上海十月さんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

不倫(1986年製作の映画)

1.5

なんだかなぁby阿藤海。曾根中生作品で児島美ゆき主演だけで無理矢理見せられる。

怨歌情死考 傷だらけの花弁(1973年製作の映画)

2.5

小川節子って歌手になりたかったんだろうなぁ。でも時代劇の方が似合うと言う皮肉。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

物凄いぶりに再見。公開当時、西部警察みたいだなぁとでもなんか日活無国籍アクションのようなぁ?ジョン・ウー自身も警部役で出てたとはすっかり忘れてる。前半のチョウ・ユンファ2丁拳銃アクションでピリッとして>>続きを読む

聖子の太股 女湯小町(1982年製作の映画)

2.8

寺島まゆみのコメディ。アイドル映画としても十分観れる。中原俊監督が後にアイドル映画を撮るのが理解できる。寺島まゆみの喋りが80年代だ。

春画(1983年製作の映画)

2.0

個人的に藍ともこは、メカゴジラのサイボーグ。主題歌歌ってるんですね。超方豪が変なボクシング崩れで夫婦関係も崩れたところに転がり込む。春画見ながらと言うのは見ていて大変そう。

(秘)女郎残酷色地獄(1973年製作の映画)

2.3

奴女郎?大奥女中が吉原に下げ渡すって?将軍と同じ気持ちにさせてやるよ!と吉原で啖呵を切る中川梨絵がカッコいい。なんか昔のテレビの時代劇で濡れ場が多いなぁていう感じの映画ですね。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

4.0

名脚本家スティーヴン・ザリアンの初監督作品。「クィーンズ・ギャンビット」を観たので、ようやく観る気に。ところどころ入るボビー・フィッシャーの映像が効果的だ。フィクションだと思ってたら実話だった。ベン・>>続きを読む

激突!合気道(1975年製作の映画)

2.8

合気道開祖の主人公をフィクションで描く。合気道自体が受け身な武道なので派手さがないから激突というより攻撃をかわす方が多い。兄貴の千葉真一のキレキレのアクションが凄い。せっかくの主演映画なんだけど千葉治>>続きを読む

(秘)極楽紅弁天(1973年製作の映画)

2.5

久しぶりに曾根中生作品の本作を再見。脚本田中陽造なんで、2人の波長が噛み合わせないようにわざとしているのかという作品。丹子母さんが妙な髪型にして熱演。時代劇なんで長屋のセットもあり金が掛かってる。初期>>続きを読む

アポロ 11 完全版(2019年製作の映画)

3.5

編集が物凄い。フィルムの繋ぎ方で発射から月面着陸、帰還まで一気に見せる。本物の凄さを感じる打ち上げシーンは、荘厳にさえ見える。

地獄の警備員(1992年製作の映画)

2.5

今やベネチア監督賞の黒沢清と飯を食べてるだけで人気者の松重豊の出世作。「スウィートホーム」の次回作だったとは。伊丹十三と揉めた後だから低予算映画になったのかなぁ。当時の伊丹十三は映画業界で力ありそう。>>続きを読む

トルコ風呂(秘)外伝 尼僧極楽(1975年製作の映画)

2.2

しかしオープニングの浅草ストリップのような寸劇があって主人公が少年時代に尼さんとの筆おろしに故郷の郷愁に浸るというギャップが激しい映画だ。題名と内容にも大きなギャップが!頭を剃って臨んでいる女優には悪>>続きを読む

れいわ一揆(2019年製作の映画)

2.8

原監督作品は、長時間作品が最近の主流だ。本作は、4時間越え。内容は、メロリンQだった山本太郎がポピュリズムだと分かっていながら政党を作る。そこに女装(女性装)をした安冨歩氏が映画にするなら選挙に出よう>>続きを読む

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

2.3

原作のタイトルは、「ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~」なんだけど映画のタイトルは、「ヒルビリー・エレジー郷愁の哀歌」どこに哀歌が???トランプが当選した理由を語る上で原作>>続きを読む

クライマックス 犯される花嫁(1980年製作の映画)

2.5

原悦子とは、最近といえば伊集院光のラジオ番組で「ディスコ原悦子」がかかったりと週刊誌であの人は今的な内容でインタビューがあった。未だ独り身で映画人のスタッフの多くが独り身なんでと言う健気な方。寺島まゆ>>続きを読む

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.0

若山弦蔵吹き替え版で再見。ウーンすっかり内容忘れてる。なんかモタモタした映画だ。ラスベガスでヨロヨロしてる。後半に宇宙的な話になるが海洋油田のアクションもモタモタ。コネリー版の中で一番最低だね。ボンド>>続きを読む

色暦大奥秘話 刺青百人競べ(1972年製作の映画)

2.5

東映ポルノと石井輝男的な世界が日活でやるとこうなるみたいな作品。小川節子は、美人ですネェと毎度思います濡れば少なめ。濡れ場の調整役は、原英美。残念な気持ちになるのは何故だろう。刺青百人競べってそんなに>>続きを読む

