T0Tさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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カリスマ(1999年製作の映画)

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2023.3.27 13-57

黒澤清が好き。特に空間と人物の撮り方が本当に好きです。黒澤清が撮るもの、名付けようのないものになる。
空虚さ、空っぽがキータームだと直感するのだけどうまく論じることは
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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2023.3.26 13-56

偉人の伝記。とはいえ、実はスピルバーグをほとんど観ていない。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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2023.3.20再鑑賞 12-53

あまり無闇に「責任を引き受けるべき」とかあまり言いたくないが、本作が主題なのでいっぱい言います。しょうがないです。

全員、特にミサトさんは『Q』で言うべきこと
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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2023.3.20再鑑賞 12-51

「綾波、来い!」の場面はそこで終わっていいくらいのクライマックス。でも、ここで終わらせないのがエヴァのいいところだと思う。ここで終わればただの良い話で終わる。
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飾窓の女(1944年製作の映画)

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2023.3.19 12-49

ラングのサスペンス。『サスペンス映画史』ではルビッチと比較されており、ラングはハリウッドの「ご都合主義」の徹底によってハリウッドの秩序の強制力そのもの(ハッピーエンド
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セールスマン(1969年製作の映画)

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2023.3.18 12-48

ずっと同じ反復。ドラマぐらいカメラの存在が消えてる。

ボクシング・ジム(2010年製作の映画)

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2023.3.17 11-47

とあるボクシング・ジムでの人々。「生活」というほど密着しているわけではない。人物の映画ではなく場所の映画であるが、どこに力点を置いて観るか、かなり難しい。というのも映
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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2023.3.16 11-46

視線と空間移動。あとカメラ。『冬の旅』も当てのない移動であり視線と自己イメージはキーワードだったように思う。

市井の人々から向けられるクレオへの視線から最後の男との
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バビロン(2021年製作の映画)

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2023.3.15 10-44

話の筋も音楽の感じも編集のテンポもデミアン・チャゼル節。テンポの良いカットの連続とは反対に余韻を残すワンショットや長いワンシーンワンショットが印象的だった。

3時間
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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2023.3.15 9-43

船は転覆したとて階級は崩れず。
船が荒れてセレブたちが吐きまくるのはおもしろかったけど、真面目にいえばクリティカルな皮肉ではない。むしろこれで笑うのは暴力なのではないか
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別れる決心(2022年製作の映画)

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2023.3.12 8-42

どういうこと?

山や海などの隠喩、複雑な事件の構成と登場人物の思惑が張り巡らされてるとはいえ、物語構成上のパズルでしかなくあんまり説得力がない気がする。
割と真っ当
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私の殺した男(1932年製作の映画)

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2023.3.12 7-41

おもしろい。殺したことへの贖罪としての生き延び。この映画ではそこまでいってないけと。
老夫婦の最後のカットが寂しい。最後の場面から老夫婦の死を感じて見ていて辛い。

さびしんぼう(1985年製作の映画)

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2023.3.8 7-40

ロケーション含め映像が本当に良い。ロケーションの映画だと思うが、演劇的な演出。背景に対して人物の輪郭がハッキリ浮き出ている。カメラの動きも本当に良い。

ドタバタ劇もやっ
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ヘカテ(1982年製作の映画)

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2023.3.5 7-39

照明とカメラワークが良い。俳優と背景がハッキリしているので、空間に舞台ご造られている。

植民地の現地人が背景と化すことの権力性が問題となるのだと思うのだけど、なんせ権力
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浮き雲(1996年製作の映画)

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2023.2.25 7-35
虚空を見つめる。見つめる先にある常に外部にある偶然としての未来。不運と幸運がどこからくるのか。

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

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2023.2.23 7-34

どう考えるか難しいですね。あまり劇中劇の内容がよくわからない。あと、「老い」が最後の劇中劇のやり取りにどう聞いてくるのか。
さらにカメラワーク、繋ぎ方も色々なことをやっ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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2023.2.19 6-29

おもしろかった。ただ人間関係において嫌なところをついてくる。

でも暴力シーン全般もそうだけど、指切断とか特に苦手なんだよな。その分、ビビりながら見てたけど、話の内容は
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

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2023.2.18 5-28

どこを切り取っても良いくらい、映画がかっこいい。あるいは、どこを切り取っても良いくらい、カメラワーク・俳優の挙動が物語の軸から独立している。

人物自体に狂乱めいたもの
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大砂塵(1954年製作の映画)

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2023.2.17 5-27
2024.3.1 15-17 再鑑賞

この映画がおもしろいのは、わかりやすい二項対立のドラマではなく、複数の決闘が他の項、他の決闘関係を巻き込みつつ同時多発的に生じる展
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