NARUさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

最初は「またこの類いの話か……」と思ったけどどんどん引き込まれました。
主人公である冴えないティムがなんとも言えない優しさを持ち、彼を取り巻くキャラクター達の笑顔も可愛くて楽しい。こんなパパになりたい
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

2.8

男女二人が出会った7月15日を23回(23年分)見せるという構成が面白い。
しかし、一途な恋心を持つ女性に対して、自由奔放な男という二人のキャラクター構成は苦手でした。お互いに原因はあるけど、思わせ振
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クリスティーナの好きなコト(2002年製作の映画)

2.3

僕は、この世の女性の4割は ”宇宙人”なんじゃないかと思ってます。
少なくとも美女のほとんどは宇宙人なのですが、彼女達は非常に魅力的です。
そんな女性が、自らの性体験を生々しく語る様は恐ろしいです。
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.2

地上波で放送される度に家族で観たなぁ。多分、戦争をはじめて知るきっかけになった映画。
子供の頃は、清太と節子の目線でこの作品内の大人達を敵視していました。
大人になった今観ると、イメージが大きく変わっ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.7

熊徹は『七人の侍』の菊千代に酷似し、親しみやすいキャラクターですね。
しかし、子供向けにしては、大学に関する話は理解不能でしょうし、
大人向けにしては、物語の盛り上がりのシーンは少し子供っぽい。(とい
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

戦時中の日本でのんびりと暮らす主人公すずは18歳で嫁入りし、主婦として働く新たな生活の中で、人を知り、戦争を知る。人と人との温かい繋がりと、それを蝕む空襲により、無垢だった少女すずが観る世界は次第に色>>続きを読む

長ぐつをはいたネコ 悪の三銃士(2012年製作の映画)

-

シュレックのスピンオフ「長ぐつをはいた猫」のスピンオフ(笑)。
13分の短編に上手く起承転結まとめてます。
本編に比べ質の低い映像であるが、お目目うるうる対決は必見。

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.7

シュレックのスピンオフ。
正直本編より面白かったです(笑)。
猫の動きを良く再現し、カメラワークや演出にも工夫がなされた映像に迫力あり。
新キャラのハンテプティ・ダンプティの登場に伴いプスのバックボー
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.2

言葉を持つ恐竜と、言葉を持たない人間という世界観のギャップの面白さ、デフォルメの強いキャラクターに対し写実的な自然の映像、異色を放つユーモア と、素晴らしい点も多いのですが、もう一度観るか?と聞かれた>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.9

恐竜好きにはたまらない最高の映像で、夢の広がる世界へと導かれる。
子供達が主役で入り込みやすくストーリーはシンプルだが、ラプトルとのやり取りや、大型恐竜の存在が興奮と緊張を保つ。知能指数が図れない生物
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

-

シュワちゃん以外のキャスト一新で、サラ・コナーがめちゃくちゃ美人に。これまでの強気なイメージとは違い丸い顔立ちの巨乳ちゃん、最高かよ。
(エミリア・クラーク目当てでゲーム・オブ・スローンズ観よう…(笑
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

前作「キック・アス」は幼い女の子がキレッキレの殺陣で敵をなぎ倒す最高のロリコン爽快アクションでした。
第2作目と言うことでクロエちゃんの成長を上手く利用し、ヒーロー物として良い意味で異色を放ち面白いの
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.3

これは面白い!
紳士服姿で繰り広げられるアクションは過激でありながら清潔感があり、多彩なスパイグッズはセンス抜群で興奮の連続だった。中でも教会のシーンは映画史に残るほど凄絶!

それにしてもWANTE
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ダークマン(1990年製作の映画)

3.8

全身に火傷を負い顔に包帯を巻いたダークヒーロー……なんとも悲観的なその姿には復讐心が滲み出ている。
主役としては地味だが、彼に相応しいその能力を生かしたストーリーには古臭さを感じない。しかし、'90年
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.6

ストーリーを単純にして、キャラクターを重点的に描いた系映画の中でも抜群にセンス良し。
豪華すぎる音楽に乗せたキャラクター紹介と、徐々に明かされるバックボーンに魅了される。弱点に焦点を当てたのも面白い。
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

“円”が世界一強かった時代、円を求めて日本へ来た外国人は、円都(イェンタウン)と呼ぶその街で一攫千金を狙う。

同監督の“リリィシュシュのすべて”は、透き通るような映像だったのに対し、本作は乾いたよう
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

中学生による 過激ないじめが陰鬱に描かれ 目を背けたくなる内容だが、美しい映像と音楽がエッセンスとなりこの世界観へと引き込まれる。

集団で弱者を苛む誤想的強者達には一度痛い目にあってほしいが、この映
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

「1回目」2016年8月14日
“現実対虚構”というキャッチコピー通りゴジラの誕生に対し終始現実的な政府の動き、会議から実行への流れ、国民に対する真摯な想いがめちゃくちゃ格好良かった。
舞台が現代の日
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オープン・シーズン(2006年製作の映画)

