TRBさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.2

一言で表すと、燻し銀。

モンキー・パンチのコミックルパンにテイストが非常に近い気がします。

カリオストロなどの、ハードボイルドとコミカルの軽妙なバランスも良いですが、年を経て、今はこの固焼き加減が
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.5

ハン・ソロ、チューバッカ、ミレニアム・ファルコン号!

オールデン・エアエンライク

不安でした。

ハリソン以外のハン・ソロ。

みんなに愛されたならず者、ハン・ソロ。

ハリソン・フォードが息を吹
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.9

無駄にキャラクオリティ高い!笑

燃堂のクオリティ!笑
マラソンシーンは、腹が捩れるほど笑いました。

橋本環奈さんは、ほぼ顔芸女優!
でも可愛い。

何にも考えずに、頭空っぽにして見れます。

漫画
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ドッジボール(2004年製作の映画)

3.2

とってもくだらなくて面白い。

ストーリーには中身も深みもありません。

でも、こういう大味なコメディは大好物!
わかりやすいピンチに、わかりやすい嫌な奴、そこに降って湧いたような話が舞い込んでくる。
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

2.5

何度も届く、恐怖(ギフト)

というほども恐怖感もスリル感もやってこない。

ジョエル・エドガートン演じるゴードが、確かにややクリーピーではあるが、基本的に優しい。

猿が嫌いとか、設定が活かしきれて
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.0

地雷を踏んで52時間の絶望。

非人道的な兵器、殺さない程度に殺傷力を調整し四肢を破壊、無慈悲な地雷の恐怖感。

そこに自然の猛威と過去からのトラウマが迫るワンシチュエーション・スリラーとしては面白か
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

ラスト数分
声を失い驚嘆しました。

完成された脚本、
虚実入り混じる証言、
謎の男『カイザー・ソゼ』

シンプルな話しの軸に巧妙な脚本で圧倒し、翻弄されます。

サスペンスの王道にして名作。

語り
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雨あがる(1999年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい‼️

『雨あがる』
天が晴れると書いて字の如し、誠に天晴れで清々しい侍像、真に人に優しくなれる極意を描いた逸品。

誰にでも分け隔てなく優しい、そんな侍を寺尾聰がとても良く表現している。
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クリスマス・シーズン大定番コメディ。

カルキン坊や、世界一有名な子役。
(その後は悲惨な運命…)

家族のウッカリ具合がさすがアメリカ。

子供のアイデアで、泥棒を撃退。
しかも!
その泥棒の片割れ
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

3.3

小学生の時にアニメ見たな〜と、何となく鑑賞。

普通に面白かった。

小学生が変身してるので、
「そんな馬鹿な〜笑」
とツッコメる場面も、主演の綾瀬はるかさんがきっちりこなしていて微笑ましい。

誰か
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

親父無双第2弾

今度は、
「飛んでイスタンブール」

しかし、
「恨まないのがルール」
という訳にはいきません。

止せばいいのに、アルバニア・マフィアが復讐を開始。

リーアム・父さんと共に、嫁を
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.9

『心よ明日は強くあれ』

近年、稀に見る優しさに溢れた映画。

『ニュー・シネマ・パラダイス』に通じる映画愛を感じた。

相手を本当に思いやる事、価値観は人によって違うけど、愛する人が信じるものを受け
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96時間(2008年製作の映画)

3.8

狂おしい程に娘ラブな親父無双の決定版。

娘が拐われ、タイムリミット96時間。

怒れるリーアム・父さん(ニーソン)がパリに血の雨を降らしにやってきます。

矢継ぎ早にシーンが展開していくので飽きませ
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泣く男(2014年製作の映画)

3.2

殺し屋にしてはメンタルが豆腐のように脆い男の話。

殺しを生業とする家業の方が、子供を殺した事でそんなにもショックを受けるのだろうか?

取扱い銃器類の操作など、アクションが素晴らしかったので退屈はし
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.3

戦争の真実なんて分かりようもないが、それでも実話をベースにし、目を覆いたくなるような徹底した戦闘シーンはリアル。

前半にシールズ隊員の想いや、行動規範を詩的に情感たっぷりに描き、それ故に後々訪れる凄
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.6

歌うことの喜びが詰まったミュージカル・コメディ。

1作目と違い、音楽を通し更生するクラスに焦点を当てた、王道の学園青春物に方向転換しているが前作に負けず劣らず素晴らしい作品に仕上がっている。

前作
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

昼間の潔癖なまでの完璧主義者と、夜の殺人衝動を抑えきれないイカれた異常者の対比がとんでもなく怖ろしい。

そんなサイコパスを見事に演じたクリスチャン・ベイル。

3Pしながら自身の肉体に欲情する姿、も
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.6

鑑賞後、ハッピーな気持ちにさせてくれるミュージカル・コメディにして、最高のエンターテイメント。

閉塞した環境下から、絆が生まれていく様子がなんともファニーに描かれている。

ウーピー・ゴールドバーグ
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前編に比べ、人間ドラマ?へ物語がシフト。

前作に比べ、やや退屈。

桐山自身が、将棋以外に目を向け、姉妹のイジメ問題や家族の問題に取り組む事が多い。

今まで余り人と関わってこなかったから問題への取
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コナン・ザ・グレート(1982年製作の映画)

3.8

ミスター・オリンピアが映画界に殴り込み!