ザ・ゴキブリ(1973年製作の映画)

2.7

アクションが前回から若干グレードアップ。正直本作で爆発に次ぐ爆発そしてカーチェイスやりまくりなら映画で渡哲也を見続けることができたかもしれない。映画よりテレビの方が石原プロモーションとしては儲かる。で>>続きを読む

ゴキブリ刑事(1973年製作の映画)

2.5

石原プロモーションは、石原裕次郎以外で映画ないと思っていたら渡哲也で映画製作してた。でもゴキブリってね?本作が渡哲也といえばサングラスがトレードマークになったオリジナル。鹿島工業地帯が舞台で利権絡み。>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

1.3

本作の監督評価がこれほどまで個人的に一致するのは、あと山崎貴監督くらいですね。何故見るかと言うと旬な人が出ての大人のラブストーリーという点で見る気になりました。なかなか最近の日本映画に大人の恋愛映画な>>続きを読む

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

2.2

日本のオピニオン雑誌である「週刊大衆」で三上悠亜がおすすめの本作。蛭子能収の如く、いろんなところでナタリー・ポートマンがセフレといたしまくる作品。ハーバードの才媛なんだが「ブラックスワン」以降性格が変>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.0

深作欣二と同世代の大島渚作品と「今際の国のアリス」見たんで、10年ぶりくらいでこの有名デスゲーム映画である本作見直す。前作が「おもちゃ」で脚本新藤兼人で芸者の話なんか深作欣二撮ってるんで個人的に文芸映>>続きを読む

快楽温泉郷 女体風呂(1981年製作の映画)

2.0

相変わらずの藤浦節。しかし、海女物か温泉物しか撮ってないなぁ。コメディなんだろうけど正直笑えないのが藤浦監督。三崎奈美が明るい。脚本が伴一彦でテレビで才能が開花したように思えます。

飼育(1961年製作の映画)

2.5

「ファミリーヒストリー」観てたら近藤春菜の実家が本作に使用されたとの事。なんか、きっかけがないと見直さないので数十年ぶりに見直す。黒人兵役は「アメリカの影」に出ていたのかと。大島渚のアンテナにカサヴェ>>続きを読む

OL百合族19歳(1984年製作の映画)

3.5

にっかつロマンポルノ後期の名作。金子修介監督が百合族監督してたとは!監督2作目。兄のように慕っていた那須監督からの引き継ぎだが、完全に金子修介テイスト。オープニングの過去作のモンタージュが秀逸。そして>>続きを読む

ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983年製作の映画)

2.7

トランプ氏がまだ核ミサイルボタンを持っている方が本作より危ない感じがする今日この頃です。「007サンダーボール作戦」観たら当然本作比較してみたくなるのはシネフィルの性。単純にリメイクなんでお話一緒なん>>続きを読む

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.0

「2030年ジャック・アタリの未来予測」を最近読んでたんですけど、変な話スペクターより危ない組織が世の中に存在していて世界を破壊しかねない世の中に我々はいるのだと。スペクターは、悪役としてチャーミング>>続きを読む

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

2.8

正直舞台劇の映画化とは個人的に相性が悪い。同じオーガスト・ウィルソン原作の「フェンス」は、デイゼル・ワシントンの演技で乗り切った。本作は、オープニングのテントコンサートは、結構迫力があってマ・レイニー>>続きを読む

秘本 乱れ雲(1974年製作の映画)

2.0

大正時代に東大生だと本作のようなハーレムになるかもしれない。後半は、宮下順子の年増に翻弄される。秘本と付くと結構神代辰巳作品なんだが今回は西村昭五郎でエロに徹してますね。

ホワイト・ラブ(1979年製作の映画)

2.0

百恵友和映画10作目がオープニングでドーンと出る。10作も共演したら結婚するよねぇ。ストーリーは、どうでもいいのだ。百恵友和が観れれば。スペインまで行く。泉じゅんがスクーターCMタレントで出てくる。百>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.7

怒涛の前半に目は釘付けですね。既に内容が世界レベルに達した普遍性を持つ作品。Netflixが配信するのがよくわかるマイノリティへの眼差し。主人公夢馬がラブホテルの件から渡辺真起子演じる風俗嬢とクマに出>>続きを読む

忠臣蔵(1958年製作の映画)

3.5

大映版の忠臣蔵って初めて見た。意外にサクサク観れる。ダイジェストに徹してる感もありストレスが無い。要は、だいたい話知ってるし。吉良が滝沢修でなかなか憎々しい。長谷川一夫の大石、市川雷蔵の内匠頭なんで大>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.2

世は配信時代なんで両方比べることが簡単にできる時代。映画マニアは、やりたいよね。やってみました。妙な回想シーンを減らし、いきなり本題から始めているので公開版のように説明過多になってないのでスッキリスム>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.0

公開当時酷評を受けた本作。初めて「ゴッドファーザー」を見た人わかりがいいように出来上がってる感じがする。公開当時見てソフィア・コッポラのマイケル娘は、ないなぁと改めて感じる。ウィノナ・ライダーの降板が>>続きを読む