Yukisoundsさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

誰かがどれだけ傷つくかよりも、自分の好き、が先走っちゃう。そんな成熟しきらない年頃の一生懸命に誰かを想うまどろっこしさが全部応援したくなった。色々なひとの好きになり方とその描写がきれいでかわいくて魅せ>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.1

実話に基づいた悲劇、よく映画として世に出してくれたな、と思わずにはいられない作品。
思わず事実を調べたし、日本での類似事件も再確認した。
権力と闘うのが必ずしも楽にとは思わないけれど、正しく生きようと
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

-

面白い設定だったし、SFアクション好きなのにハマらな過ぎたのは集中力の問題かも。評価は控えます。
不死身じゃなくてよかったー、なんてこういう映画を観た後しか考えてないことを切に思いました!思い返すと音
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

腹の探り合いのやりとりが一番ハラハラする潜入もの。演技力ありきですね!
2時間半くらい観たときには登場人物の生存率の低さが鮮やかに低下しててちょっと笑っちゃいました。不謹慎ですけど。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

ビギンズ!これから観るべきでした!
過去に観たどれだかのバッドマンシリーズより断然よかったです。

心の闇の深さが人を強くする、のは映画あるあるだなー。
でも、それを超越して強い人が本当に強い、のも映
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.9

類似した内容が実際の報道であるだけに、この映画をよかった!って言いづらいけれど、観入りました。主演の2人もぴったりだったと思います。

この作品は日本人へのメッセージなんだろうな、人の強さは弱さになっ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.3

ダークナイトで感動して続けての鑑賞。
正義と悪の葛藤をダークナイトでは重々しく感じたのと対象的に、ライジングではゴッサムシティを守る!というヒーローの使命感に燃える生き様がエンタメ力上げて違う楽しさで
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憧れのウェディング・ベル(2012年製作の映画)

3.2

ジェイソン・シーゲルは個人的に癒されます。
How are met your motherのリリー&マーシャルみたいなそれぞれが自立してるけどラブラブなカップルのラブコメでスッキリした!

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.8

自分を受け入れて前に進む中で、自分も自分の周りの人も全て愛おしくなる。
障害があるから、というのは事実でそれ以上でも以下でもなくて、一人の女性の素敵な人生を垣間見た気がして幸せな気持ちになりました。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

2.9

面白かった、けれど肉を食べて生きてる人間としては遺伝子組換え技術を進めていることは止められない複雑な気持ちで観た。
家畜を家族のように想う主人公と持論と違うひとたちへの愛護団体の暴力は美談では済まない
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

間を置いて振り返ると、被害を受けてから雪山を裸足で逃げ続けた被害者やFBI単身派遣されたジェーン女性の強さが印象的だった。
自然に開放的に見える山中が閉鎖的に映る、事実そうなのかもしれないと教えられた
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.0

上映中、wavesの監督の前作品と教えてもらって鑑賞。
とはいえ、そんな通な見方は出来ず。コロナ渦時代になってから見ると隔離生活にも、感染した遺体を焼くことにも特に抵抗なく観れてしまうから恐怖はない、
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ボビー・フィッシャー 世界と闘った男(2011年製作の映画)

3.3

完全なるチェックメイト、を先日鑑賞して知ったボビー・フッシャーのドキュメンタリー。

この人の産まれた時期が冷戦後だったら、もっと穏やかにチェスを打てたのだろうかとか、実は国の威信を背負うことを楽しん
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.2

中途半端に立派なカメラで撮影してる感じを追って観ていく感じが、高校生の考えなしなぶっ飛び方が増し増しで面白かった!その場その場を楽しむような。
力なんてない方が、人間としてはいちばん強いに決まってる!
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

なんの情報なしにドキドキしながら観終わって、ノンフィクションという演出を知ってビックリ。確かに実話か、作りかで、観る方の想定の範囲も思い入れも変わるからやられた感じ!でも、そのせいか一層スリリングでし>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

光と共に自分の存在意義を失わないように不安定に過去の栄光のままに孤立して生きる男と、貧しくとも真っ直ぐに生きる青年の出会い。それそのものが光!
観終わると全てのシーンが眩しい!
最高の映画でした。いい
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.2

口数の少ない主人公のあらゆる問題に直面していく苦悩を読み解くと、やっぱりどうしたって心から共感することなんて簡単にはできないな、と思う。
映像の綺麗さが、生きにくさを暗く照らさずに観やすい作品に仕上げ
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.7

人間は人間で、AIはAIの、別物を同じように落とし込むと恐ろしい世界になるっていう映画ジャンルを作りたいくらい、この雰囲気と世界観が大好物。
主人公のグレイが人間とAIの感情、行動の葛藤が生々しくて面
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.2

