このレビューはネタバレを含みます
言わずと知れた最高傑作。クレヨンしんちゃん映画は「非日常→日常→非日常」の構成が基本なんだけど、本作は「大人たちが20世紀博に夢中になっている」という非日常に片足突っ込んだところから始まり、「ただい>>続きを読む
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最期のトッペマの歌で鼻の奥がつ~んとくる。画のセンスがピカイチ。風間君がパンフレットを丸覚えするくだりほんとにかわいい。
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法廷劇を中心に淡々と進むが、はっきりとは映らないけど読み取れることの情報が多くそれらを処理しているうちにあっという間に終わる。
あと、みんなが盛り上がってる「ホットロイヤー」があまりにもマブ。彼が>>続きを読む
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ストーリーもキャラも良く、特に馬で駆け城に乗りこむところの演出が作画含めてサイッコ~に良い。
お銀のビジュアルが吹雪丸の母親に似ていること、吹雪丸は親から男として育てられていることを踏まえると、お>>続きを読む
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星が時間をかけて少しずつ位置を変えていくように、人も同じままではいられない。守られる側だった子が今度は親を守る側になり、いつも近くにいたはずの人も突然遠くにいってしまう。
ただ、夜が明け星が見えな>>続きを読む
何回観ても泣いてしまう名作。クレヨンしんちゃんらしくないけどクレヨンしんちゃんでやるからこそ面白い。戦国にタイムスリップした野原一家が異質な存在であることは、作画からもはっきりしているんだけど、自由>>続きを読む
面白いしワクワクするし大好き。おにぎりが犬死にするところ吹き出さずにいられない
サタケとひまわりにきゅ~んとした。藤原啓治さん演じるひろしの「お兄ちゃん」の声がすごくやさしくて、家族への愛を感じた。
カスカベ防衛隊も野原一家も両方活躍しててうれしい。ゲストキャラもいいしぶりぶりざえもんのおはなしもいい。
「子供向けヒーロー」のアクション仮面が、自分を信じてくれる人たちの声援を受けて本物のヒーローになるというのがほんとうにかっこよくて、かっこよくて・・・
悲しくて泣く、うれしくて泣く、というのはたく>>続きを読む
「こども向け作品」のイメージを逆手に取った部分もある良質なミステリだった。自分を受け入れて胸を張って生きること、楽しいことも失敗も全部含めて今この瞬間を大切にすることのすばらしさと煌きを作品全体で伝え>>続きを読む
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ルル強くてかわい~!ブタのヒヅメのお色気とおんなじぐらい好き。しんちゃんの寝顔もかわいいしスンノケシ王子とのやりとりもかわいい。ストーリーもうまくまとまりすぎ感がある(最後の脱出がスルっといきすぎてる>>続きを読む
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おバカで泣ける。ロケットもろとも爆発しそうになってるのに、しんちゃんは、シロと一緒にいられるから楽しそうなところがいい。
子どもと宇宙人が日本を旅して友情を育てるロードムービーとして、お約束もおさえつつよくできていると思った。ただ、地球にはこんな問題があって~を提起するだけしておいて全く回収がないのはちょっと、うーん、と>>続きを読む
前半の怖い雰囲気や悪役のキャラ造形はいいと思ったんだけど、怖い雰囲気を切りとっても悪役のキャラを切りとっても、クレヨンしんちゃん映画ならもっといい作品あるしな・・・
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淡々と進んで盛り上がりに欠けるなあと思ってしまったのと、ひろしとみさえが子どもの世話をほったらかしにして、しんのすけにひまわりを押し付けてるのは(オトナ帝国とは理由も違うし)ちょっとラインを超えてる気>>続きを読む
