TAMUさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

TAMU

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ある会社員(2012年製作の映画)

3.6

なんつーか、殺し屋稼業を裏の顔に持つ真のブラック企業戦士が元アイドルとの出逢いを通じて云々と、雑な話である(笑)
が、ソ・ジソプが哀愁漂う眼差しでそれらしく演じると、なるほどシリアスドラマになっている
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

子供のころに大好きなおばあちゃんの家に泊まりに行って夜トイレ行った時かな、おばあちゃんが洗面所で入れ歯外すところをうっかり目撃して「うわぁ化け物(汗)」と思ったが、黙って部屋に戻って見なかったことにし>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

哀しくも優しい展開を感じさせる序盤。主要キャストが漏れなく道を踏み外していく展開。正にジクソーパズルをはめていくかのように、終盤明らかになる全体像と最後のピースがはまった時の驚きと虚しさ。計算され尽く>>続きを読む

王の運命 歴史を変えた八日間(2015年製作の映画)

3.8

『王の運命』韓国(李)王朝の王(ソンガンホ)と子(ユアイン)の愛憎劇。派手さはないが、王の座を守る王の気持ちも、誠実さ故壊れていく王子の気持ちが共に分かってつらい〜。家庭で出来の良い祖父と子に挟まれる>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.5

今さらテレビで見てこういう事言うの恥ずかしいですが、必見の映画ですねw
こういうの求めてた。無くなったと思ってた日本映画の素晴らしさ思い出した。何がどうと大掛かりな事件は起きず、きめ細やかに心の機微を
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提報者 ES細胞捏造事件(2014年製作の映画)

3.3

『捏報者』まずタイトルが読めないw
ついでに見てる自分の側に責任があるのだが、韓国の報道なんて上から押さえたら動けないでしょ、と思ってる。だから、正義を振りかざすならば、事実なんてクソ食らえで、悪にも
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君に泳げ!(2013年製作の映画)

3.6

『君に泳げ』!たいやきくん、て言いたくなる世代w 少女時代のユリがヒロインでガールズバンドBlingBlingのボーカルでダルシャベのアヨンがギター担当してます。イ・ジョンソクとソ・イングクは共にユリ>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

評判高いみたいだし、久々にゾンビ映画もいいかな〜て思ってたんだけどね。
序盤のZQN大量発生までの感染経路や時間感覚が飲み込めず、特にグロい描写は見たい訳でもなく、論理ではなく都合で噛まれるか噛まれな
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.0

日本公開時に1回見てましたが、LalaTVでやってたのでもう一度。イ・ジョンソクが出てたというのを後から知って、何処に出てたかと確認したかったのですが結構出てましたね(笑)
そんなことより(←)ハジウ
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.5

これはやられた。上の句は丸ごとジャブだったんだね。ちはやふる千早の後ろ姿にの凛々しさたるや、なんかもう言葉にできない美しさw 太陽のように眩しい千早と月のようにクールなしのぶさんのかるたをいつまでも見>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.6

キャラ造形が極端だったり、心情を喋り出してしまう苦手な演出はありましたが、ちはや役の広瀬すずの圧倒的な魅力が超えてくる。
ちはやは目ヂカラ半端ないし太陽のように輝いてて眩しいばかり。
こちとら劣等感の
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.3

高2の甥っ子を誘ったら「ディズニーは無いでしょw」と鼻であしらわれた問題作。終始キョロキョロ落ち着きの無い、よそのお子さんの隣でおじさん号泣w
こんな素晴らしいメッセージを持つ映画を作ったディズニーに
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息もできない(2008年製作の映画)

4.3

久々に見たけど色あせないテーマ。貧困の連鎖の結果としての暴力の連鎖は今も世界の何処かで広がりを見せている。
こんなん見たら、貧困の連鎖を起点とした復讐が世界各地で起きることを確信してしまう。
とはいえ
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ブーメランファミリー(2013年製作の映画)

4.2

小さなプライドを抱えたインテリの心優しいクズと言えばパク・ヘイルと思うハマリ役。
グエムルでもそんな感じだったような。
感情を抑えた演技とやってる事のクズっぷりが妙に素敵。
居酒屋で逆ギレする妹(コン
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花、香る歌(2016年製作の映画)

3.5

『花、香る歌』思った以上にリュ・スンリョンとスジの美しき師弟愛物語。師匠たるおじさんを熱く見つめるスジに違和感あるが、まだつぼみのアイドル推してるおじさんとか見たら気持ちが入るというもので←
とはいえ
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.1

チンピラ成金(イビョンホン)とコネ無し検事とペンで世の中操る絶倫記者の暗黒ゴルフ映画(違うかなw)。ダークなビョンさまが斧振るから、隣のおばさま「キャー」言ってたくらい、ビョンさまファンには訪れる試練>>続きを読む

バービー(2011年製作の映画)

3.5

出た。覆水盆に返らないどころか盆からこぼれる系韓国映画(笑)
知的障害の父がいて娘2人の3人家族。母親代わりに炊事洗濯を担当する健気な姉がキム・セロン、病弱わがまま本当は優しい妹キム・アロン。
知的障
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パイレーツ(2014年製作の映画)

