ゆっきぃさんの映画レビュー・感想・評価

ゆっきぃ

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ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US(2024年製作の映画)

2.0

DVのトラウマを抱えた女性の物語。

前半は歯の浮くような愛の台詞の数々にニヤニヤしながら観てたのですが、話が進むにつれ眉間にシワが寄ってくる。

主人公リリーの家族や恋人との関係において、過去の回想
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

2.0

前夜祭IMAXで鑑賞。

有楽町と池袋の重複当選がかなり出たようで空席だらけでした。抽選会あったけど読み上げられた当選者の席が空席というのが何回もあって。


本題に入るとして、上映後に配られたネタバ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.6

アメリカ内戦をジャーナリストの目を通して描かれたフィクションではあるが、同国の現状を考えると絵空事とも思えない。

というのも実際のアメリカ世論調査で「5年以内に内戦が起こると思う」に41%の有権者が
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ACIDE/アシッド(2023年製作の映画)

3.0

異常気象、大気汚染が深刻化し全てを溶かす酸性雨が人々を襲う絶望感たっぷりのスリラー作品。

正直期待してたのは、大量の人々がとろっとろっのトゥルントゥルンに容赦なく溶かされる、目を背けたくなるような地
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ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

2.0

子供の頃には見えていたイマジナリーフレンドifのお話。

映像的には可愛らしいし良いとは思うんだけど、脚本に難ありかな。

大人が観るにはクライマックスまでが退屈で、最後だけ共感でき心に響く感じ。逆に
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.8

主人公カナの行動には全く共感できないが、自然体の今っぽさがいいなとは感じる。

主要人物が皆一見まともなんだけど内面に問題を抱えたダメ人間ばかりで、そこら辺の不安定さや滑稽さも面白い。

正直途中から
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蛇の道(2024年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

完成披露試写会にて鑑賞。オリジナル版は未見です。

黒沢清監督作品に日本からは柴咲コウ、青木崇高、西島秀俊が。フランスからはダミアン・ボナールやマチュー・アマルリック他有名俳優が参加。

全編フランス
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

4.2

昨年末のレカぺ&プレミアでパート1を観てるので、キャストと一緒に写真撮ったりしたことを思い出しながら鑑賞。

足早だったパート1よりも登場人物の背景も見えてきて、かなり不満も解消されていたと思う。
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

前作part1がどうしても物語の触り導入部分で終わってしまい、仕方ないとはいえ映像面以外は楽しめなかったのでpart2に期待してました。

前作はTOHO日比谷のIMAX(だったと思う)で観たので、今
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.5

ベルサール新宿グランドでのジャパン(アジア)プレミアで鑑賞。

黒澤明監督の『7人の侍』からインスパイアされた銀河を舞台にしたSFスペクタクル作品。

陰のある映像にスローモーションを活かしたアクショ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

久しぶりにTOHOシネマズ西新井に行ってきました。

まず目を引いたのは映像。オールドディズニーと今のディズニーを掛け合わせたような映像に初っ端からテンション上がりました。

あと音楽、歌も素晴らしい
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.5

映画仲間に誘われて試写会に参加。

イタリアの実話が基のLGBT作品としか知らずに参加したが、貰ったチラシの裏に2人の死と書いてあったので結末はわかって鑑賞。

全く知らない監督だったけど、ワンシーン
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西湖畔(せいこはん)に生きる(2023年製作の映画)

3.6

TIFF2023 コンペティション部門作品

前作『春江水暖』を予備知識なしでフィルメックスで観た時の衝撃がとてつもなかったので凄くハードルを上げて鑑賞。

オープニング茶畑シーンでやはり映像の美し
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャパンプレミアで鑑賞。

オープニングの外国人の好きそうなオモシロ日本的な大阪コンチネンタルがけっこうツボでした。

キアヌは今までのガン・フーなどに加えてヌンチャク・フーを披露。対するドニー・イェ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

ゲームのチャンピオンがプロのレーシングドライバーになるという、嘘のような本当の話。

このゲームはやった事ないけど日産GTRには一時期乗っていたので、車の戦闘力はよく知っている。

本作では父との確執
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

2.5

製鉄所の爆発事故により時が止まってしまった町。変化をしたり求めることを禁じられた町でのお話。

始まってしばらくは、30年間経済が停滞してる日本のメタファーで、政権批判でも描かれるのかなって思いながら
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春に散る(2023年製作の映画)

3.2

期待感いっぱいで席についたが、正直登場人物達への感情移入もなく前半から中盤までは凡庸さが目立つ。一緒に観た友人も終了後に、途中までは寝るかと思ったと話していた。

後半のボクシングシーンは圧巻で、演技
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6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年製作の映画)

