よっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エデン、その後(1970年製作の映画)

4.0

文脈無視のセリフの羅列、断片的に差し込まれる整合性のない猟奇的な謎カット、無表情の若者たちによる脈絡のない奇行が延々と続くマジモンの恐怖映像。夜中に見るんじゃなかった。

哀愁の湖(1945年製作の映画)

4.5

実父に似た男に異様なまでに執着し、自己犠牲すらいとわず周囲を破滅させていく狂女エレンの犯罪的人生。出逢いの頃に見せたいくつかの所作に現れる悪魔的な魅力が、後になって異常者たる証明としてフラッシュバック>>続きを読む

好奇心(1971年製作の映画)

4.0

面白くはない、人には薦めない、二度と見ることもない、いつか懐かしく思い出すだけ。
不気味な爆笑エンド。ルイマル式肩甲骨寄せカット。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.5

妄想と現実の狭間で過去に取り憑かれ、時間に置き去りにされた老人による最後の帰省。吹きすさむ冷たい雪風のように無情に過ぎ去った自身の生涯を悔いることも恥じることもなく、幼少期の栄光とトラウマを盾に現実か>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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過去の2大会は中田翔のせいで負けたみたいになっててめちゃくちゃ笑った

2300年未来への旅(1976年製作の映画)

4.0

1976年に考えた2300年のマッチングアプリおもしろかった

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.5

NHK BSプレミアムにて
バーダマンのアメリカ黒人史の世界まんまだった

風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.0

おじさんのひげ剃りをフル尺で見せないでほしい

半月〜ハーフムーン〜(2006年製作の映画)

4.0

前半は軽快なコメディタッチで期待を抱かせて、後半は何も解決せずに無慈悲な現実を叩きつけるゴバディ節。被差別少数民族の文化的魅力と惨状を同時に表出できる良い構成だと思う。
クルド人白髪長髪おじいちゃんた
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亀も空を飛ぶ(2004年製作の映画)

5.0

戦争孤児の予言という魔術的非現実の先に、避けられない戦渦の現実を描くという手法が強烈なリアリズムとなって作用していた。冒頭の少女を見ている視聴者はある種の予言を頭の隅に入れながら観進めることになるし、>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

↓めっちゃ悪口です

「6歳のボクが大人になるまで」を見たときにうっすら感じてたリンクレイターへの違和感が、嫌悪感となって爆発した。弱者の立場に寄り添おうとしてはいるが、結局物事を強者の視点でしか捉え
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.3

カバンの中にジョーカー
さいたま新都心みたいなエスカレーター