gucciさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.3

韓国作品毎度お馴染み恨み節の復讐劇。他国の作品でも邦画でも復讐劇というジャンルは数多あるが、やはり韓国作品は一味違う。60年の月日を経ての復讐はもうじき死にそうなじいさんに効果が薄そうな気がしたので、>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン監督最新作。毎度毎度センス爆発の美術設定、音楽、配役で期待していた一作。冒頭から度肝を抜かれる建て付け。演劇と映画、演者と脚本家、狂言回しとしてのナレーターの登場など面白味に溢れて>>続きを読む

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.4

1974年ニューヨーク、ダリの個展を主催する画廊に勤めるジェームスがお使いに訪れたダリ夫妻滞在のホテルの一室で気に入られ出入りする様になりダリに心酔するも翻弄される物語。つまりジェームスからみても邦画>>続きを読む

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.4

思った以上に面白かった。漫画原作も全て読んでいるけど、すっかり忘れていて、改めて楽しめた。鳥山節全開。特にメカが良かった。あと、会話。

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.3

オーストリア皇后エリザベート、知識なく、どこの皇后なんだ?と疑問に思いつつ見てたらウイーンってキーワード出てきてようやく理解した。しかし、象徴として美とスタイルを維持するため、食事会では一切食べなかっ>>続きを読む

ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

3.0

父子が同じ職業で対立ってのが面白そうで鑑賞。フランス映画だし。何かとオシャレなんじゃないかと期待してたら、職業柄かピシッとしたスーツが多かった。主人公の彼女=主人公の指揮するオーケストラのバイオリン奏>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

近未来、人に痛みが無い進化した世界。現在を常識としたならば不思議な登場人物たち。出てくる器具や雰囲気はいつも一貫してる様に見えるのでそんなに拒否感が出ずすんなり入り込めた。が、そんなに難しくないストー>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

これは完全にリブート、、、先に知りたかった。1994年が舞台なので冒頭から??となったけど多分、リブート。80年代を舞台にしたバンブルビーとは繋がってるのか?時間軸が気になって冒頭楽しめなかったw白人>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリング、どうしたんだ!何故この映画に出たのか?マーゴット・ロビーはともかく、彼には得なことないんじゃないか?と思いつつ、面白かった。バービーで遊んでない自分でもトイ収集の趣味や仕事の関係>>続きを読む

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.4

劇場で観るの初。しんちゃん。CGだし大人向け風だし、大根仁監督だし、我らがシンケンレッド松坂桃李がもう1人の主演だし、で鑑賞。場内、子供とお母さん達で一杯。松坂桃李効果で母が子を連れ、しんちゃんだから>>続きを読む

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.4

劇中に出てくるアイコンにワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドが無い。何故なんだろうと思いつつ見終わり、調べたら2019年のドキュメンタリー。さしずめ件の作品の宣伝用なのかも。レザボアからエイト>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.2

行定監督初めて観たかも。邦画にしてはお金をかけた大作的で、綾瀬はるか主演?と思ったけど、鈴木清順監督のピストルオペラみたいな作品かも?と予告編から推測、かなり楽しみにしていた。台湾の機関のエージェント>>続きを読む

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.4

僕は全く共感出来ない同情も出来ない主人公に冒頭から嫌気がさしまくった。コミュニケーション障害とかどうでもよく、自分の都合で動く人が好きになれない。待たせてるのに自分の気持ちだけで立ち上がらないとか。絶>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

童夢的と聞いていたので、童夢読み直してから観ようかと思ったけど、逆に全然忘れた状態で観て良かった。あ、このシーン似てるなぁみたいな事が起きず北欧ミステリーを充分堪能出来た。中々グロいシーンやイライラす>>続きを読む

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.4

シャルロット・ゲンズブール初監督作品とかで、母のジェーン・バーキンと娘であるシャルロットの対話中心のドキュメンタリー作。2021年発表。日本では二年遅れて今頃公開したけど、残念ながらジェーンは亡くなっ>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.0

先輩にキングダムの三作目観ました、と雑談の中で話したら、え?あれ5時間あるよね?と驚かれたw、、、、違います、メジャーな方です。邦画、と伝えたら、あ、なるほどなるほど。となったけど、タイミングが合い過>>続きを読む

イビルアイ(2022年製作の映画)

3.0

時間だけで選んで観た作品。情報はメーンビジュアルのホラー的なお婆さんの顔のみ。ホラーな雰囲気を醸し出す昔の出来事と不穏な音から始まる。平凡なストーリー展開の割にラストギリギリまで着地点が見え難くく、ラ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.4

最初からアクション全開でハラハラがずっと続くので観てて疲れる。ので、会話のシーンはついウトウトしてしまった、、、。007だと同じアクションの流れでも会話とかファッションとか飽きないんだけどなぁ。あと今>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.1

悪魔祓いの映画は定期的に上映されるけど、実在のエクソシストをモチーフにした作品は初めて観たかも。韓国映画でも悪魔祓い作品は多数あるけど、キリスト教徒が多い国では需要が高いのだろうけど、本作、日本でも大>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

