TAMUさんの映画レビュー・感想・評価

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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1

あれは2016年だったのか。ソン・ガンホ主演の『弁護人』公開時、突如ソン・ガンホの来日が決定し、キャパ150くらいしかない新宿シネマカリテで行われた舞台挨拶を見ることができたのは。

そして、思った以
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隊長キム・チャンス/大将キム・チャンス(2017年製作の映画)

3.6

こんな良質な映画を劇場で550円で公開してくれて、ありがとう俺のシネマート。
嬉しくてコーヒー注文しましたよw

てな訳で劇場版「おうちでシネマート」、見た作品は『隊長キムチャンス』。チョ・ジヌンでチ
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パイレーツ:失われた王家の秘宝(2022年製作の映画)

3.3

前作『パイレーツ』のチョン・ソンイル作家が脚本、『探偵なふたり』のキム・ジョンフン監督がメガホンをとる、とのことで、であればほぼほぼ興味は無い本作w

Netflixという気軽さもあり、万が一の可能性
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ノー・ランズ・マン(2021年製作の映画)

3.9

見た!と言うより、大阪アジアン映画祭に今年も参加出来たことが先ず満足な一作。
今年のお目当てはタイトルのインパクトでジャケ買い感の『ブルドーザー少女』(韓国映画)一択だったのだが、会社を出て早々に予約
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.5

世界が平和になりますように。

さて、そんな思いを抱きつつ、少し息抜きがしたくて選んだ本作。アカデミー賞候補作の公開が重なる昨今、敢えて重厚でない、テーマも軽そうなので、気軽に見られるw

主演はイン
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声もなく(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大好きなユ・アインの作品だし、雰囲気も良かったし、文句なしに面白かったと思いたかったのだが…
そっとしておこうかと思っていたが、結局コーダのレビュー書いたついでに記録用にぶちまけるの巻。

本作のユ・
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

泣いた泣いた、笑って泣いたw
歳と共に感受性豊かになり過ぎて、慌てて口を押さえたが、久しぶりの声が出そうなほどww

大好きな『シークレット・スーパースター』より、全体にまとまりがあって、自然が美しく
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.9

優しく、切なーい映画。
韓国で1人娘セボムと生活するユンヒ。日々の生活に疲れ、娘との喧嘩も増える日々。
そんなユンヒにある日届かないはずの手紙が届く。それは、片時も忘れることはなかったある人からの手紙
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茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.2

正統派の良い物語を描きますよ感プンプンの本作。
何やら儒教的な思想教育をされてしまいそうで、避けようと思ったが、どうせこの手の映画が面白いのでしょうと結局鑑賞。

私ごとでは、おじさんのくせに絵のスタ
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.5

我らがチョンチョン(ファンジョンミン from『新世界』)と我らがジャソン(イジョンジェ from『新世界』)が全力追っかけっこする物語。

レイ役イ・ジョンジェは『イカゲーム』の気の良いクズ役で世
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雨とあなたの物語(2021年製作の映画)

3.9

仕事に追われる日々を過ごしつつ、久々のシネマート。嬉しい♪
予告編で流れる新宿、心斎橋に続く第三のシネマート、と言えば?で、どうしても六本木シネマートと心の中でつぶやいてまうw
さて本作は推しのウヒ様
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ビースト(2018年製作の映画)

4.0

俺のオ課長(from『未生』)と長家会長(from『梨泰院クラス』)のダブル主演では見るしかないということで久々に映画館で見た本作。

『ビースト』のタイトルの通り、悪と悪の対決くらいの感覚で前情報を
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シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.4

原題『害は無い』。邦題『シークレットジョブ』は動員1,600万超えの『エクストリームジョブ』にあやかったのかも?
本国でも、『エクストリームジョブ』の翌年同時期に公開され、旧正月映画、秘密の裏稼業と共
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.6

ビョン様、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、とにわかに信じられない豪華スターの共演!
そして推しのペ・スジまで出演♪てことで見に行かない選択肢は無いのだが、『白頭山大噴火』は嫌な予感のする大味なタイトル。
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八月のクリスマス(1998年製作の映画)

4.2

ハン,ソッキュのファンムービーと言って良いほど、ハン・ソッキュがとても良い。

そして、この温かみのある、懐かしいような愛おしいような風景がめっちゃ好き。

今まで見てなくて、本当に今更になってしまう
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.3

う〜ん。
色々と言いたいことはあるだけれど、先ずは残念。
本作は、私の中では、あの『建築学概論』のイ・ヨンジュ監督の作品であり、監督作としては『建築学概論』以来の作品。

『建築学概論』の情緒あふれる
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.8

本作、自分の中で憎ったらしい韓国俳優部門トップ級で最早推しのキム・ミンジェ先輩が3兄弟の兄として出演!w

それだけでたまらんのに、キム・ミンジェ先輩の「ありがと」、「まなぶー」の日本語が聞ける激レア
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

4.1

久々にどうしても見たい!てくらいに待ってた映画。原題『サムジングループ 英語トイック班』。
去年、本国で公開された時から、予告編を見てどんな映画なのか気になってた。
コ・アソン主演だし♪

で、久々の
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めまい 窓越しの想い(2019年製作の映画)