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この映画を観ている間、セリー、そして女性たちを抑圧するすべてのものへの怒りがふつふつと湧き上がってきたのだけれど、セリーが実の父母から店を相続されていたと知る場面で、また別の感情が生まれた。
ここ>>続きを読む
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「ひろしの記憶をそのまま持ったロボの死」ってかなりえぐいことするな・・・ロボひろしの家族への眼差しやしんちゃんがロボのひろしのことも家族として愛していることには泣けるし、男くさくない気取ったエリートが>>続きを読む
レモンちゃんの心境の変化に胸がキュッとなった。子どもの気持ちが犠牲になっていいわけないよな・・・
この短い時間の中でゲストキャラにここまで愛着を持たせるのってすごい技術だよなあ・・・しんちゃんの心情の描き方について、辛いだろうときにあえて顔を見せないところとか、すごくしんちゃんらしいなと思った。
花嫁(希望)軍団のところとか2010年あたりの感覚だなと思って興味深く見てた。新婚旅行ハリケーンと比べてみると、10年ぐらいの間に起こった価値観の変化が読み取れて面白いと思う。
家族のドラマとして見ても面白いし、ゲストヒロインのジュンコと、しんちゃんとというよりはみさえとの関係がクローズアップされていたのが面白かった。
ちょっと長かったかなと感じるけど、小さいころに見た怖い夢を思い出したりして楽しかった。
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ラスボスの動機とかすっごいしょうもないけど、ヒョウになったみさえがしんちゃんを思い出すところはさすがに泣いちゃった。あと、しんちゃんの風間くんに対する「役に立たないけど人を使うのは上手」って、オタクが>>続きを読む
子どものみならず女性の犠牲についてもメッセージがあり、時代の変化に伴う人権意識の向上がしっかりと作品に反映されていて(ひろしの育児への関わり方がわかりやすい)、改めて、クレヨンしんちゃんは良い作品だな>>続きを読む
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不気味で不穏な感じがず~っと続く。その表現の意味を本編中ず~っと考えてたんだけど、ベラの元夫(?)が彼女の陰核を切除しようとするあたりで少しわかった気がした。
「陰核の切除」というのは女性にとって>>続きを読む
B級グルメの旗もった人たちがドラクロワの絵画みたいな瞬間があってウケた。それと、焼きそばとグルメッポーイのシーンにホロリときた。
いろんな作品のオマージュがあって楽しい。わかりやすいのもあるけど、自分の鑑賞経験不足で拾えてないオマージュ元もそこそこある。
テレビのもえPの音楽と台所で踊る風間君のママの対比が、『パーフェクトブルー』みたいで怖かった。ホラー要素の強い前半をじっくりやってくれて、ちょっと昔のしんちゃん映画っぽいハイセンスさも残ってて面白かっ>>続きを読む
和山やま先生の作品は『女の園の星』しか読んだことがないんだけど、独特のボケと心の声を交えた静かなツッコミ、変わってるのにどこかリアルで色気のあるキャラクターが大好きで、この映画は、映像作品にしかでき>>続きを読む
絵作りもギャグのセンスも最高。同時上映の短編詰め合わせも面白かった。
敵のキャラデザなんかは後年の作品の方が洗練されてるなって思うんだけど、駄菓子屋のシーンはとびきりにセンスがいいと思った。それと、やっぱり野沢那智はいいですね・・・
再現ドラマなしで脱北者に密着し、脱北の危険や緊張感をこれでもかと伝えてくる傑作ドキュメンタリー。北朝鮮の北から国境を越え、拠点に着いて落ち着いたかと思えばそんなことはなく、北朝鮮に強制送還されるおそ>>続きを読む
様々な立場の言葉から更生プログラムの姿が見えてくるようになっており、構成がうまいと感じた。
性的虐待を受けながら長く口を閉ざしてきた女性の話は、昨今の性被害をめぐる状況を思い起こさせて、胸が痛くな>>続きを読む
ホーム・アローンが大好きなんだけど、こっちもとにかくたのしくてやさしくて、こういう作品が見たいときってあるよなあ・・・子どもならではのユーモアで悪い大人をギャフンといわせる話、自分が大人になってからで>>続きを読む