砂糖菓子さんの映画レビュー・感想・評価

砂糖菓子

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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

原作未読。

前半はあるあるを詰め込んだ少し退屈な展開で、このまま事件が終わってしまうのかと思ったがさすがというべきか。

謎が謎を呼ぶ展開で楽しめた。また出演している俳優陣の演技もかなりよかった。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.2

"TALK TO ME"

蝋燭に火を灯し、青白く不気味な石膏の手を握りそう囁くと、握ったものの前にだけ霊が現れる。

スリルと絶頂が共存する空気感の中、若者たちはその異様な遊びに夢中になり、そして魅
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名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.8

Jリーグとのタイアップ映画なのでそんなにかなと思ってみると意外と悪くない。トリックもそうだがギミックが面白い。

それに加えて魅力的なキャラクターも多く個人的には好きなんだけど、当時も気になったが所々
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.3

相変わらず推理そっちのけではあったもののしっかり登場人物に寄せれていたので、どっちつかずにならずいつぞやの夢オチみたいなものも無くかなり面白かった。

蘭のアクションパートに関してはやりすぎだろとは思
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.7

ゲームの世界を通じて、いままであまり接点のなかった父と子の絆が深く結ばれるというテーマの本作。

ドラマ版と比較して序盤のリアルイベントがかなり薄めで、FF14というもう一つの世界での出来事がリンクし
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劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

4.8

作画も音楽も演出も最高。とにかく魅せ方がうまい。(CG部分以外。

同じ内容をなぞっていると言われれば確かにそうなのだが、凪や玲王目線から見るブルーロックもそれはそれで熱いものがあるので、2期が始まる
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.7

忌まわしき秒速5センチメートルを作った新海誠の手掛ける映画すずめの戸締まり。

正直同一人物が作ったとは到底思えないほどに最初から最後まで飽きさせない、エンタメ方向に振った造りで凄く面白くて吃驚した。
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.3

不可ではない。

昨今よくあるびっくりホラーではないため比較的見やすく、SFとホラーを絡ませた設定もおもしろかった。

また、作中に出てくるイマジョ伝説には元ネタになった伝承があるらしく、それも相まっ
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.3

アーサー王物語やアトランティスの秘宝ととにかくやりたいことを詰めまくった本作。

前半に限った話ではないが、特に前半は随分とテンポがはやいのであ、もうそろそろ終わりか。と思っていたのだが、そこから物語
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

5.0

傷ってこんなに面白かった?

分作の方は過去に何回か映像としては見ていたのであくまでも今回は総集編ということで、それほど期待せずに劇場に足を運んだのに、いい意味で期待を裏切られた。

あとはこの映画に
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

ストレスフリーな裏社会もの。可もなく不可もなく、山も谷もそこまでない。演技に違和感を感じる瞬間も少ないし、山田涼介が好きなら見ても良いかも。舞台向けのお話のようにも感じた。

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

いや確かにおもしろいけども。
何やねんこいつら。

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.4

色々設定の足し引きであったりテンポの速さ、レイの演技等気になるところは多かったが、まあこんなものだよなと言う出来。

レイの子の演技に関しては、舞台上では見れそうな演技なので、少し経験が足りなかったか
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.9

全体的にうまくまとまっていてとてもよかった。

映像化が難しそうな作品だけに期待値は高かったがしっかりとそれを上回る出来。

しかしながらふわっとした終わり方に蛇足にすら見える突然のラブシーンの連続。
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母性(2022年製作の映画)

3.6

何にでも言葉を与えカテゴライズされがちな昨今。

その筆頭として古くからある「母性」という呪いとも呼べる絶大な力を持った言葉に個を奪われていく母の姿を描いた本作。

母親ならば。
娘ならば。

それぞ
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

-

ベースはアニメシリーズの総集編前編。

アニメシリーズではくどいほどに差し込まれていたバンクやおちゃらけが減るなどしてかなり見やすくまとまっていたように思う反面、極大の癖が減ったことで少し寂しさも。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.7

雰囲気は最近見た映画の中でも結構好み。

登場人物もみなイカれているが憎めないキャラクターばかり。
主演の演技力で言えばそこらの邦画はほとんど相手にならないレベルの完成度の高さで高評価。

ただ実話ベ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.8

最高の映画の1つ。色々書こうと思っていたのに緊張と興奮で飛んでしまった。

レースゲームや現実のカーレースに聡い人間でない自分でここまでの没入感と満足感が味わえるのだから、車好きの人間が見たら興奮で2
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

思いの外面白かった。ジェイソンステイサムがかっこいい映画。彼がいて完成する映画だと思う。

キャラクター(2021年製作の映画)

4.2

ある程度内容やオチなど知ってしまった状態からの視聴ではあったものの、いい意味で居心地の悪い映画だった。腹の中が微妙に浮いているような居心地の悪さ。よくない邦画ミステリやサスペンス独特の中だるみというか>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

遅ればせながら視聴。

前評判では、とても綺麗とは言えないトイレに座りタバコを吸う女優さんの画であったり、目元が隠れた意味深なポスター。視聴した人から聞こえてくる貧富の格差であるとかを強く推したレビュ
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.8

初めに言うと、私はリトルマーメイドが大好きです。それ故に今回のキャスティングには憤りを隠せなかった一人でもあります。

フランダーは薄い魚にされ、セバスチャンはただの蟹に。公開された映像を見たときは、
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

前情報一切なしで視聴したため、最初はどんなB級ゾンビパンデミックがお送りされるのかとかなりハードルを低く設けていたのだが、最初から最後までかなり見やすく比較的おもしろい作品だった。

各キャラクターの
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.8

自己紹介も最低限に導入もはやく世界観に溶け込みやすく見やすい映画。

しかしながら、オチの弱さや未回収伏線など気になるものも多くいまいちパッとせず、自己紹介同様に掘り下げがそこまで深くなく、基本的に主
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冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

3.8

序盤から中盤にかけてはアニメ版の続きを淡々と描く作品だったものの、終盤にかけての盛り上がりが凄く、素晴らしい最終作だったと言える。

エピローグでその後を描くのもとてもいいね。とんでもない駄作になり果
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.9

怖さだけで言えばかなり低めなので、PVやCMを見て怖いもの見たさに劇場へ足を運んだ人にはかなり微妙に映るかもしれない今作。

しかしながら、ホラーものの映画としてはかなり面白い部類。毎年この時期に量産
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