あのねさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

星屑の町(2020年製作の映画)

4.8

東北4県先行上映にて。

コテコテの東北弁、レトロなステージ衣装、村の公会堂、青年団員の幼馴染み、小さなスナック、そしてムード歌謡。
ぜんぶすばらしかった。
テンポが良くてずっと飽きずに観られた。
(
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

5.0

え、最高なんだが…!!!!!

ストーリーも時代設定もキャストもぜんぶ好み…
前半は笑いすぎて涙が止まらないし、後半は感動してしまって涙が止まらない。
太宰治の小説をもとにした作品てこと以外はまったく
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.8

「狂気こそ最高の芸術だ」

こういう静かな映画はだいすきなのに、あまりに台詞が少ないせいかちょっとうとうとしてしまってショックだったのだけど、レビュー観たらそんなひとばっかりで安心した(笑)
エンドロ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

何気ない退屈な生活も、楽しんで生きたいなと思えた映画だった。

電車で隣に座った人のイヤホンの音漏れも、うるさいなと顔をしかめるのか、ノリノリで楽しむのか、では心の余裕やゆたかさがぜんぜん違うんだな。
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ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

4.0

あー良い映画観たな…
これで大泉洋×北海道の三部作?はコンプリート。
出てくる人々みんな良いひとだし、出てくる食べ物はみんな美味しそう。
カヴァレリア・ルスティカーナ(田舎の騎士道)という選曲も良い
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8


全編フィルムで撮影されたという画はざらざらしているけど空気感まではっきりと映し出されていて、作品の雰囲気にぴったりだった。

クライマックスのドール製作のシーンは息を呑んだ。狂気を感じた。
主人公と
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

生々しくて、痛々しくて、辛くて、もうしばらくは観たくない映画だ。(褒め言葉)

そして安藤サクラの凄まじさ…
朝ドラヒロインと同一人物に見えない…

わたしも「勝ちたかった」って声を上げて泣いたことが
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his(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

『愛がなんだ』の今泉力哉監督が男性同士の恋愛を撮ったときいて朝イチでシネマへ。

「しゅんくんはパパがすき、パパはしゅんくんがすき、なんにも変じゃないよね?」

この台詞がすべてのような気がするなぁ
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.8

吹き替えで鑑賞。
いろんなところで酷評されてるけど思ったより全然悪くないぞ〜!!
音楽がすごくちゃんとしてる!すばらしい!!
葵わかなちゃんの透明な歌声があまりにもすばらしくてゾクゾクしたし、クライマ
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グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

3.8

この映画すきだ〜。後味さわやか!
大泉洋はチャランポランな役かと思いきや最終的にすごくかっこいい。ずるい(笑)
ライブのシーンは元気が出た。
パンクな両親、わたしはいいなぁと思ってしまう。

あと能年
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にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.6

単純なストーリーだけどほっこりした。
もっと色々掘り下げてほしい感はあったけど2時間の映画で実写化するとしたらこんなかんじか。原作読んでみようかな。

こういうテイストの映画なのに、主題歌にOKAMO
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

いつだっていまがいちばん輝いているのかもしれない。
「昔は良かった」「あの時代に生まれていれば」なんてこと考える懐古主義なところはわたしにもあるから、そのことを教えてくれたこの映画に出会えてよかったな
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mellow(2020年製作の映画)

4.6

今泉力哉監督×田中圭主演、ハズレなわけがない。
今泉監督の世界にいる田中圭が素敵すぎて叫び出したくなった。

あーーほんとに田中圭、「ん?どした?」を言わせたら世界一です。天才。

『愛がなんだ』の成
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.9

発刊直後に原作を読んで、すごく衝撃をうけたのでなんとなく実写映画を嫌厭していた。今更ながら、なんとなく観てみようかなという気になったので、きっとこのタイミングだったのかな。

結末も設定もわかっている
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.3

泣かせにきてるのか笑わせにきてるのかよくわからない、このシュールさが最高に沖田修一監督作品というかんじがしてよかった。やっぱり沖田監督すき。

息子に永吉って名付けちゃうほど矢沢永吉がすきなお父さん、
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下妻物語(2004年製作の映画)

5.0

最っ高!!!
最初から最後までぜんぶたのしかった。

自分のすきなものを信じて、すきな格好をして、すきなように生きてる女の子ってほんとにすてき。
ヤンキーもロリータもギャルもスケバンも。

もうそうい
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.8

公開初日に映画館で観て以来、2回目の鑑賞。
1回目の鑑賞から1年半くらい経っているし、その間に個人的にいろんな経験があったので全然ちがう感じ方だった。
いますごく胸がくるしい…

