上海十月さんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

「レディバード」のグレタ・ガーウィグ監督作品。前作の「レディバード」は、ニューヨークの大学へ進学までの話。本作は、ニューヨークで「若草物語」を出版するまでの話。どちらも「祭りの準備」な映画だ。4姉妹の>>続きを読む

母娘監禁 牝〈めす〉(1987年製作の映画)

3.0

劇場にエロ目的で行ったら倒れる。不安定な思春期での歪んだ行動が友人の自殺や友人と母親を巻き込む事件になる。少女が経験する地獄絵図に観客は、耐えられるだろうか。実際の事件を基に描かれているので想像を絶す>>続きを読む

襲われる女教師(1983年製作の映画)

2.5

しかし襲われすぎだろう風祭ゆき。元カレに相談する前に警察に相談しましょう。自転車に乗ってるおじさんが突然襲ってくるって物騒過ぎるだろう。引っ越しを勧めますね。朝吹ケイトが新人でチョイ出演。

お嬢さん探偵 ときめき連発!(1987年製作の映画)

2.0

濡れ場らしい濡れ場もないロマンポルノ。水島裕子が主に濡れ場担当。西脇美智子は、当時バラエティ番組でも人気があったので何故出演したか当時も?って感じ。にっかつとしては、有名人を脱がしてヒットさせないとい>>続きを読む

おさな妻の告白 衝撃 ショック(1973年製作の映画)

2.3

いどあきおの脚本なんで悲惨だ。新宿に当時残っていた雑多な横丁のバーの悲しい物語。ラストは、「にっぽん昆虫記」やりたかっただけやろう!と感じるとってつけた終わり方だった。助監督は、後に新生日活のプロデュ>>続きを読む

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

5.0

チャップリンのナレーション版は初めて観たかもしれない。ちょっと説明しすぎかもしれない。チャップリンに説明はいらないのかもしれない。

キッド(1921年製作の映画)

5.0

チャップリンの当時秘書だった高野虎市がジャッキー・クーガンを発見したと淀川長治が昔言っていたのを思い出す。

放浪紳士チャーリー(1976年製作の映画)

3.0

劇場に見に行って数日後チャップリンが亡くなった事を思い出す。

エロス学園 感度ばつぐん(1977年製作の映画)

1.8

ハレンチ学園のような話。脚本が桃井かおりの実兄とは、知らなかった。

熟れすぎた乳房 人妻(1973年製作の映画)

2.0

レディスコミックのような話。宮下順子と白川和子は、ピンク映画から日活に来た大女優。ロマンポルノだなぁと感じる作品。

裏・本番 陶酔ビデオクィーン(1987年製作の映画)

1.0

高槻彰という名に聞き覚えがあった「全裸監督」に出てくる。村西とおるを15年追い続けて映画「ナイスですね!村西とおる」を発表した人。映画監督になろうとしてAV監督になってしまい、村西とおるで監督として認>>続きを読む

ロバート・ライシュ: 資本主義の救済(2017年製作の映画)

3.0

ほとんど宇能鴻一郎脳で鑑賞しているので記述していいのか?どうか。アメリカの競合会社がよくチャプター11で倒産するんだけど再建してまた倒産する。今回本作見て仕組みがわかった。そして、97年当時本作の主人>>続きを読む

宇能鴻一郎の桃さぐり(1985年製作の映画)

2.8

赤坂麗は1年しか活動してなかったんだ。印象に残る女優でしたね。宇能鴻一郎なんでアホ設定を呑み込み鑑賞。螢雪次朗と港雄一のピンク男優が出てたのを今回再見して気がつく。もう少し長く女優して欲しかったですね>>続きを読む

宇能鴻一郎のホテルメイド日記(1980年製作の映画)

1.8

しかし宇能鴻一郎は、女性のアホ設定が多いから今なら炎上して生き残れないでしょう。こんなホテルメイドはいない!三崎奈美は設定の初々しい感じがないので残念。

宇能鴻一郎の開いて写して(1981年製作の映画)

2.5

当時アクションカメラ術とか発売されて盗撮ブームのような様相。現在から見れば完全犯罪で田代まさしになる事請け合い。そんなブームにあやかって作られた宇能鴻一郎物。主人公の義理の兄は、教師で顔にアザをいつも>>続きを読む

宇能鴻一郎の人妻いじめ(1982年製作の映画)

2.7

校内暴力はびこる時の本作。寺島まゆみ夫婦がローン返済のために2階を貸したら丹古母さん演じるサックス奏者と淫乱女教師に占拠される。我らが丹古母さんがサックスで女性をメロメロにする。丹古母さんの面白演技を>>続きを読む

宇能鴻一郎の濡れて学ぶ(1983年製作の映画)

2.8

金子修介監督の脚本と助監督作品だが出演者にもクレジットされてる。当時の世相である女子大生ブームと山本晋也が流行らせた「ほとんどビョウーキ」も登場。岡本かおりのノホホンとした感じが金子監督のコメディに合>>続きを読む

宇能鴻一郎の濡れて騎る(1982年製作の映画)

2.8

コメディエンヌ朝比奈順子が映える本作。宝塚出身とは思えない歌声で主題歌歌う。「LOVE IS YOU」なんじゃこの歌。個人的には、「ぶらり途中下車の旅」でお馴染みの田山涼成が早漏な旦那。美保純がデビュ>>続きを読む

秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン!(1976年製作の映画)

