こうきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

こうきち

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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.2

エヴァ・イオネスコの話はなんか有名みたいでチラッと聞いたことはあったけど、そのイオネスコ自ら監督になって撮っちまったという。自分ごととあって説得力が段違いですよね。闇深。
「普通」を求める人と「特別」
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.8

ストイックなドキュメンタリーにしたいんだかドラマ仕立てにしたいんだか、どっちつかずで観る側としてのスイッチが入らん。ぶれるんじゃない

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

アラン・チューリングがエニグマを解読する話。内容は知ってたけど、改めて映像で観るとまた違った面白さ。
戦争の裏方話って地味にロマンだよなぁ。ジャスパー・マスケリンとか陸軍中野学校の話も見たいな〜探せば
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復活の日(1980年製作の映画)

3.5

作り物丸出し。日本人の根本的なセンスの無さ・ダサさを見せつけられてしまう。でも金ジャバジャバ使ってる感はいい。爽快。ラストの精神病む描写も好き。

スーパーマン(1978年製作の映画)

4.0

油断してた!
思ってた数倍映像がしっかりしててかなり見応えがあった。特撮モリモリで楽しい!CGでは出せない「根性」「物質的満足」を感じる。

改めて、ジョン・ウィリアムズが偉大過ぎる。こんなカッコいい
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県庁の星(2006年製作の映画)

4.2

書き忘れてた。
いや、好きよ。分かりやすくて。

ゼロ年代映画で今も見れるって事は、やっぱいい映画なんだと思う。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.2

観よう観ようと思いつつ手付かずだった映画。やっと観れた。

いや〜〜〜〜お洒落か!?音楽も色もカメラワークもカラっとしてて滅茶苦茶に垢抜けてる。おフランス。引き算は大事。

なんかもうこれはセンス過ぎ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.6

信じられんくらい鮮やか。ほんまに白黒か?
オードリーって太眉だから、白黒の映像の中でも存在感あるよなぁ。スターになるべくしてなってる。

ラスト5分めちゃくちゃ好き。こんなん感動するに決まってんじゃん
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

綺麗に描いてるけどだいぶ歪だよな。あんま純粋な恋愛モノ観ないんだけどこんなもんか…???

色味はかなり好き。色味加点。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

意外と書き忘れてた。

???「現実とミュージカルは違うよ~」

ミュージカル勉強すればする程、オマージュどっぷりなこと/場面の魅せ方のバリエーションがかなり豊かなことがなんとなく判ってくる。同時に、
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.9

底抜けに明るくて笑う。
観る抗鬱剤。

88年版も観たいんだけど、なかなか転がってなくて悩ましい。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.8

「キング・オブ・コメディ」とかいうポップ目なタイトルとは裏腹に内容はほぼサイコホラー。「ジョーカー」のオマージュ元ということで観てみたけど、個人的にはジョーカーよりキツかった…
冒頭10分でなんとなく
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スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

3.9

1作目と比べてちょっと絵が綺麗過ぎてコレじゃない感はあったけど、
話の内容とか展開・やってることは2の方が面白いのでは…!?
ラストの皮肉ラッシュ好き。いつでも自分が証拠になるスタイルは貫いていく。
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娼年(2018年製作の映画)

2.0

女の子向けの映画だと思ってたのにガシマンし始めたからビビった。イケメンの無駄遣い。

それと音楽!サックスが音揺らしておけばエロいみたいな安直な考えはどうかと思う…安いぞ…

もっと官能的な方面に攻め
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野火(2014年製作の映画)

4.0

最初はなんだかやすっちいなぁと思ってたんだけど、だんだんハマっていっちゃった。悔しい!

後日譚ってだいたい蛇足がちだけど、これは良かった。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.2

邦画って、スケールを大きくすると嘘っぽいショボい映像になりがちだけど、その特性を逆手に取って「こうだったら笑えるよね」「あくまでも冗談だからね」という妙な説得力にしてる。良い意味で開き直ってる。
そう
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.8

油断したらやられた…って感じ。

「『自分は何者にもなれない』という自己肯定感の低さ」「コンプレックス」この辺りの「負の共通意識」を描いた話。

ここまでストレートに投げられると、こっちももう受け取る
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.3

結局みんなエゴでしか動いてないのが中学生らしくていいなと思いました。絶妙なところ突いてると思う。所作は「大人が考えた子供」がち。ちょっと上手すぎた感。

みんなまだ若いだろうに演技力すげぇなって思いま
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スーパーの女(1996年製作の映画)

3.8

カラッとしてて良かった。本職で似たような立場にあるので個人的に刺さるものがあった…

【余談】肉の偽装の手法とか「牛と豚の違いが…」のくだりはミートホープを彷彿とさせた。でもミートホープ事件の方がずっ
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

半世紀前の、しかも邦画がこんだけ「観れる」のってすご過ぎるな。

本筋とは関係ないんだけど、アマプラで見れる「HDリマスター版」の画質の良さが凄まじい。画質良過ぎて1969年って言われてもピンとこない
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

バタフライエフェクトをポジティブにした感じやね。大ホラー映画かと思ったらそうでもなかったから面食らった。
結局なんでこういうことになったの?って考えてしまう…そこはノリで楽しめということか。
設定が設
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.7

株とか為替とか転がして儲けてるヤツって実際こうなんだろうなという謎の説得力。そういうヤツに限って大してしょっぴかれずに堂々と生きてるんだろうなという謎の説得力。絵力。

全力で下品な映像撮ってて好感が
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.5

なるほどむずいぞコレは

周りの幸せのために全てを無に帰す話かな〜よくできてるな〜と思ったら、それのもう1段2段深いところまで掘り込んだところに大筋があった。これは1回では分からん…