「もし周囲から自分のことを無価値だと思い込まされたのだとしたら抵抗してください。社会の物差しに自分を計らせることを拒んでください。自分だけが知る自分の価値を大切にすることです。それを1人でするのはとて>>続きを読む
物語序盤タクシーのルームミラーで強調される「男の目線」の気持ち悪さ恐ろしさをホラーという映画ジャンルに落とし込んだ上でエンタメとしても成立させるエドガー・ライトの素晴らしさ。編集のテンポ感も相変わらず>>続きを読む
厳しい世界とその影響を逃れることのできない子供を優しい目線でコミカルに描くワイティティ節が素晴らしい。
エンディングのダンスでありえないぐらい泣いた。
「桜桃の味を忘れてしまうのか?」
車に乗って色々な人に自殺の後始末をしてくれるよう交渉する映画。車に乗って移動し続けていた主人公がその外へ飛び出して走り出すシーンはゆっくりと流れるストーリーに明確なド>>続きを読む
構図とか立ち位置とか考えられすぎてて。
冒頭の京子→とみ→周吉の構図からラストの空間の空いた構図の対比も素晴らしいし、高橋とよが話しかけてくるのもその対比を観客に理解させることとして機能させているし、>>続きを読む
主人公の恋愛観の理想が高くて現実と向き合えてない感じが痛々しいけど、少なくとも自分にもそういう部分はある。そういう痛々しさを過度に意地悪に演出しないの素敵だし、まわりが優しいから余計悲しくも見える。>>続きを読む
「人は必ず何かを考えてしまう」
憶測で的外れな推理は無限にしてしまうのに相手の気持ちに配慮できてない、みたいな自己中心的が故の空回りはかなりあるある。
街とそこに存在する人々だけで映画として成立させる>>続きを読む