1.5

なぜ松山?タイアップ事情で大人な理由。鹿沼絵里が見たかっただけです。

花のあすか組!(1988年製作の映画)

2.0

世界観が小さすぎて、石井聰亙のような荒くれ感もなくおざなり。武田久美子出すなら貝殻ビキニで闘ってほしい。東映ピンキー映画的なら面白そう。

同棲時代-今日子と次郎-(1973年製作の映画)

2.0

かなりシュールな映画。実験的なシーン(吹き出し等)が目白押し。隣の夫婦おかしし過ぎる。ロマンポルノじゃあるまいし。とにかく過剰とも思える窓の外のカラーチェンジが凄い。同棲というのも今では使わないかもし>>続きを読む

しなの川(1973年製作の映画)

2.0

追悼岡田裕介で鑑賞。なんか「紀の川」チックな感じ。母親から受け継ぐファムファタールな血が憎いみたいな話。滝でヌードになるのがピーク。岡田裕介は、当然アカの教師役で由美かおると駆け落ち。演技はマシになっ>>続きを読む

宇能鴻一郎の濡れて立つ(1976年製作の映画)

2.5

当時の宅地開発の状況が見れる。あんな空き地あちこちにあったなぁ。京王線のどの辺なんでしょう。東てる美は、きれいなんで普通のロマンポルノに出て遜色ないんだけど父親が谷ナオミのマネージャーだったためかどち>>続きを読む

宇能鴻一郎の濡れて打つ(1984年製作の映画)

3.5

宇能鴻一郎物で勧めるとすると本作。金子修介監督第一回作品と丁寧にクレジットされている。60分切ってるので中編だが様々な映画方法を駆使している。告げ口するシーンは、「仁義なき戦い」手法。エレベーターのシ>>続きを読む

赤頭巾ちゃん気をつけて(1970年製作の映画)

2.5

追悼岡田裕介。森谷司郎が青春映画撮ってると。名作の誉が高いのでずっと観たかった。観ながらこれは、70年のスケッチ映画だ。そして薫くんのモノローグで70年の世相とノンポリ(ノン・ポリティカル)の自分が右>>続きを読む

吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)

3.8

日本映画専門チャンネルで岡田裕介を偲ぶ特集で再見。疾走しまくる印象だったがこんなにセックスばっかりしてたことは忘れてた。予算がない割に結構セットとか気合いが入っている。おそらく三船プロのセットを安く借>>続きを読む

宇能鴻一郎の姉妹理容室(1983年製作の映画)

2.8

中原俊監督のコメディ。井上麻衣のデビュー作。遠目に見ると百恵に似てるかもしれないがクローズアップで見ると絶対違う。井上陽水との浮気で一時期有名になった記憶が。本作は、三崎奈美もいい女に撮られていてコメ>>続きを読む

宇能鴻一郎の浮気日記(1980年製作の映画)

2.7

本作観ながら鹿沼えりって人気あったろうなぁと。安西エリが田舎モンのエロ作家夫人という設定。出てくる女性がアホ設定と言うのは凄い。こんな人妻いたら嬉しい。鹿沼絵えりのその後壮絶人生を考える感慨深い。

後ろから前から(1980年製作の映画)

2.7

主題歌がキャッチーなんで今だに流れる。畑中葉子は、はすっぱな役をよくやる。風祭ゆきの制服好き金持ち女が面白い。話は、暴走族が走り回ってた時代。明治のバーガー店サンテオレにアルバイトしてる設定。検索する>>続きを読む

刺青(1984年製作の映画)

1.5

那須真知子、大胆に脚色しすぎだろう。どこに行った谷崎潤一郎!沢田和美の方が伊藤咲子より露出が多い。冒頭は、「トゥナイト」の山本晋也の風俗レポートのパロディ。

生贄夫人(1974年製作の映画)

3.0

小沼勝の変態性が遺憾なく発揮された変態映画の金字塔でしょう。坂本長利に顔が黒澤久雄に見える。変態の全部を坂本長利に詰め込んでみました!心中の恋人たちどうやって自分で縛るんだ〜!たけし軍団か!もはやこん>>続きを読む

あそばれる女(1981年製作の映画)

2.0

あんまり風間舞子は、タイプじゃないなぁ。小川亜佐美の方がきれい。

朝はダメよ(1980年製作の映画)

2.2

本作の製作背景は、金子修介監督が書いているロマンポルノ無能助監督日記に詳しい。チーフが那須博之でセカンドが金子修介監督だった。小松方正の成金ぶりがおかしい。下着メーカーでスカートめくりしたり従業員の下>>続きを読む

悪魔の部屋(1982年製作の映画)

2.0

中村れいこ出てくるとタモリ倶楽部の「愛のさざなみ」を思い出す。本作観ると演技的には、タモリ倶楽部と同じ感じなのが個人的にはツボ。密室監禁物としては面白い方。外の風景がインサートされるので隔絶した感じが>>続きを読む

悪魔の人質(1983年製作の映画)

1.8

ちょっと、あさま山荘事件入れてるなぁ。グラビアの沢田和美は、ハツラツとして良かたんだけど、何故か映像の仕事は、暗い役回りが多くて良さが出てない気がするけど。雰囲気が暗いのかなぁ。

#生きている(2020年製作の映画)

2.5

いきなり始まるのは小気味いい。パンデミックな世の中を皮肉る。98分なのに途中冗漫に感じるのは、多くのゾンビ映画による既視感だろう。韓国はゾンビ映画のメッカになってしまった。