ベルリンの金熊賞で配給未定という事で見逃せないと思い観たけどとても微妙な作品でした。
イスラエルから逃げてフランスに帰化しようとする青年の話。
オープニング全裸男のアタフタ加減に何が始まったのかと頭の中は???でいっぱい(笑)
人のアイデンティティをテーマにした作品だけど、すごくヨーロッパ的で少々難解。
上映後のQ&Aがあってホント良かった。
ナダヴ・ラピド監督の体験が基になっているということで各シーンの解説が入ってやっと納得できたかな。
手持ちカメラを使ってわざと、いやあり得ないぐらい手ブレさせたりもしていたがあれは酔うからやめて。
テーマは良かったけどまだまだこれからの監督だと思う。次回作で演出方法等どう変わるか?変わらないのか?それも含めて期待して待ちたいですね。