ゆっきぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ゆっきぃ

ゆっきぃ

映画(97)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

2.5

シャイア・ラブーフの子役時代の実体験を基にした作品らしいが、想像以上にこじんまりとした印象。

アル中で前科持ち、生活費は人気子役の息子頼み。側から見てもかなりのクズ親だが、子供にとっては親は親なんだ
>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

3.0

幼子を抱えたシングルファザーの10年間の奮闘記。

男手一つで仕事と子育てをやるだけも大変。まして上司から期待されていたら、仕事を受けたいけど時間がないというジレンマでどうにかなってしまいそう…そんな
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.2

TVドラマは観ていなかったが公開前に前作がTV放映されたので、それで予習してからの鑑賞。

本作の肝はいかにラストのタネ明かしで観客をアッと言わせるかにかかっているが、やっぱりなと思う部分もあれば、な
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.6

過去にあった透明人間作品と違うのが、とてもサスペンスフルで、観客が事件の犯人について色々と考えを巡らせることができるところ。

透明人間ですら本当にいるのか疑ってしまうぐらい観ている者を翻弄し、真犯人
>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.2

1880年に始まる、発明家エジソンとウェスティングハウスによる直流か交流かの電流戦争。

エジソンを名前ぐらいしか知らない人は彼の人間性、ダークな一面に驚くかもしれない。

エジソン、ウェスティングハ
>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

3.5

ジャパンプレミア吹替版で鑑賞。舞台未見。

国内外評論家の評価も耳に入っていたので少しハードルを下げて観たせいか普通に感動してしまった。

猫の外見に関してはクリーチャー感はそれほど感じない。米では公
>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.0

最近はダッチワイフではなくラブドールと呼ぶんですね。

主人公の職業がラブドール職人というのは珍しいけど、内容的には昔からある普遍的な夫婦のコミュニケーションが主題の作品。
仕事にかまけて奥さん放って
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

報知試写会で鑑賞。

英雄から容疑者として疑われる主人公で警備員のリチャード・ジュエルは真面目過ぎる一面がありトラブルメーカーでもあったんですよね。正直最初はちょっと面倒臭い奴といった印象。彼の人並み
>>続きを読む

風の電話(2020年製作の映画)

3.0

完成披露試写会で鑑賞。

東日本大震災で家族を失った女子高生の話ぐらいの予備知識で観たが、前半で喪失と再生のロードムービーになるという事が容易に予想出来てしまい、実際そうなる。

上映前の舞台挨拶で監
>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.2

ド派手なカーアクションに爆破、いったい何台の車がぶっ飛んだんだろう?
オープニングからいつもの破壊王マイケル・ベイ節が炸裂!

今回はさらにパルクールを多用していたけど、カーアクション&パルクールで思
>>続きを読む

羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

2.0

原作未読でスプラッタホラーが得意という朝倉監督作品を観るのも初めて。

福原遥が演じる殺人鬼宮市の行動にはマイルールがあると言う割には意外とあやふやで、隣人黒須との最初の出会いのシーンから「は?」が連
>>続きを読む

ロボット2.0(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前作が死ぬほどつまらなかったのでハードル低めで鑑賞。

本作はアベンジャーズ のCGチームなど3000人を投入し製作費90億円もかけたインド史上最大の作品。CGカット数もキャプテン・マーベルより6カッ
>>続きを読む

マレフィセント2(2019年製作の映画)

1.5

前作を観た時はアンジーは男を憎んでるんだなと思えてしまうような内容だった。

続編である本作は人間と妖精の「共存」というテーマで描かれている。アメリカがトランプ政権になり不法移民を追い出す政策や人種差
>>続きを読む

WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.0

ラッパーのアナーキー初監督作品。

前半はちょっと鼻につく台詞やシチュエーションが多かったけど、中盤以降は撮影に慣れてきたのかまずまず形になってました。

世の中にはどうする事も出来ない状態に陥る人が
>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.8

本作の魅力は麻薬王「イ先生 」が誰なのか?という二転三転する黒幕探しにあるのですが、個人的にはキャラの立った、いや立ち過ぎな登場人物達にあるようにも思えた。

ジョニー・トーの『ドラッグ・ウォー 毒戦
>>続きを読む

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.0

トラン・アン・ユンが好きなので彼が評価し本作の美術監修も担当しているという事で試写会に参加。

メイフェア監督の祖母の時代、北ベトナムでの実話が基になっているお話。

映像の美しさと台詞の少なさが特徴
>>続きを読む

スタートアップ・ガールズ(2019年製作の映画)

3.0

世の中には0〜1を作り出せる少数の人間と1があれば10まで持っていける人間がいる。極稀にその両方が出来る超天才もいますが…

本作に登場する天才大学生実業家の光はビジネスを産み出す事にかけては一級品だ
>>続きを読む

帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

3.5

イタリア文化会館での試写会にて鑑賞。

『帰ってきたヒトラー』のムッソリーニ版だがコメディ要素が強く楽しく観られた。

今の政治家やマスコミ、一般人も言葉を濁しそうな事象に対して正面から斬り込んでいく
>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.5