3.5

原題『耐えて』
「めまい」の邦題は悪くは無い。30代の契約社員ソヨンの毎日は、まさに不安定。

一年間の契約社員にしがみつく生活、正社員の次長との隠れた恋愛関係、故郷の母親からの金を無心する電話。
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スケーターガール(2021年製作の映画)

3.9

インドの片田舎、未だにカースト制も残る保守的な村で夢を考えることもなく毎日を過ごす少女。彼女が初めて心から好きになったもの、スケボーに出会うことで生活が変わっていく。

インド映画に多い、女性が虐げら
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甘酸っぱい(2021年製作の映画)

3.7

コレは拾いもの♪
『花束みたいな恋をした』をバランス崩してコメディに持って行きました感はあるが、なかなかにして痛々しさは芯を喰ってる快作。

これもねー、身に覚えのある歩幅合わなくなった問題を取り扱っ
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狂猿(2021年製作の映画)

3.6

とりあえずシネマート心斎橋再開おめでとうございまーす♪
未だにシネマート六本木が無くなったあの日を引きずっているため、シネマートの火を消してはなるものかと足を運んだ心斎橋。

大阪は、休日は休業の映画
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激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

3.9

ここ大阪、映画館がほぼ空いてなくて寂しい思いをしてますが、仕事に追い込まれて、そんな思いまで忘れるほどの激務の毎日…

ようやく少し落ち着いたので久々にネトフリに手を伸ばし。どういう訳かネトフリには岡
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けったいな町医者(2021年製作の映画)

4.0

先日「報道特集」に追われる町医者、長尾先生を見た。コロナ陽性の自宅療養者に寄り添う姿に胸熱になり、ふと病院の入り口のシーンで映画のポスターが映ったのが目に入る。

フォロワーさんが上げてたレビューに見
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彼女(2021年製作の映画)

3.6

医療逼迫する大阪を守るため、映画館を控えて今日もNetflix。
俺の希子さまが見れるということで、軽い気持ちで見始めたところ、開始5分の衝撃!
そして、予想だにしないものを見てもうた💦

もう、本当
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楽園の夜(2019年製作の映画)

4.2

待ってましたのパク・フンジョン最新作。
韓国ノワールの大傑作『新しき世界』の監督♪
近作では『魔女』も良かったのだが、ノワールの世界に戻ってきたということで、期待も高く。

加えて、Netflix作品
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

そうそう、気になってたことがあって。
私の家は1Rマンションのような感じなので、住人は男性、女性、単身で住んでいると思われ。
そのエレベーターは1つ、3人乗れるくらいの小さいやつ。

このエレベーター
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.9

シビれる緊張感あった💦

タリバンが囲むアフガニスタン山間の谷間に作られた米軍の最前線基地アウトポスト。
基地を守る米軍部隊は54人。ここに350人ものタリバン兵が突撃した、2009年10月に実際に起
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

本当は梅田でお昼食べて『夏時間』を見るはずが、梅田界隈で雨が降ってきて、リュックから傘出そうと思ったら傘が無い💦
強くなりそうだったのでテアトル梅田まで駆け込んだら早く着いてしまい、まぁいーかと見るこ
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

今でもあるのかもしれないが、80〜90年代にかけて多かったのかもしれない家族での移民。これを見て思い出したのは、日本のドラマ。『北の国から』であり、より強く思い出したのは『オレゴンから愛』。

ちょう
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三姉妹(2020年製作の映画)

4.0

大阪アジアン2本目。
日々の生活の歯車がうまく回らない三姉妹、元を正せばあの頃の家庭環境に繋がっていく。三姉妹の思い通りにならない生活に始まり、それぞれの思いを抱え実家に向かう。そして終盤に描かれる想
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エイト・ハンドレッド 戦場の英雄たち(2020年製作の映画)

4.1

今年も来ました大阪アジアン映画祭にて。
本作、コロナ禍で公開作品が少なかった昨年度の映画界であったとはいえ『TENET』すら抑えて世界興収1位となった中国映画。

第二次上海事変における戦闘「四行倉庫
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感染家族(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

う〜ん。
脚本が破綻してると言うか、細かいことは気にしないことなのか、色々気になって集中力が持たない💦

噛めば若返るって、入れ歯で噛んで意味あるのか、とか、後半感染速度が早すぎるとか、バスターミナル
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野球少女(2019年製作の映画)

4.0

『梨泰院クラス』でトランスジェンダー役ヒョニを演じたイ・ジュヨン主演。
てことで、そりゃもう楽しみにしてた♪

なんてったって、個人的にはインディー映画『なまず』たまたま大阪アジアンで鑑賞してたことも
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.4

いやー、ハマる!
『アシュラ』以来のドン引きの面白さw

この手の覆水盆に返らない映画が好物なのだが、特に本作はシナリオが良い!
原作は曽根圭介さんなのだから、日本で映画化しなかったことが悔まれる。。
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.2

予告編を見た時点で期待できない感じはあった。しかし、安心のオム・ジョンファ主演コメディでもあり、万が一に備えての鑑賞。

それが、やはりと言うか、残念と言うか、ほぼ笑えないコメディ。元秘密工作員の女性
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