3.2

人間に育てられた世間知らずの熊と、物知りで饒舌な鹿が森で悪戦苦闘するという設定は面白いが…このキャラクター構成…モンスターズインクやシュレックを意識しすぎじゃない!?(笑)
これだと どうしても見比べ
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.0

8月11日
夏休み中の妹と鑑賞。
前作に続き、障害者に対して白々しく残酷な世界。しかし自ら前進する意思さえあれば手を差し伸べてくれる者がいるんですね。情に厚いタコは映画的には邪道ですが 魅力的でした。
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.6

巧妙すぎる伏線配置と全く無駄のないプロット、差別や偏見などの現実問題を風刺した聡明な脚本、世界観特有のユーモアやキャラクターが可愛すぎて本気で時間忘れて楽しめた。
ベイマックスにより、これまでのディズ
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.1

6月4日
MARVEL内で最も異端な無責任ヒーローの俺ちゃんが実写化!
吹替が大好評なので吹替版で鑑賞。

オブラートに包まない過激なセリフが俺ちゃんの魅力。しかしそんな彼にも純愛する一人の女性が存在
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

始まりました2時間半に及ぶ“チビるウォー”。尿意との戦争です。

キャプテンアメリカシリーズとは思えず、アベンジャーズシリーズだと割りきって鑑賞。
ストーリーの主軸はヒーロー達の内紛というシンプルな物
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アントマン(2015年製作の映画)

3.4

映画史上最小のヒーローという能力も然る事ながら “MCU”内でも異色を放つコメディタッチで描かれる。
仮面ラ○ダーぽいスーツや、1.5㎝の世界はドラえもんのスモールライトを彷彿させ、日本人にも馴染みや
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21グラム(2003年製作の映画)

4.1

人の魂の重さは21グラムだと言う。
これは、1907年にマクドゥーガル博士が発表した説で、彼は実際に6人の末期患者の死に立ち会い、体重の変化を調べた。死後に失われる水分なども考慮し 計算した答えが21
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.4

何度観ても胸が高鳴る予告編で 最大の期待を胸に劇場に足を運んだ。
同監督の「バードマン」は衝撃の映像体験でしたが、本作も「コレどうやって撮ったんだ!?」という映像の連続!

なんと!限られた時間にのみ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.3

“映画もここまで来たか!”という衝撃。
なんと約二時間に渡り、映像が1度も途切れることなく物語が進行する。巧妙な編集によりワンカット“のように”見せている。

ストーリーは、落ちぶれた俳優がかつての人
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.8

第一作をレンタルで鑑賞後、直ぐに1,2のBlu-ray購入を決めました。

海の水しぶきや雪の一粒一粒まで繊細に作り込まれた映像は、あの前作を遥かに凌駕します。
しかし“共存”というテーマは一貫される
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ボーンクラッシャーの伝説(2010年製作の映画)

-

「ヒックとドラゴン」のゲップ(教官)を主役としたスピンオフ。
時系列は1と2の間。
短時間でありながらスリルとユーモアに富んだ冒険が描かれる。
回想シーンを手描きアニメにしたのも面白い。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.5

面白い!
レンタルで2度鑑賞し、先日発売されたBlu-rayも予約購入した。
爬虫類が好きなこともあり、ドラゴンのデザインや、炎の質感に魅了されました。
特筆すべきは演出術で、彼らの出会いや 初めての
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

「誰だって、ヒーローになれる」という素敵なキャッチコピー。
悪役という自分の存在に納得できないラルフと、嫌われ者の少女ヴァネロペが出会い、繰り返す毎日から抜け出そうとする彼らの姿に勇気付けられる。
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

期待したが、1作目ほどの面白みは無い。
60's~70'sロックをBGMに、当時のスタイルやブラックジョークを加えるなど、大人が観るのと子供が観るのとでは違った楽しみかたができるのは面白いですね。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

アイデアは凡庸ですが、ここまで形にした事が素晴らしい。
少女ライリーの感情を表すキャラクターが、脳内の“指令部”で働く。議論や演出が非常に脳内の“それ”っぽい。
感情以外の脳内メカニズムも独創的アイデ
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

2.7

デンゼルとトラヴォルタ、ベテラン俳優たちによる頭脳戦。人一人の命が 重く扱われている為、緊張感が凄い。
しかし、ストーリー的には新鮮味がなく、地味でした。
トニー・スコット、苦手かも。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

2.5

仕事をするに上で 最も重要なのは責任感であり、小さな失敗が大事故に繋がります。
大幅な脚色により実話だと言う説得力がありませんが、列車ともにストーリーが加速する演出がGOOD。
しかし人の描き方が好き
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.6

ボディビルダーに憧れる息子と、それ愛すデンゼルパパが可愛らしい。
しかし幸せの日常を打ち破る悲劇が起きる。息子を救うため父親が途轍もない行動出る社会派サスペンス。
アメリカの保険制度の問題を風刺した作
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