RyanMihawkさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

シンプルメン(1992年製作の映画)

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かなり適当なこと書くけどスカイクロラはたぶんハル・ハートリーの映画をかなり参考にしてるんじゃないかな

平手打ちが炸裂するたび
食器が派手な音を立てて割れるたび
にテンションブチ上がるんだけどあくまで
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大砂塵(1954年製作の映画)

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完全完璧に女女の因縁によって全てのイザコザがある
にも関わらず昔の男が主役張ってたり今彼(ではない)の一味のゴタゴタがあったりで女女巨大感情にスポットが当たらないのは残念としか言いようがない
2020
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サバイビング・デザイアー(1991年製作の映画)

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カラマーゾフの兄弟の一節しか教えない教授 蠱惑的な女子大生…果てしなくしょうもなくなりそうなプロットなのに台詞の隅々に散りばめられた引用で知的に気取った会話に導かれるように挟まれるパンチラインにやられ>>続きを読む

オペラNo.1(1994年製作の映画)

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人間と人間の出会いなんて天使の気まぐれに過ぎない それでもなんだか救いがあって楽しい気分になれる

アンビション(1991年製作の映画)

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この映画の気の抜けているようなアクションを見ているとトランプが生まれるアメリカのことがなんとなく分かるような気がした 分かるというか少し身近になった気がした
絶対に何者かになりたいのにどうしたら良いか
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セオリー・オブ・アチーヴメント(1991年製作の映画)

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超絶かっこいい
私は引用大好き
若者 大卒 無職 一文無し 技能なし
不動産屋を本業にしないためわざと手を抜いて仕事をしている…
一瞬にして地続きになる東京とNY
本読み過ぎると労働が困難になるの、人
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地図職人の恋人(1987年製作の映画)

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地図の話は全世界共通のはずなのでシンプルに凄いと思った
アメリカ人は世界地図描けないというような話をよく聞くし
なんでトランプが大統領になるのかも意味分かんないんだけど
ハル・ハートリーの映画をいっき
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キッド(1984年製作の映画)

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線路を叩く少女
車の陰に隠れて道に飛び出す機会を伺う男
自転車にふたり乗りする男女
のカットが重なって緊張感が高まるシークエンスが良かった
直前に見た彼方への手紙でも似たようなカッティングがあった
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彼方からの手紙(2008年製作の映画)

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けっこう楽しみにしてて満を辞してという感じで鑑賞したんだけど微妙過ぎてびっくりした
相米慎二の映画を日本アニメで濾したお茶って感じであまり好きじゃない要素が抽出された映画って感じだった…
夜の東京を車
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極東のマンション(2003年製作の映画)

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自分のことを誰も知らない土地に到着した瞬間の高揚感 何ものにも代え難い

欲望の翼(1990年製作の映画)

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湿度やばい 
こんなに徹頭徹尾自分の美学を貫き通して映画作り続けられるのもウォン・カーウァイくらいだと思ってきた 超絶かっこいい

凱里ブルース(2015年製作の映画)

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言い知れぬ不安感が残る映画だった
映画を見終わって会社に寄ってメールチェックをしたら謎の私立探偵からスパムのような脅迫のようなメールが来ていて凄く嫌だなと思った
謎のスパムメールは中国のハッカー経由で
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

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超〜自意識過剰〜

この番組に作り物は一切ない 操作されてるだけ

毎朝決まった時間に起きて決まった時間に出社したり通学したりしている人にとってはとんでもなくぶっ刺さる映画だろうけど…
事実世界は果て
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はちどり(2018年製作の映画)

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かなりストレスフルな鑑賞感だったので驚いた
画面内に遮蔽物があって目隠しになっているカットが多い
ずっと抑制の効いた時間が流れ続けてたんだけど矢張りガンガンの音響でクラブミュージックが流れてくると楽し
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クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

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超〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜アニメ
カット割りレイアウトカッティングフィーリング超アニメ
スケートボードにのるチョーカー着けたブロンド美少女が出てくる
夜のシーンしかない
厨二病の結晶という感じでクラク
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我ら山人たち(1974年製作の映画)

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落石はたしかに危ないが交通事故でも人は死ぬ パワーワード

山の焚火(1985年製作の映画)

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映画自体はすごく好き
静かで美しい画面構成
練られたセリフ
四角い拡大鏡
双眼鏡
姉弟のラジオの奪い合い
髭剃りクリームを塗り合う父息子

これを崇高な美意識と心酔する人は多そう
私からしたらしょーも
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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何者にも屈しない強い魂、了解しました

グレタ・ガーウィグが感傷マゾに本気すぎて怖い……怖い……研ぎ澄まされた美しい刃とふわふわのお布団が交互に来るかのような構成……一挙手一投足すべて涙腺を狙ってくる
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

