PCTを1人で自分と向き合いながら旅する
原作好きだけど比較的上手く映画化してるのでは
セバスチャン・サルガドのことは何も知らなかったけど彼の写真や世界に向ける視線が圧巻
地球の様々な面が見られる
27歳っていうのが夢を追いつつ現実も見なきゃいけないっていうすごく現実的な年齢なんだろう
主人公の痛々しいまでの空回り感とか、上手くいかない感じがあるけど、最後は自分の方向性を見つける姿勢が良い
理想>>続きを読む
途中の用語解説のつくりとか面白いけど、それでも経済用語が多くてわかりにくい部分はあった
起こっている事を考えると決して邦題みたいな明るい話でもないと思う
今でこそLGBTが認識されてきたけど、トランスジェンダーというものが知られていなかった時代にそういったものを抱えて、なおかつ性別適合手術を受けたっていうのはすごく大変な事だっただろう
アイナーとリリ>>続きを読む
少年の行動は見ていてイライラさせられる部分もあるけど、彼の境遇を考えれば仕方ないことなのか
終わり方もなんとも言えない
飛行機にて鑑賞
国王の人間としての側面が描かれてる
クライマックスの吃音症を克服したスピーチはカタルシスがあって感動的だけど、その内容は戦争の始まりを告げるものっていうのがなんとも言えない
画作りが独特
巻き込まれ型サスペンス
巻き込まれや誤解が積み重なって進んでいく話は展開が早くて面白い
奴隷解放のための憲法改正を描いた作品
一見地味な作品だけどリンカーンの人間性や憲法改正に苦心した様子がよくわかる
ゲイを題材にしながらそれをコメディにできるあたりはさすがフランス
ただ笑わせながらもLGBTへの姿勢はすごく誠実な印象
人はいかに自分のことしか考えずに生きてるのかそして出来事を語るのかということを突きつけられる
『サイコ』製作の裏話
言わずと知れた『サイコ』はヒッチコックが周囲の反対や規制の中全てを賭けて作った作品だったとは
ポール・ニューマン演じるルークが完全にキリスト的存在として描かれてる
暴力脱獄っていう邦題だけど暴力はほとんど関係ない
本が禁じられていて、消防士の仕事が消火じゃなくて本を燃やすことっていうディストピア的な世界
禁じられていて取り締まる側の消防士でさえ、一度本を読んでみると読書の楽しみに魅せられてしまう
本を守り抜こう>>続きを読む
後半の展開は全く予想してなかった
主人公の振る舞いが一貫して明るくてそれが辛さや切なさを際立たせてる
息子のために命がけで明るく嘘を演じきる姿が本当に切ない
かなりの絶望的な状況に置かれているのに主人公が全然諦めないでポジティブに打開策を編み出していくすごく前向きな作品
夢と現実の狭間で揺れながらそれでも夢を追いかけることを選んだ若者の話
いろんな葛藤がありながらも興味あることを突き詰めて現実を打ち破っていこうとする姿にすごく共感する
どうしても父親側に感情移入して観てしまう
ほとんどゼロから築き上げていく父子の関係性が良い
滅茶苦茶な話だけどその根底の部分には大学を卒業して将来に漠然とした不安を抱えている状況があるんだと思う
サイモン&ガーファンクルの曲の雰囲気が合ってて良い
何よりも構成が斬新
製品発表会の開始前40分を3階繰り返しながらもプレゼン自体は全然描かれてないっていう
一見同じようなことを繰り返してるようにも見えるけど、その中で確実に問題だったり人間関係だったり>>続きを読む
二人の出会いの場面とかラストシーンとかで視線の交わりだけだったり全体的に説明し過ぎない語り口で描かれてる
見た目は静かな作品だけどその裏に様々な感情が溢れてる
美術も時代を感じさせるものでとても良い
殺人事件が題材になってるけど、『マッチポイント』と比べると圧倒的にコメディに寄ってる
それでも時折サスペンス的に盛り上がる部分もあって、それはそれで良い
全体的にテンポが良くて間延びしてないしジョーク>>続きを読む