ジャパンプレミアで鑑賞。

ベネツィア国際映画祭の話題などで期待し過ぎましたね。
壮大なアドベンチャーでも何でもないです。ひたすら2時間ブラピの内面の葛藤を描いているだけなので、宇宙の映像と静かなBG
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

2008年のインド・ムンバイで起きた同時多発テロ事件をタージマハル・パレス・ホテルでの攻防を中心に描いた作品。

臨場感と緊迫感がとにかく凄い。
いつもの日常が一瞬にして戦場のように変わってしまう恐ろ
>>続きを読む

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

3.4

TBSラジオ特別試写会。

他人からしたら大した問題に見えなくても、本人にとっては切実…なんて事はままある。

何とかしようともがけばもがくほど空回りするのが世の常だったりもするが、主人公ラウルの場合
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

1969年のハリウッドを舞台にしたもしも〜だったら的なお話。

当時のハリウッドスター達が実名で登場している中でレオとブラピは架空の人物。
彼らがいたら当時のハリウッドはどうなっていたか?
フレコミは
>>続きを読む

荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.0

アメリカ先住民と開拓者、血塗られた歴史に終止符は打てるのか?

復讐の連鎖を断ち切るには相互理解と赦ししかない。過去を振り返らずに未来を見つめよう。
理屈ではわかっていても簡単ではない。心が追いつかな
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

完成披露試写会にて鑑賞。

韓国版のリメイクという事ですがそちらは観ていないので違いはわかりません。ただ、扱っている事件の猟奇さは確かに韓国チックな気はします。

最初から最後まで常に暗く不穏な空気が
>>続きを読む

おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.7

90才で現役セックスセラピストという事にも驚くがこのお婆ちゃんとにかく元気。
普通公の場で口にするには恥ずかしい話を面白おかしく話してくれる。

彼女が言う「知識は誰にも奪えない」…奪われてきたモノが
>>続きを読む

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

貧困、無知の恐ろしさ。知識の重要性がよくわかる。
「1人の人間の力は微力だが」とか「無力だが」なんてフレーズをよく耳にするが、間違いなく1人の人間の力は無限大だと気づかされる作品。

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.0

本作を観れば『指輪物語』や『ホビット』のアイデアがどこからインスパイアされたかがよくわかる。
若き日々に経験した楽しい事、辛い事全てが想像力の源になっている。
もしかしたら本作を観る前と観た後では彼の
>>続きを読む

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

2.8

完成披露試写会にて鑑賞。

詩的な台詞、世界観が特に前半違和感ありありで映像化に向いていなかったのかな?とも思う。
ミステリーにしては観る側の考える余地が少なく物語の流れにそってそういう物と受け止める
>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.8

ニッポン放送特別試写会にて鑑賞。
第二次世界大戦において反戦主義の天才数学者が、戦艦大和建造をめぐり奔走する姿を描いた歴史エンタメ作品。

まずオープニングの戦闘シーンでさすが山崎貴&白組と唸らされる
>>続きを読む

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.6

少し前に試写会で観ました。

物語の舞台となっている1960年代のアメリカ、父、母、息子の関係性が現在のトランプ政権にも重なって見えた。

強いアメリカの復権。何を犠牲にしても理想を求める父(トランプ
>>続きを読む

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

1.8

大人限定試写会で観ました。
TV版も映画版も観たことないしゲームもやったことがなく、人気のコンテンツがどんな感じかなぐらいの気持ちでした。

内容は随分足早でかなり端折ってるなといった印象でテーマも内
>>続きを読む

シノニムズ(2019年製作の映画)

3.2

ベルリンの金熊賞で配給未定という事で見逃せないと思い観たけどとても微妙な作品でした。

イスラエルから逃げてフランスに帰化しようとする青年の話。

オープニング全裸男のアタフタ加減に何が始まったのかと
>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.8

昨年のフランス映画祭オープニング作品『セラヴィ!』でバンドマン役を演じていたジル・ルルーシュによる初監督作品。

中高年オヤジ達がシンクロに挑戦するハートフル・コメディなんですが、マチュー演じる主人公
>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

昨年の『判決、ふたつの希望』に続いてレバノンから衝撃作が再び。

裁判を通して12才の少年が両親を訴えた理由が徐々にわかるが、彼が直面してきた過酷な現実に言葉を失う。
日本とは比較のしようがない想像を
>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.2

予告編でも提示されていたようにミッション中の事故でジーンがダークサイドに落ちてしまう。

そのジーンを演じたソフィー・ターナーだが『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサほど魅力的には思えなかった。
他の
>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

新宿掃除のご褒美試写会に行って来ました。

スピンオフということで別コンビでお試しな感じなのかな?

チャラくてニヤケたキメ顔がハマってるクリヘムと、新人だけど賢くて臨機応変に振る舞えるテッサ・トンプ
>>続きを読む