3.6

ルパンにいくら弾撃っても当たらないというか、正にパイレーツ・オブ・コリアンというか、このトーンの映画はハリウッドに任せて良くね?と思った所はありますが。なかなかどうして海賊と山賊と官軍が3つどもえ、4>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

見たの結構前だけど、途中までジェットコースタームービーというなら正にこれと言っていいくらい最高に面白い。
ズルい警官と悪い警官の騙し合いまでは非常に乗れるんですが、正義と悪の対決みたいになった後半から
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チャンス商会 初恋を探して(2015年製作の映画)

4.2

公開当初はEXO人気にもあやかったほのぼのしみじみ映画かな、と。どちらかと言うと毒気の強い映画が好きなので行けたら行こうと思ってたら見逃してたパターンですが、近くで公開されたので鑑賞。
途中まで将来の
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僕らの青春白書(2014年製作の映画)

2.5

日本で言えば三原じゅん子、韓国で言えばカン・ソラなんて、説明いらずの見た目番長オーラ漂うんだけど、その辺の説得力はあからさまに弱いパク・ボヨン。小さくて、声が高くて、目が優しい(笑)
しかも性格は明る
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

ルーニー・マーラ演じるテレーズの笑顔も困った顔も髪型もコートも帽子もパジャマも素敵で、背伸びした感じが愛くるしい。キャロルは男前なオシャレさんで、なるほど女子が本気になりそう。
50年代アメリカのデパ
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不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)

3.4

東京オリンピック出場を夢見たランナーが、あろうことか捕虜として東京に辿り着く。捕虜収容所における日本軍の過剰な暴力が中心として描かれるものの、かろうじて空襲後の被害者としての日本も描かれている。
とは
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.4

こんなん大好き♪
正直「史上初の123人1役」の触れ込みはむしろハードル下がってて、ハンヒョジュ見られりゃ満足と思って見たけど、終わってみれば感動で胸いっぱい。123人1役にガン泣きさせられるという…
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明日へ(2014年製作の映画)

4.3

パートを突然クビになるという私的大事件を扱った本作。様々な年代の庶民に起こりうる葛藤を切り取っており、男女の差こそあるのだが同世代で他人事と思えないし、自分ならどう行動できるか考えさせられること度々。>>続きを読む

尚衣院 サンイウォン(2014年製作の映画)

4.0

シネマート新宿にて。
『尚衣院』朝鮮王朝の衣装を韓国一の裁縫師が作る部署、尚衣院。王の衣装を作ることに人生を賭けた尚衣院長(ハンソッキュ)、彼の前に現れた才能溢れる若き裁縫師(コ・ス)、そして彼らの運
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お父さんをお貸しします(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

傑作だったのは、アヨン(娘さん)が貸したお父さんが返ってこなくなりそうで、意を決してお父さんを借りるため全財産の入ったブタちゃんの貯金箱を叩き割るシーン。
涙が込み上げる一方で、そのブタちゃんの中には
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いつか家族に(2014年製作の映画)

3.2

いい話なんだが、全体的に貧しくとも良い人ばかりのおとぎ話的な世界感と後半ハードになってくる売血の雰囲気がかみ合ってないような。
それはそれとしてハ・ジウォンの健康的な美しさが見れて幸せ♪
個人的には『
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チョック王(2013年製作の映画)

4.1

サッカーとバレーボール合わせたみたいな球技、足球(チョック)。正直見た目も冴えない兵役上がりの復学生(アン・ジェホン)が、就職や単位のために心から楽しむことを忘れてしまった学内を背景に、女子から忌み嫌>>続きを読む

江南ブルース(2015年製作の映画)

3.0

1970年のソウルは大正時代の銀座感で江南は田んぼとバラック小屋。現在との差が衝撃的な一方、あの時土地売ったのは騙されたてことか?て韓国内で後悔された方も多かったのではと偲ばれる作品(笑)
ストーリー
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幸せを呼ぶミナの文房具店(2013年製作の映画)

3.3

税務署員のミナが父親の入院をきっかけに良い思い出の無いさびれた故郷の文房具店の売却に奔走する。
ミナの個性的かつ雑な子供たちとの触れ合いを通じてなんだかんだ父親の真意を理解していく展開は心温まる。
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無頼漢 渇いた罪(2015年製作の映画)

3.0

金貸し曰く「盛りの過ぎた落ちぶれた女」がこの映画のチョン・ドヨン。確かに借金を背負い酒浸り、場末のバーを営むその姿はやつれているが、時折見せる柔らかい表情は少女のよう。そして希望にすがる眼差しと絶望に>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

2.0

巨人バトルは東映戦隊モノが好きなので楽しめたかな。
難はいくつかありますが、後編で特に気になったのは大仰かつ説明的なセリフのオンパレードでしょうか。
脚本を担当された町山さんは、かつて20世紀少年の映
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コードネーム:ジャッカル(2012年製作の映画)

2.0

見所はオ・ダルスの軽快、軽薄な演技とハン・サンジン扮する警察のチーム長が関根勤似な所、くらいかな?w
ところで、韓流スターと謎な殺し屋双方が身を隠すため日本人としてホテルに宿泊。それを受けてホテルスタ
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