すてふさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.6

『アマンダと僕』のミカエル・アース監督。

ある夏の日、突然亡くなったサシャ。遺された恋人のロレンスと妹のゾエ。ベルリン、パリ、ニューヨークでの3年間の夏。

この監督さんは、夏の自然光を使って町並み
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.8

プレミアムエディションを入手できたので。

記憶喪失が先なのかタイムリープが先なのか謎なところもあるけど、とてもよく練られた脚本だと思いました。

エンディングにも色々あって、

①劇場公開版
②スト
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ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

3.3

神の力を手に入れたジム・キャリーがハチャメチャするコメディ作品。

自分の人生を好転させるために神の力を乱用するわけだけど、日々送られてくる神への祈りも処理しないといけない。神様も大変だ。

変に教訓
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ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)

3.0

『きみに読む物語』のニコラス・スパークス原作。

命がけで牛に乗るブルライダーと、芸術の仕事を目指す女子大生。初めてのデートの帰り、車で事故っている老人を助け出すと、カゴの中にはたくさんの手紙が…。
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トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(2017年製作の映画)

2.8

アメリカだとわりとポピュラーな真実か挑戦かゲーム。それを命がけでやらされるスリラー作品。

学生最後の春休みにメキシコへ遊びに行った男女グループが呪いのゲームに巻き込まれるという王道展開。ゲームの参加
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.5

自由気ままに盗みを繰り返す青年が相棒と出会い徐々にエスカレートして…。

サイコパスというには知性が足りない感じ。何考えてるか分からないというより何も考えてない。

Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

3.5

そういえばこういう話だったなあ。最後まで観るといい話だけど途中は中身が薄いように感じちゃうのよね。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

愛するより愛されたいマジで。

都合のいい尽くす女テルコ。はっきりと付き合ってるとも言えない男タナカを想い続ける姿が痛々しくて切ない。似た境遇のナカハラに代わって親友のヨウコに想いをぶつけたように、タ
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

若かりし頃の母と三人の父、同時並行で受け継がれる母と娘。

エンディングで新旧みんなが集結したら何だか感極まって泣いてしまった。。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.3

突然現れた10年後の自分。

ありきたりなタイムリープものかと思ったら全然ちがった。なかなか考え込まれたSFでありながら、チート能力で世界を救うアドベンチャーでもある。これは作中の二人がそれぞれ好きな
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.7

犯人の姿は見えず、銃声が響き渡るなか逃げ惑う学生達。ワンカットで実際に発砲された数まで再現しているので、カメラ片手に現場で行動を共にしている感覚になる。

ただ、身を潜めて隠れているシーンが多いのは分
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

2.8

スタンドバイミーとかグーニーズを下品にした感じではあるけど、リアルな友情とか成長って感じ。

黒人の子を好きになったり、アジア系の子がリーダーやってたり、下品なコメディに留まらない多様性が現代的だった
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生きる(1952年製作の映画)

3.8

やる気になれば。

役所で判子を押すだけの課長が余命わずかであることを知り、残りの時間をどう生きるか。というお話。

こんな覇気のない人がよく課長になれたなとは思うけれど、そんな人でも何かを成し遂げら
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

2.0

ずっと導入を見ているような感覚だった。リニアに乗るのがメインイベントだと思っているとそこまでの説明がめちゃくちゃ長い。謎解きが皆無。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.2

弱いふりして不器用に日常生活を送ろうする殺し屋。普通とか常識を学ぼうとする姿が可笑しくも悲しい。

予告を何度も見てしまったから盛り上がるところが大体見たことあるシーンで残念だった。もう少し肉弾戦も見
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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.6

予告がかっこよすぎる映画として日本でも話題になったらしい。知らなかったけど。

ロボットに感情を持たせる研究をしている男が故郷に帰ってきて出会った少女エヴァ。

このエヴァ役の女の子がかわいい。賢くて
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.7

ジェイソン、フレディ、マイケル・マイヤーズなど、いろんな殺人鬼の要素が詰め込まれている。それでいてコミカルな笑いどころあり、ムカつく奴が漏れなく始末される爽快感ありで最高だった。

