく相互を右往左往させなくとも 大人と学生じゃ その人生観も恋愛観もてんで違って当たり前だとわかっちゃいるけど…
それでも…どこまでも"爽やか"であって 同時に限りなく"残酷"な
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第三の男(1949年製作の映画)

3.7

なんだかホラーばっかハシゴして胸焼け気味だったもんで 七草粥代わりがてら 名作に手を伸ばしたりして…
いやぁ 久々に観てもやっぱ 陰影やカット割り 構図 どこをとっても きちんと映画を観たなっていう
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フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

2.7

コンセプトは継続されてたけど 人物の視点では前作とは切り離されていたのが残念
ちょいちょい頷ける"なるほど そっちねー"感覚が強いから 怖いというよりは単純にストーリーがよく練られて 面白い方かな
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バチカン・テープ(2015年製作の映画)

1.3

あぁぁぁ 欺かれたっ!!
"悪魔"にじゃなくて ジャケットに…
いや まぁ 違う意味でヤバそうな気はしてたから こっちにスキがあったんだと諦めるしかないけど ラスト10分くらいは完っ全に違う話にぶっ飛
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.1

新年一発目には 程よい緊張感…
ガキ共も極悪なら ジジイもやり過ぎなんで どっちの味方もせず 演出だけに集中できてた気がする
人物背景云々はやや希薄な分 音響とシチュエーションのみを存分に堪能すべき作
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.0

年末ゾンビ一気観の最中 全く期待してない出オチ映画なはずなのに 不覚にもちょっとだけ楽しめた自分がいた
だって セオリー無視し過ぎなんだもん…
逆に不意を突かれちゃうってなもんよ
着ぐるみ感バリバリ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

1.7

…ゾンビ出しときゃ"ゾンビ映画"ってわけじゃないんだゾっ!
と顰めっ面になりつつも ちゃんとオタク君達を応援した自分を 誰か魅惑なネェちゃんにでも褒めてもらいたいもの
ただの青春おバカコメディじゃん…
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包帯クラブ(2007年製作の映画)

2.9

青春そのものの"痛々しさ"っていうのかな…
そもそも"青春"ってもの自体が 物質として形作られたり 残ったりするモンではてんで無いから 傷を癒そうと慰めたり慰められたりした行為や言葉 心が優しく取り巻
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瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)

2.7

サスペンスの渦中に 『東京ラブストーリー』ばりの"付かず離れず"のイチャイチャを それも中年男女がやってるっつー なんだか集中しにくいタイプの映画だったなぁ
いや ストーリーは面白かったんだけどね
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.1

霊より妖怪っぽいし マリオかドンキーコングの面に こうゆうのあったような…
映画としてはありそうで無かった設定が 存分に活かされてたかなぁ
序盤から傾向と対策がガッツリ紹介されてる分 むしろホラー苦手
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

5.0

Fxxkin' X'masな夜に…

"I need to be myself
I can't be no one else."
このフレーズを聴いた瞬間 自分の世界は変わったんだよなぁ
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ホワイト・クリスマス(1954年製作の映画)

5.0

I’m dreaming of a white Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and brigh
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.0

何はともあれ やっと終わったっつー達成感
ちょっと西城秀樹を歌いたくなったけど
♫ローラ 君は何故に…ってね

まぁ 最後まで色んなサイドの観客各々に気を遣ってくれてるというか "大作"と"名作"の相
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.4

ネタや映像はスタイリッシュで時代に合わせてるし 映画ファンをうまく誘導してゆく手口も巧妙なもんで 放射状にバランス良く誰も不快にさせない優等生な作品だったなぁ
ただ 未だに"ハッカー"って存在の意義も
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デッド寿司(2012年製作の映画)

1.5

深夜にテレ東あたりのドラマでいいやん
なんでこんなん観たのか 自分の行動を疑わざるを得ないけど ゾンビもんに手を出す性を恨み切れないこの葛藤
いや これはゾンビじゃない…ただの寿司だし 後半ムダにグロ
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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009年製作の映画)

1.9

正直そんなブラックじゃないような…っつーかマトモに分かり合えちゃう職場なら何の不満がある?
まぁね 全く"我関せず"な森本レオ社長だけはある意味クロか…
そりゃ昨今話題の精神的に悪質なヤツや死に追いや
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空中庭園(2005年製作の映画)

2.9

家族の複雑さっつーか "捻れ"の究極をうまく描いてるよなぁ いやいやこんな家族はありえないはずなのに どの家庭の延長線上にも あの食卓は存在してる気がするのが怖い
無理して取り繕わにゃならん現実と 背
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オリヲン座からの招待状(2007年製作の映画)

2.5

うーん 実に惜しい…
お話自体も温もりがあって 俳優勢も豪華で 雰囲気も美しく…映画の持つ魅力も伝わってくる なのに何か足りない気がしてならないのは何故なんだろうなぁ
過去と現在の繋がりがプッツリ切れ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

5.0

名さえも残さなかった者達の英雄譚…
野暮な事は何も言わんと もうこれ以上の快感は無いってくらい 最後の隙間のピースが ピッタシ埋められた達成感に 興奮が未だ冷めやらない
シリーズの壮大さとはややニュア
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.4

むしろ山場は前編だったかも…
ちょっと事件の収束と事象の収拾に急がされちゃった感があった気がする
それだけに 後編では絞られた人物の心情にはきっちり迫れている分 時の流れの中で "怒り"や"悲しみ"
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