金曜日に予約した時、ガラガラで目当ての席を余裕で予約出来た。その日、ネットで本作、爆死か?と書かれてた。金曜日から土曜日、日曜日を経て本日、口コミが広がったのか?場内ほぼ満席だった。絵はいつも同じ安心>>続きを読む

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.0

うーむ、、、これは深夜のTVシリーズの総集編?探偵マリコの経営するカラオケスナックに集う人々の群像劇の様な作り。肝心の伊藤沙莉扮するマリコの探偵業は遊び半分過ぎるし、人脈の凄さもイマイチ表現されず、周>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.2

ジョージ・クルーニーの作品見逃したの初だったが、公開時見逃してた作品をWOWOWでやっと見れた。解約月末なんで間に合った!コメディタッチで主演2人がベテランなので安心して見れた。ジュリア・ロバーツの鞄>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.3

吉岡里帆一択で鑑賞。キャストが凄かった。吉岡里帆とCMで共演している松本まりかがもう1人の主演で、元水曜日のカンパネラのコムアイ、現カンパネラの詩羽、めぐみ(この人は最近プロデューサー)、モトーラ 世>>続きを読む

探偵マーロウ(2022年製作の映画)

3.3

リーアム兄さん出演100作目作品、探偵マーロウ。ずっと観たかった作品だが、あまりやってないので探しまくりシャンテ。終了間際になんとか鑑賞。1939年の映画会社を舞台に消えた雑用係を探してと頼まれた兄さ>>続きを読む

大名倒産(2023年製作の映画)

2.7

貴重な時代劇。ここ数年の流行りのコメディ時代劇。チャンバラ無し。朝ドラで活躍中の神木隆之介主演。ギリギリ観ても良いかな?の選択肢で予約。が、しかし、お目当ての映画、時間間違えてて、今日はこれ一本。うー>>続きを読む

バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.0

バイオハザードは最初のプレステからやっていて、7で挫折するまで続け、映像も実写の映画、配信、CGアニメ映画シリーズも全て見ている。しかし、実写のリブートも失敗し配信も撃沈する中、CGアニメ映画に、つい>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

ターミネーターよりは弱いと思うけど、普通の人間だと敵わないから目をつけられたら一巻の終わり。撮影は人が演じてるのかな?ロボの動きを超えてた。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

確か、4作目の折に、高齢のハリソンの跡を継いで続編の主役になるのは息子役のシャイア・ラブーフとネットニュースで見た様な気がしていたが、今回、カケラも出ていない。劇中では上手い理由をつけていたが、ググっ>>続きを読む

断捨離パラダイス(2022年製作の映画)

3.3

時間配分で選んで見てみた。諸所、もたいついたシーンや俳優の下手さでイライラしたものの、概ね楽しめた。ゴミ屋敷の片付け動画嫌いじゃないし。知っている俳優、主人公をかすかに見たことあるのと、北山雅康、寅さ>>続きを読む

兵馬俑の城(2021年製作の映画)

2.4

危うく見逃す前に飛び込みセーフ。最近はすっかり中華アニメもクオリティが上がり、楽しめる作品に仕上がっているものが多いし、兵馬俑を現地で見た事あるし、今年、上野での展覧会も見たので、どんな内容なのか?楽>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.6

オスカー・アイザック扮するムショ帰りの凄腕ギャンブラー。目立たず稼いで街から街へ移動。必ずモーテルに泊まり、ある独特の癖がある。彼の過去が少しづつ明らかになる中、ある街で遭遇した若者と共に旅を続け、エ>>続きを読む

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.4

ドラマ・ロスト以降メジャー俳優になったキム・ユンジン、久しぶりの出演作品。予告編を観て楽しみにしていた。予想通り二重三重のトリックで驚きと満足感あり。途中、中弛みもあったものの、充分楽しめた。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.7

前作を上回るアニメーション表現とスピード感。アニメ大国日本の作品を上回る仕上がりに脅威と尊敬を感じる。ただ、多くの世界のスパイダーマンが出てくる頃、早くも疲れ切り、少し眠気が、、、、東映版スパイダーマ>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

予告編にマイケル・キートン版のバットマンとスーパーガール、そしてバリーが2人いて凶悪な敵。ベン・バットマン・アフレックがお前が過去を変えたから、と言うシーンもあった。期待が膨らむ。鑑賞。なるほど、大人>>続きを読む

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.3

ここ最近見たフランス映画は、必ずと言っても良いほど、日本に関する言及やアイテムが出て来た。本作も寿司だの、寿司は日本でしか食べないというセリフとか、主人公のアニキが日本風ポスターの前で自撮りしたり中々>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.3

水道を止められたら不便極まりない、と思う。幸運な事にその経験はないけど、洗面台の蛇口が壊れた時は大変だった。さて、本作、水道局の職員が水道代を払わない人の家に行き、払わなければ水を止めるという役を生田>>続きを読む