中身が女の子のヴィ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.5

アルマゲドンはあのシーンしか憶えてないけど、こちらはいろいろ覚えてた。

もっと余裕もって作戦たてるとか避難するとかすれば被害を最小限にできたのに。宇宙飛行士もギリギリに決断するんじゃなくて2週間も猶
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ロンドン・エディンバラ・ロンドン(2016年製作の映画)

3.0

ロンドンを出発して、エディンバラで折り返し、ロンドンに帰ってくる1400kmの耐久レース。制限時間は5日間。

アスリートではなく一般参加者に密着したドキュメンタリー。楽しくない、キツイだけだって言っ
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モア・ザン・ア・ゲーム(2008年製作の映画)

3.5

NBAの王、レブロン・ジェームズの中高時代。

といってもレブロンを英雄視する訳ではなく、チームメイトやコーチも平等に掘り下げているのがとても好印象なドキュメンタリーでした。

他校を寄せ付けない大躍
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.3

ポスターのイメージで、もっとポップでカラフルなリゾートでダラダラと遊んで過ごす話を想像してたけど、思ったよりは地味めだったかな。

いきなり下ネタで始まるし、そのへんが笑えないとちょっと退屈かも。まぁ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

車上生活する現代のノマド(遊牧民)の暮らしを描いた作品。実際にノマドとして生活している人々が実名で登場していることもあり、ドキュメンタリーのようなリアルを感じられる作品でした。

ノマドになった背景は
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.6

『ザ・レポート』にて拷問で得られた情報はないとの事で。それを差し引いても地道な捜査は計り知れない苦労があったと感じさせる内容でした。主人公のモデルは男性か女性か複数人か諸説あるようですが、実際に命を落>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

面白いかは置いといて、ひとりで7年かけていることが凄すぎる。特にセットの作りが細かい。

ところどころ野性爆弾くっきーを感じさせる。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.5

9.11以後にCIAが行った尋問プログラムに関する調査。事実に基づく作品。

政治的な背景があるにしても国内の汚点を調査・公表する事にとても正義感を感じる。スノーデンのようなドラマチックな話ではなく、
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.3

銭湯でバイト始めたら夜な夜な殺人現場に使われてるのを目撃してしまった。

確かに掃除しやすいし。
全体的に話の流れが自然でとても観やすい。

最初は主人公のキャラが痛々しくてちょっとしんどいかなと思っ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4

親が付けた名前を受け入れずに独自の呼び名を名乗ったり、地元を離れて都会の大学に進学したかったり。反抗期とは違う自立の始まりを描いた作品なのかなと。

どちらかというと自分とは反対の生き方だったので、お
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.4

いろんなメンヘラとツンデレがいた。
自己嫌悪で死にたがる女と殺すぞ死ね死ね言いまくる男。一方的に好き好き伝える女と興味なさげにあしらう男。カワイイに取り憑かれたキャピ子と見守るジミ子。

人付き合いが
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.7

正直そんなに面白くないけど、何なのここは?!と不思議空間に迷い込んだ感覚が好きでした。

もう少しジェシー・アイゼンバーグを上手く使ってあげてほしかったかな、ずっと掘ってるばっかりで…。

ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

3.6

応援してるところが順当に勝ち上がって嬉しい。
めちゃくちゃ気になるところで終わった。
まじどうなっちゃうの?!

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.2

休暇中の軍人と2週間の恋。

『きみに読む物語』のニコラス・スパークス原作。この原作者は軍人との文通や家を建てるのが好きですね。

え、なんで??って展開だけど2週間なんだよね。映画としては時間経過を
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.5

ふたりのアーティストによるドキュメンタリー。フランス各地を巡り、その土地の人たちを写真に撮り、人生を讃えるように壁に貼っていく。

ゴダールのように常にサングラスをかける写真家のJR。アニエスをからか
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.6

無愛想でろくに返事もしない夫。突然やってきた旧友を住み込みで働かせる。怪訝な態度を示していた妻も次第に心を許し、娘も懐くように。しかし…。

ワイシャツを着て礼儀正しい浅野忠信がいつ本性を表すのか気が
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.6

夫と息子をテロで亡くした女性の決断。

単に可哀想な母を演出するだけでなく、夫に前科があったり、自身も薬に手を出したり、素直に感情移入できないところにどんな行動に出るのか分からない面白さ、と言うとあれ
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