すごく歳上のひとをす
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

音楽映画のレコーディングシーンってなんでこんなにわくわくするんだろう…
ボヘミアンラプソディ、シング・ストリート、イエスタデイ、と、レコーディングシーンのすばらしい音楽映画はたくさんあるけど、これもす
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

4.0

なんて素敵な夫婦なんだ…
ちえさんの死んだふりに全力で付き合ってあげるじゅんさん素敵。結婚してほしい。
3年目の壁、なんとなくわかってぎゅっとなった。
絶対にわたしより先に死なないで、っていうのもわか
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.8

とくに何が起こるわけでもないけど、こういうゆるーい映画はたまに観たくなる。

ロケ地が超地元だったせいもあって「都会から田舎にある実家に帰ってきたものの居場所がない主人公」の気持ちがひしひしと伝わって
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.8

最高!!!
自信を持つことで女の子ってこんなにかわいくなれるのね。
レネーは絶世の美女に変身したと思い込んでいるだけで見た目は変わっていないし、メイクもほとんど変えてないのに、自分に自信を持ったことで
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

4.5

三木孝浩監督はほんとに日光や雨の使い方が素敵だなぁ。
映るものすべてがキラキラ輝いているような映像を撮るすばらしい監督だとおもう
音楽の使い方、演奏の魅せ方もすごく良くて、思わず身体が動いてしまった。
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.2

4年前くらいにいちど観たきりになっていたので再鑑賞。
「すきな暮らしがしたいって思ったんです。すきな場所で、すきなひとと」
良いなぁ。わたしもそんな暮らしがしたいし大切なひととパンをはんぶんこしたい。
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

5.0

記念すべき2020年1本目の映画、早々に大当たりを引き当ててしまってニヤニヤが止まらない!!!

全く違った境遇の老若男女がたくさん出てくる→途中からそれぞれが少しずつ関わりを持っていたことがわかる→
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.0

『今夜、ロマンス劇場で』ってタイトルが良い
何度も使い回されているような設定だけどここまで魅せられるのすごいな
現代パートで綾瀬はるかが登場したシーンは鳥肌が立ってしまった
和製オードリー・ヘップバー
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娼年(2018年製作の映画)

2.9

松坂桃李すごいや…いろんな性癖のひとがいるんだな…という薄っぺらい感想しか出てこないけど 観たことは後悔していない
映画というよりストーリー仕立ての長編AVといったほうがいいかもしれないな

リョウの
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

すっごく元気になった。
やっぱりインド映画って最高だよ!!
アールイズウェール!!

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.5

あーーこういう映画すき!!!!!

カエルの鳴き声、車で飲みに行って帰りは代行、近すぎる距離感、すぐに泥で汚れるスニーカー。
田舎で生まれ育った自分にはひとつひとつが刺さりすぎて苦しかった。
真っ白い
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.8

映画は最高だったはずなのに目の前にマナーの悪い人がいて台無し。後味が悪すぎるのでそのうちもう一回観る。
話題作だと普段映画を観ないようなひとたちもたくさんくるから運が悪かったと思うけど。


____
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

4.5

ベタで王道な展開、クサい演出、でもこういう映画もたまにはいいな!泣いちゃったよ
ハリウッド版もみたいな

それにしても吉永小百合さん、
この歳であの衣装が似合うなんてありえない…綺麗すぎた…

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

5.0

エンドロールの後もしばらく座席から立ち上がれなかったが、清掃が始まってしまうので慌てて劇場の外に出た。
それでもビルの外に出る気にはとてもなれず、TOHOシネマズのトイレにこもってこれを書いている。
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

ほっこり、伏線回収しまくりストーリー
オール仙台ロケなので知ってるところばっかりだったな
今泉力哉監督やっぱりすき

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

学校のイケイケな女の子たちの顔色を伺いながら生きてる、好きな男の子と話もできない、そんな主人公に感情移入しすぎてつらかった
大丈夫、ケイラもわたしも最高にクール!

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.8

ここ最近でいちばんおもしろかった!
シアター内みんな爆笑してて最高だった ウルっとくるシーンもあるし王道エンタメはいいね

三谷幸喜の『ラヂオの時間』を最近見たけど、こういう登場人物の誰も憎めないかん
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

2.7

アラサー女のセカンドライフムービーかと思いきやわりと鬱。
おばちゃんたちがいい味出してた。