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【挑み甲斐はある】
近年、“タクシー”を冠した作品が目に付く。
『人生タクシー』(17イラン)、『タクシー運転手』(18韓)、『パリ・タクシー』(23仏)。シリーズものの『TAXi』(98~仏)>>続きを読む
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【Quo vado?】
休日夜にお気楽に観ようと選んだが、お気楽過ぎた!(笑)
世の中には朝4時に起きて2時間の読書の後に役所に出る生活を定年まで続けたという奇特な公務員の方もいらっしゃるとい>>続きを読む
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【有効、一本! と教育的指導】
「イチジク」に続いて、もひとつイラン関連の作品。
イラン政府が、自国の選手に不当に圧力をかけ、その国家権力に抗う個人の葛藤を描いたお話というので興味を持った。予告>>続きを読む
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【阿久津くんの無念も】
原作ファンです。特にこの映像作品の元となった第1部の。物語のまとまりというか、一直線に進むストーリー展開としても、第1部が好きだったなあ(とはいえ、第2部の「SUPREME>>続きを読む
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【様式美】
能、祭り、浮世絵、歌舞伎etc.etc.様式美の世界。日本贔屓だという監督ウェス・アンダーソンの日本愛溢れる作品だった。とはいえ、恐らく和の心を勘違いしているところもあるとは思うが、観>>続きを読む
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【ダマされたと思って】
鑑賞後、お見事!と唸った。二度楽しめる作品ではないと思うけど、まんまとダマされたかと、悪い気はしなかった。
サンダンス映画祭での受賞となると直近の『サーチ/sear>>続きを読む
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【Wake Up2】
またよく寝た映画だった(苦笑)
家族撮影による未公開フィルムを使って等々の、いわゆる発掘ドキュメンタリ風作品。アストル・ピアソラの本人と父親、本人と息子の関係を対比しつつも>>続きを読む
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【Wake Up!!】
主人公ナディア氏のノーベル平和賞授与を追い風に日本でも公開されることとなった本作。皮切りが、2/1にUPLINK吉祥寺から。意気に感じて地元としては観にいかねば!と。
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【他火】
また「ながでんシネマきっぷ」を使って映画鑑賞。前回(『アーニャは、きっと来る』)に続いてまたまた主役はノア・シュナップくん(でも、たまたまです)。
舞台はNYのブリックリン。イスラエ>>続きを読む
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【世界の一端】
国家が国民を信じることが出来ず、体制の維持のために暴力を奮う事態が、いかに悲惨か。
それを、家庭という最小単位の社会に喩えた。父親が、妻、娘を信じることが出来ず、己の体裁を保つた>>続きを読む
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【顔芸】
同級生(同年同月生まれ)のマッツ、主演作品は『残された者』(2019)以来。その後の、『カオス・ウォーキング』(2021)、『インディージョーンズ』の最終話(2023)での敵役の演技は観>>続きを読む
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【大地の余白】
久しぶりのロシア映画。2023年のカンヌ映画祭で監督週間に選出され上映された唯一のロシア映画、との前触れ。我が家の二番館、下高井戸シネマの最終日に滑り込めた! 夜の回。30名ほどの>>続きを読む
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【Зимний дворец】
いい映画と、映画としていい、は別。ま、そんな感想くらいか。
作品を観て、人の親切はありがたや、感謝しないと、と優しい気持ちになれる。間違いなく、いい映画なんでしょ>>続きを読む
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【青の時代】
話題作ということで気にはなっていた。
また、嫁さんが美大を目指す外国人留学生に日本語を教えていることもあり、マークしていた作品でもあった(生徒たちは、たいてい鑑賞済だそうだ)。>>続きを読む
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【NO CRYING】
J-Waveで野村訓一が「忙しいのを理由に参加しなかったことが悔やまれる」と低音ボイスで呟いた本作。
まぁオシャレ、まぁ贅沢、まぁグラフィカルとため息を交えながら画面の>>続きを読む
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【長い夏】
岩波ホール創立50周年記念作品だそうだ。かつて『放浪の画家ピロスマニ』『みかんの丘』などグルジア映画で感動させていただいたので御祝いの意を込めての鑑賞。他の映画館ではなかなかお目に掛か>>続きを読む
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長野入りの時に観るに最適の一作。@長野相生座ロキシーにて。
諏訪大社の御頭祭を中心に、神事芸能(いわゆる奇祭)を再現し、かの地に残る、神と人間の心の通い合い、諏訪の信仰の本質を探る。
キーワ>>続きを読む
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【希林さん強化週間】Watched 2-Movies featuring a Great Actress Kiki Kirin, at Shimo-Takaido CINEMA.