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久々に再鑑賞
公開当時、超気に入って二回見たような記憶があるんだけど
まあアホアホ映画なのは完全に分かってるんだけど
でもやっぱり好きな映画ではあるんだよな…
いやアホアホだしもう当時ほどのめり込んで
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僕の家族のすべて(2019年製作の映画)

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不思議なことに全員の気持ちが理解できるので意外であった
中国は矢張り不思議な国だとも思うし想像通りだとも思う
想像の通りなのは一面だけで想像より遥かに深くて広大な奥行きがあるということなんだろう
同性
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素顔の私を見つめて…(2004年製作の映画)

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傑作!このような名作がこの世に存在する奇跡にありがとう
更年期の存在を完全否定する中国人おじいちゃん パンチ効いてるぜ
舞台はアメリカなのに中国人の多さに驚く
というか中国人が出てくる映画だとは完全に
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すべてが許される(2006年製作の映画)

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せっかく土日なのに起きた瞬間から疲れ果ててた
不寛容の加速が止まらない世界なんだな…と自分なりに言葉にしてみて途方に暮れていたところにちょうど良く鑑賞できて良かった
時の流れって色々なものを洗い流して
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Keiko(1979年製作の映画)

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憧れの京都映画
京都に住みたい
お洒落で手軽な喫茶店
道の狭さ
緑の多さ
水路の身近さ

京都に住みたい
と何度言えば気が済むんでしょうか私は

部屋の写し方がどのカットもとても良く
狭い六畳くらいの
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あらかじめ失われた恋人たちよ(1971年製作の映画)

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抗議のためのベッドインでもしましょう
節制第一!度を越すと愛は健康にいけませんことよ!(裏声)
褌一丁木刀男集団 流石に笑う…
若者のやり場のないパワー!精力!体力!知力!果てしないぜ!どうにかしてく
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

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あの時は正しく今は間違い
あまりにもパワーワードや…
人生そんなもんかもしれん…正しい解釈かもしれん…辛過ぎる人生…明るい未来とかあんまイメージ湧かんもんね…常に過去だけが美しく大切なんやで…とかなん
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花の影(1996年製作の映画)

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こんなにかっこいいババぬきある??????
ただのババ抜きで女落ちまくりやんけ

黒髪 七三
丸縁眼鏡 サングラス
詰襟
心が死んでて人を愛せない

第一声「阿片とは何か 愛しいわが娘よ この世のすべ
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ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

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夜のシーンがない
子供がたくさん出てくるのに騒々しさがなく妙な落ち着きと静けさ、安らぎのような時間が流れている
かといって押しつけがましい演出も感じない
でもたしかに子供たちの行動が物語を駆動するギミ
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中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

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傑作やで…
ふたりの内面に過剰に立ち入らない語り口がソーグッド
ふたりの人間が出会い惹かれ合うというそれだけのことやで
ロケーションの神秘性、音楽の幽玄な雰囲気も逸品
そして鳥がたくさん出て来る
映画
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よく知りもしないくせに(2009年製作の映画)

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所在なさげな男 心の声ひとこと
第二ボタンまで開けられたシャツ
くたびれはじめたTシャツ
ビーチボールにクレヨンしんちゃんが描いてあった
近所のおっさん軍団怖すぎる
音楽がひとつだけあった
永遠に終わ
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楽日(2003年製作の映画)

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傑作!
これもまた台詞が殆どない映画だった
人気のない映画館で静かに流れ続ける映画
足の悪い女性
気まずい距離感の客席
奇妙な緊張感が犯罪映画や暴力映画の気配になったと思ったらさっとハッテン場の雰囲気
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

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傑作!大好き映画!
セリフが一切ない
かと言って芝居に過剰な演出や押し付けもないけど成立している
全カットに宿る真実味がある キアロスタ味
高純度の真実
4:3の画面
観客の心の中に発生するドラマ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

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わ、分からね〜なにも分からね〜この映画…結局母息子ものオチだし…

冒頭、謎の尺の使い方によってなんか違和感ある仕上がりになってる現代パートはなんだかんだでかなり惹かれた
アニメパートの気の狂いっぷり
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祖谷物語 -おくのひと-(2013年製作の映画)

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流石にダウトだろう…

冒頭の雪山赤ちゃんの時点から流石にダウトの連続で大丈夫かこの映画状態なんだけど意外に見れる
もったりとした尺もロングショットもだるいと言えばだるいんだけど体調と気持ち次第で結構
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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

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変な映画だな…
ホン・サンス1本目
ループしてる?
一回見ただけだと三日間の出来事にも数年越しの出来事にも思える とりあえずもう一回見ようと思わされる 不思議な映画だ…バカでかい犬もう一回見たいし
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