若かりしシュワちゃん

筋肉がキレキレです!

親の仇への復讐冒険活劇

ダークファンタジーとしてストーリーも良いのだが、何よりやっぱり筋肉美に見惚れてしま
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ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.5

予想に反して渋く面白い作品。

シュワちゃんもいい歳になったんだな〜としみじみ思ってしまう。

昔のようなド派手アクションだけではなく、年齢を重ね西部劇のようないぶし銀の仕上がりがいい感じ。

街のお
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.8

リュック・ベッソン発のSFアクション大作

シンプルなストーリーでわかりやすく、コメディ要素と芸術がいい感じ。

ミラ・ジョヴォヴィッチの言わずとしれた出世作。

個性的なリールーの役柄に魅了されてし
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.3

混ぜるな危険のタッグ。

『ジェームズ・キャメロン』
✖️
『アーノルド・シュワルツェネッガー』

面白い以外、ありません いりません!

数あるスパイ映画の中でも、
アクション、スパイ道具、コメディ
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ローグ アサシン(2007年製作の映画)

2.5

豪華な顔ぶれの割にパッとしない作品。

決して面白くないわけではないのだが、変な日本語とか、変なヤクザとか色々気になってストーリーが入ってこない。

何より

「ステイサムに何させてくれてんの!」
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.8

原作は朧げにしか覚えていないが

それでも、キャストがどれも上手くハマっていて世界観が良く出ていた。

将棋に明るい方ではないが、棋士の勝負勘や空気が伝わってくるような演技、一局にかける思いが素晴らし
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ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨(2012年製作の映画)

4.5

栄光の黄金時代が終わりを告げ

グリフィスの夢が潰える時

遂に、大いなる夜祭

『蝕』

が幕を開ける

感想はただ一つ

よくやってくれた!

コミック史に刻まれた絶望を、

よくこのクオリティで
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ベルセルク 黄金時代篇 II ドルドレイ攻略(2012年製作の映画)

4.0

栄光の頂きへと昇る鷹の団。

真の友と肩を並べるべく、己の道を見出そうとするガッツ。

その決断故に瓦解する鷹の想い。

100人斬りや、ボスコーンとの一騎打ち。
最初から申し分のない迫力と剣戟の嵐、
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ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵(2011年製作の映画)

4.0

未だに壮大な広がりを魅せる日本屈指のダークファンタジー。

その劇場版第1作目。

当時、初期のアニメ化の件もあるので大丈夫か?と疑問に思っていた。
原作を読み耽ったファンとしても、この作品を納得出来
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ツイン・ドラゴン(1992年製作の映画)

3.2

ジャッキー・チェンの一人二役。

双子で真逆な役柄を、ジャッキーらしくコミカルな動きとユーモアで演じている。

ラストファイト、車の試験場では、特異な状況とジャッキー特有のアクションがマッチし、双子の
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.0

沖田(真矢みき)捜査本部長、どうしようもないボンクラ。

恩田すみれ(深津絵里)、なんだか無性に綺麗に見えて終始ドキドキ。

和久さん(いかりや長介)、好々爺キャラに弱い。はにかんだ笑顔が好き。

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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.5

『愛の起源』

『怒りの1インチ』

音楽は言わずもがな、歌詞の一つ一つ素晴らしいワードが紡がれて上質のロックに仕上がっている。

ジョン・キャメロン・ミッチェル。

最初はケバいドギツイキャラだなと
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.9

もう20年か〜

よく観ていたシリーズなので何だか感慨深い作品。

それぞれに個性的なキャラクター、所轄内でのコミカルなやりとり、現場と本部の軋轢。

飽きない展開に名ゼリフ、名シーン。

時代を経て
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ある殺人者の告白(2014年製作の映画)

3.7

決して気持ちの良い作品ではないが

デビット・オイェロウォ(舌噛みそう)の一人芝居が凄い。

スマフォ、SNS全盛の現代で確実に壊れていく男の独白。

徐々に感情の抑制がままならなくなり、それを察した
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

2.8

ツイてない男、息子と一緒にロシアの地で大暴れ。

アクションもド派手でテンポも良く面白いのですが、
大好きなダイハードシリーズとしては不満の残る作品。

不運にも事件に巻き込まれ、グチりながら窮地を脱
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ミーン・マシーン(2001年製作の映画)

3.0

イングランド、サッカー、不正

そんでもってこのパッケージ

という事で少々とっつきにくいイメージ。

でも見てみると全然そんなことなく。

逮捕や乱闘、賭事にサッカーの試合と多めの内容だが、上手い具
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

激しく魂を揺さぶられ

心を奪われた

安藤サクラ

魂のこもった演技に、ボクシング。
これで感動出来ないわけがない!

ジムのスポットライトが照らす

hungry/angry

何度ダウンしても立
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