我が家の弐番館>>続きを読む
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【希林さん強化週間】Watched 2-Movies featuring a Great Actress Kiki Kirin, at Shimo-Takaido CINEMA.
我が家の弐番館>>続きを読む
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【理想的議事進行】
先の大戦中、1942年1月20日にドイツの高官らが、ユダヤ人の移送と殺害について各省、各部隊の分担と連携を討議した会議、ヴァンゼー会議を、その残された議事録に基づいて再現した作>>続きを読む
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【それ以上でも以下でも】
「イギリスを席巻した実在する漁師バンドの実話を映画化」。
うん、それ以上でもなく、それ以下でもなく。そこにちょこっと脚色したのが、主人公の音楽プロデューサーと、漁師町の民>>続きを読む
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原作を読んでい、余り映像作品のほうに思い入れは生じなかったので、同じアイデンティティにまつわるお話の「市子」のレビューの中で軽く触れておく。
https://filmarks.com/movies>>続きを読む
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【余命僅か、余白数多】
いろいろ考えさせられる作品だった。長塚京三さんの演技が光る。モノクロの醸し出すレトロな昭和感も秀逸。個々のエピソード、四季をなぞったシークエンス、細部まで行き届いた絵作り、>>続きを読む
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【Buddyもの その2】
奥さんがちょこっと1日居ない日があったので、徒然と鑑賞。いずれも密林で。
◆Nicky Larson et le parfum de Cupidon
まぁ、良く出>>続きを読む
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【BUDDYもの その1】】
奥さんがちょこっと1日居ない日があったので、徒然と鑑賞。いずれも密林で。
イタリア制作だけど、監督は日本人長谷井宏紀氏なんだー。監督デビュー作で、海外で評価が高い>>続きを読む
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【売り家と唐様で】
ひと言で言うと、ファッション業界を舞台にした『ゴッドファーザー』(の焼き直し)?! アル・パチーノの貫禄が、その趣きをより一層強調しているかのよう。
とはいえ、ショバやシノギ>>続きを読む
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【Interview with Wife】
ストーリーは実に単純。小説家の夫ジョゼフと、その妻ジョーン。ノーベル文学賞受賞をきっかけとして夫婦間の“秘密”をめぐっての物語が展開される。
ただし謎>>続きを読む
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【Children】 あんまりエールのレビューになってない・・・・・・
米国アカデミー賞のノミネート作品が発表され、濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』が日本映画としては初の作品賞ノミネートというの>>続きを読む
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【想像力無限大】
先日、映画を語る会を地元で開催。その参加者の多くが観てるというので、鑑賞してみた。
いいねえ、青春って!!
「はしの方」というのも効いている。なるほど、こうやって工夫を凝>>続きを読む
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【照子と瑠衣】
と、いうタイトルの日本作家井上荒野の小説を読んだ。
著者作品はお初。作家を父に持ち、その父と瀬戸内寂聴の道ならぬ恋を描いた映画『あちらにいる鬼』の原作者でもある(映画はうちの奥>>続きを読む
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【感じろ!】
怪作!
良くも悪くも、よくぞ「テリー・ギリアムの」と冠したもの。観てみて、そうとしか言えないという気になった。なにから語ればよいものか、白昼夢のような本作のストーリー展開の如く、思>>続きを読む
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【Homme Less】
摩天楼にネオン、イエローキャブ、蒸気が漏れる路地に雑多な人種。典型的なNYの点描ではじまるオープニングはベタすぎるくらいベタだが、スタイリッシュな映像とBGMのJAZZが>>続きを読む
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【眼鏡】
我が家には珍しく先日(2/2)は夫婦お互いに別々の映画を観た。
レディス割引とかで夜に奥さんは下高井戸でドイツ映画。
さて、では職場近くで私も観るかと、ホントは別の作品を観ようとシ>>続きを読む
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【二軸で視る】
スパイもの好きの故人を偲んで鑑賞。冷戦時代の当時を働き盛りで過ごしたあの世代は007などは恰好のエンターテインメントだったろうな。
故人はF.フォーサイスの小説も好きだったようだ>>続きを読む
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【虚実皮膜】
2時間半、長いが見応えはあったか。
馬琴(役所広司)と北斎(内野聖陽)の掛け合いが絶妙の現世の「実」と、馬琴が綴る空想奇譚「八犬伝」の中の「虚」の世界が交互に描かれる。劇中劇もあっ>>続きを読む
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【落穂ひろい6】緊急事態online鑑賞
デイミアン・チャゼルの『Whiplash』(2014米)のマイルズ・テラーが主演。
『Whiplash』は強烈に印象的な作品だったけど、なぜ彼が主人公だ>>続きを読む