貴婦人修行さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

貴婦人修行

貴婦人修行

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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.0

まあ異常な速度だしふつうにイイ話なんだけど、説明役のシンパイの台詞量が多すぎて若干引いた。
思春期感情組より懐かしい記憶組の方が機能性を帯びてて良いと思いますよ。

ちょっとフランス風(1949年製作の映画)

4.0

ここ最近サークの映画集中的に見てたが段違いにおもろい。映画内映画の胡散臭さとドン・アメチーの演技テンションが同期してるからか。
ここでも階段が印象的だけど、別離寸前のラストで練習シーンとは真逆の方向に
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眠りの館(1948年製作の映画)

3.4

中々おもろかったがドン・アメチー×コルベールの催眠プレイより階段の存在感が強烈な時点でどこかバランスを崩していないか。

ONE PIECE FAN LETTER(2024年製作の映画)

3.4

放送当日あまりに評判が良いので見てた。
いわゆるweb系アニメも目が慣れてしまって久しいけれども、これはカット繋ぎに気合が入っていてたいへんに見応えがある。焼き切れる瞬間から逆算したものだろうが。
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Wicked Woman(原題)(1953年製作の映画)

3.0

ビバリー・アイリーン・マイケルズ(これでB級女優だって…?)がバスから降りて初登場から長めのショットが続いているが、その長さが艶めかしいよりカメラの主張が強くなってるのが勿体ないか。
それでもリチャー
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井戸(1951年製作の映画)

3.9

群衆の対立、殴り込み、掘削、追悼、抱擁!ミニマムながら芯はアメリカ映画。
井戸に落ちた黒人の娘の不在で不安を煽るでなく、暴動に次ぐ暴動でエネルギッシュに見せるのが分かってる。
娘を抱き抱えて車に乗り込
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パリのスキャンダル(1946年製作の映画)

3.3

なんか前作に増してルノワールっぽくて好感持っちゃった。水に浮くメリーゴーランドに串刺しに猿!
ジョージ・サンダースが『奇妙な女』と比べても飄々としすぎてのっぺり終わってしまった感が。

紐育秘密結社(1955年製作の映画)

3.8

いや〜『The Thief』より断然こっち派。リチャード・コンテのドア開閉、銃撃全てが素早い!
アン・バンクロフトの結婚脅迫やブロデリック・クロフォードのマザコン設定も妙に記憶に疵を付けるいやらしさ。

ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

4.1

今更見たが霧すらコントロールしてる光線設計やべ〜。
オークス・フェグリー が病院を抜け出すシーンの町の遮蔽物を存分に活かした逃走とエリオットのここぞという瞬間の開放的な飛行よ…。
ロバート・レッドフォ
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夏の嵐(1944年製作の映画)

2.9

また裁判かよ…って気持ちでいっぱいだったけど、死にかけのリンダ・ダーネルから調書を取るとこがサンダースの鈍さの極地でちょっとグッときた。

フランケンウィニー(1984年製作の映画)

3.4

今更ながら見たけどカメラの置き方がむちゃくちゃケレン味がある。犬の捜索を決め込んだ瞬間のバレット・オリバーの感情の代弁ではない足元からの仰角がすごい!
真っ当に不平不満を言って真っ当に復活に協力する民
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アラブの嵐(1961年製作の映画)

2.0

エスタブショットだらけなのに細部が雑にまみれててなんのつもりなんだって思いながら見終わった。

暴力五人娘(1960年製作の映画)

2.6

群衆があるだけである程度画力は担保されるかなとは。

影踏み(2019年製作の映画)

1.2

篠原哲雄って今こんなことなってんのかよ…。1カットごとに二重説明やってて山崎まさよしどころじゃない。

乱気流/タービュランス(1997年製作の映画)

3.3

たぶん3、4回目くらいの再見。他の旅客機映画と同じく通路の狭さ=カメラの自由度の少なさに直結してアップショット主体になっちゃって、ローレン・ホリーとレイ・リオッタの一進一退の移動の魅力を大きく減じてる>>続きを読む

レッドロック/裏切りの銃弾(1992年製作の映画)

3.8

再見したらべらぼうに面白かった。カッコつけたニコラス・ケイジが嘘吐いた途端情けなく車のトラブルが連鎖して四面楚歌食らう前半のコテコテ移動活劇感がたまらぬ…。
J・T・ウォルシュが2人の後を指し示す際の
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アサルト13 要塞警察(2005年製作の映画)

3.2

深掘りしようがない話を盛った割には応戦するか内輪揉めするかで軸が定まりきらないものの、原作より若干包囲が早いしいきなり無数の赤外線レーザーに晒されてる画がキマってるので全然アリ。
イーサン・ホークが牢
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小悪党(1939年製作の映画)

2.5

いつの世も映画は裁判を挟むと途端につまらなくなる。

南の誘惑(1937年製作の映画)

2.8

10年スキップしてからミディアムショット主体な単調さで心が離れてしまった。
船出もシチュエーションは良いのにやけにカメラが近く感じる。

罠を仕掛けろ(1949年製作の映画)

3.4

ラストの鉄道移動バトルが異様にカメラ位置低くてよい。

ピーター・パン&ウェンディ(2023年製作の映画)

2.9

正直まあまあ。照明がすごいのはいつものことなんで…。
53年版だとワニに襲われるのも場所移動の契機になってた気がするけど一回デカいスペクタクルにして終わりなのがちょっと。

無垢の瞳(2022年製作の映画)

3.7

冒頭から息を呑む自然光。フォーカス送りの自然な視線誘導に犬の動線、素晴らしい。
メタに使ってたコーラス隊を移動の邪魔にして犬を阻ませる展開に思わず笑った。
ロルヴァケルの幼さってもしかしてディズニー向
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クリスマスはすぐそこに(2024年製作の映画)

3.0

取り合わせが同じってのもあるが『FLY!』にかなり似通ってる。
ツリー頂上のフクロウを包む暖色の照明…!

パブリック・ハウジング(1997年製作の映画)

3.0

これが噂のワイズマンのディスカッション映画…。どれも一義的な方向性なんであまりハマらず。
水道工事終了しても全然耳遠くて気づかない→外出たら知らない先生が職質受けるとこのサスペンスはすごかった。

パナマ運河地帯(1977年製作の映画)

3.5

恥ずかしながら初ワイズマン。運河から地域の変遷に流れていく壮大な視座。
実際は演説映画でもあるので無字幕で見るべきじゃなかった。

自由の代償(1975年製作の映画)

3.2

ラストの死体蹴り長回し!カメラ位置低くて嬉しい…!

クルエラ(2021年製作の映画)

2.7

オシャレに編集してるのでスムーズに語れてるように見えるけどエステラ/クルエラの二面性にカタをつけないままエマ・トンプソンとの対峙にもつれ込むので片手落ち感がある。
エステラの死を2度もやるなら仲間集め
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泥中の薔薇(1919年製作の映画)

2.5

端的に説話的すぎるしプリシラ・ディーン立たせるために冴えない男散々ドタドタさせるのグロくねえかって思っちゃった。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.5

確かに変則的なお見送りの映画とは思うけど、あくまで構造上そうなってるしか言えない。
エピローグが顕著なように昼間の方が良い。

Stranger on Horseback(原題)(1955年製作の映画)

3.9

冒頭、なぜ墓地を通り過ぎる2カットを入れて町に到着する繋ぎで始めようと思ったのか?草原の褪せた着色もあって只事でない雰囲気。
ジョエル・マクリーの滾る故に暴力も受け身も一瞬で済ませるキレも流石のもの。
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