高校3年生、進路を決める時の無知でいながら漠然とした夢があって中途半端に恋したりする。わがままだなぁ、なんて思って見始めたけれど自分みたいで応援したくなった。
この歳で漠然とした夢でも親に反対されなが
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.0

政治的には冷戦当時にソ連から害なく勝利したアメリカの英雄、で反米・反ユダヤを口にしながらのユダヤ系アメリカ人だった人。興味深い内容だった。
彼に精神的に重くのしかかったものは何だろう?
プレッシャーと
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.8

日本版を先に観て、筋書きはあまり脚色していないんだな、と感じた。けれど学園シーンはこちらの方がコミカルでいながらハラハラ!
よくも悪くも、日本人ならばここで喜怒哀楽が見えたら嘘くさいだろうな、と感じて
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.7

怖いとか気持ち悪いとか悲しいとかいろんな感情を超えて面白い!本当に面白くできてる!
恐怖の中に人間ドラマが雑さなく散りばめられてすごく惹き込まれました。
いい作品を観ました。

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.9

邦題が内容そのまま過ぎて、見事。ランボー/怒りの脱出!
ランボーのイメージはこれですよね。ベトナム戦争のPTSDが吐露されたfirst blood 1。10年経っても悶々と愛国心に飢える2、ラズベリー
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.7

軽い気持ちで見始めたらあまりにもいい映画で余韻がとても残ります。
正義をかざして戦う者はヒーローなのか?
2つの顔、を正義と悪に分けられない。
ジョーカーの純粋さが悪にも見える、深い‼︎

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.9

時代を越える夢のような話を、普通に描写している面白さ。何よりもロケーションの美しさが楽しめる映画。時代が過ぎればどの時代も黄金期、と気付かされる所が好き。

タイムスリップの設定は楽しめても、現代のど
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人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

3.4

ジェイソン・シーゲルのシリアスな演技見たさに視聴。
2008年に46歳の若さで自殺したと記されるアメリカの著名作家デヴィッド・フォスター・ウォレスを生前にローリングストーン誌の若手記者からの取材を受け
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ランボー(1982年製作の映画)

4.3

すごくよかった。
仲間を探すシーンから始まり、理不尽に捕まり、最後の孤独と行き所のない悲痛の涙に変わる、ベトナム戦争の残した傷は広がるランボー。
スタローンが演じていたのは、そんなにも深いメッセージを
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

2.8

70代でカミングアウトしてから新たな恋愛を探すお父さんの生き方を見ていて気持ちがいいのは、自由に恋愛出来なかったことを不幸だったと感じないところ。まだまだ幸せになろうと生きるところ。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.2

一度観終わって、冒頭から観ると時系列がまた戻ってストンとした。
作品自体は見応えがあって、頭の中で記憶をフラッシュバックさせながら記憶が消えていく現実から逃げようとする場面は印象的。
個人的にどんなに
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

やっと観れた!クレイマー、クレイマー。
Mr.クレイマーvs Ms.クレイマーだったと前半で初めて分かった。
ダスティン・ホフマン演じる父親は自分の駄目な所にすぐ気がついていい男!現実なら絶対捨てられ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

こんなにお互いの好きな所が明確に沢山言えて、尊敬もできるのに、それを言葉にして言えなくなる、上回る自分可愛さや自尊心が出てくる。そんなことってきっとあるじゃん、あってもいいじゃん、頑張って夫婦続けてよ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.4

教官は罵詈雑言、国の為に死ににいく洗脳的教育、戦争に向かうための訓練の陰湿なシーンも、どうしてだかテンポよく観れた。
音楽のせいだったのか、分析しながら観ていないのでよくわからない。
戦争ものだけどエ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

映画館で観たかった作品。

とにかくISSから見える地球が綺麗!
もう地球を見下ろしてガンジス川が綺麗だ、なんて台詞や、命が危ぶまれている孤独、宇宙空間が本当に怖くも美しくてよかった。
宇宙には国境が
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

池松壮亮、蒼井優ふたりの白熱した演技に完全に魅了されて観終わったときには完全燃焼。胸熱過ぎて、エンディングの熱い宮本浩二をサラッと聴けちゃう感覚に陥ってた!

人に惚れるってすごいパワー出るね!

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

改めてちゃんと観たくて鑑賞。
途中まで人生に彷徨うデニーロ演じるトラヴィスの目的を見つけた時の行動力には生きてる感じがみなぎってる。その展開が読めなくてすごく惹きつけられた!

モテキ(2011年製作の映画)

3.6

遅れ馳せながら初めて観ました。
大好きな歌のオンパレードで映像とピッタリハマって興奮した!ストーリー付きのいろんな曲の贅沢なMVを観てたみたいな。

楽しかったー!!