3.8

ホロコーストに関与したナチス親衛隊アドルフ・アイヒマンの処刑火葬に関わった、市井の人々の目線で描かれた物語。

処刑、火葬が禁じられてらいるイスラエルでこれが実行されたというのも興味深いが、それ以上に
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.4

13才の少年バスティアンと16才の少女クロエ。子供から少し成長し思春期を迎えた2人のひと夏の物語。

無邪気に遊んでた頃とは違い、特に年下バスティアンの方が、クロエを女性として意識している感じが初々し
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.0

完成披露試写会にて鑑賞。


人と関わると良い事はもちろん悪い事も起こる。だからといって人付き合いを疎かにすると…

40代コミュ症の陽子が死んだ父に会う為に、青森までヒッチハイクする姿を見ていて最初
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

EXシアターでの超速試写会に参加してきました。

ジャスティスリーグ後の世界で、フラッシュのバリーが亡き母を復活させる為に過去に戻り…な話。

最近流行りのパラレルワールド、マルチバース物なので、現在
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

レッドカーペット後にプレミア試写会へ。


アドニス・クリードが18年ぶりに出所した兄弟同然の幼馴染デイミアンと対決する話。

IMAXカメラで撮影したボクシングシーンはストップモーションとスローモー
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグの自伝的作品。

主人公サムが幼少期に初めて劇場で映画を観た時の表情が、私が幼少期にスーパーマンの地球グルグル時間逆回転を観た時とたぶん同じ表情してたと思う。

物語はサム少年が映画業界へ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

正直140分間の内、始まって100分ぐらいはコメディ部分は笑えないし、内容的にも全く面白くなくて途中退席したかったぐらい。
本当にアカデミー賞候補なの?と疑いたくなるぐらいつまらなかった。

ただ、後
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湯道(2023年製作の映画)

1.5

完成披露試写会で鑑賞。

田舎町の銭湯を舞台に物語が展開するハートフルコメディ。

ごめん、物語の展開は読めるし笑いの部分は面白くないし全てが私には向いてない作品でした。

湯の道、湯道の心得も全く響
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対峙(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

高校銃乱射事件で息子を失った被害者夫婦と、事件を起こした後に自殺した息子を持つ加害者夫婦が6年ぶりにテーブルに着くと怒り、悲しみ、後悔といった6年分の感情がぶちまけられる。

登場人物も少なく対話のみ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

2.8

終戦後シベリア抑留された日本兵山本幡男を中心とした実話が基の愛の物語。

物語は感動的なんだけど、映像から伝わる部分で不満の多い作品。

最初に気になったのが出演者達の白く綺麗な歯。今の役者はホワイト
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

登校拒否してる中学生達をテーマに、現実とファンタジーを織り交ぜて描いた再生の物語。

専門家ではないから正しいかはわからないが、本作でも出てくるように学校で居場所を無くす子の特徴って、本人は気づいてな
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

航空機内バイオテロを題材にしたエンタメ大作。

1人のテロリストが仕掛けた高致死率ウイルスにより、政治、世論、当事者とその家族、隣国が巻き込まれ、今の世相とも重なる部分が多く、観客は感情を揺さぶられま
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

新海誠監督登壇のティーチイン回を鑑賞。

監督は過去作でも〜年に1度の大災害をメタファーとして作品作りをしていますが、本作でも公式サイトにあるように大震災と、それを防ごうとする青年と少女の冒険談として
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シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ(2022年製作の映画)

3.2

前作があることを知らずにジャパンプレミアへ。

ゲイのフランス人水球チームが、水球大会ゲイゲームズが行われる東京へ向かう道中で巻き起こすドタバタコメディ。

本作では国家全体でゲイを迫害している国が舞
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.8

生まれた時から王室にいる人間と、外の世界から王室に入ってきた人間ではこうも違うものなのか。途中から伝統の一員になる苦労、精神崩壊がホラーテイストで進行していく。ちょっとナタリー・ポートマンの『ブラック>>続きを読む

N号棟(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

実際に岐阜県富加町の団地で起きた幽霊騒動を基にした死生観を問うホラー作品。

ホラー好きなら誰もが思うであろうシャマラン感とアリ・アスター感。しかし、本作の行き着く先はちょっと違い…

結局、筒井真理
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.8

完成披露試写会にて鑑賞。

難民申請が通らず苦境に立たされるクルド人家族の物語。

ニュースなどでも度々話題に上がる入管法。これを作った人は法を遵守した結果として何が生じるのか、ちゃんと想定していたの
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リフレクション(2021年製作の映画)

3.5

ウクライナ映画人支援上映で鑑賞。

ウクライナ人医師の物語であるが、あまりストーリーを追う作品ではなく映像を楽しむ作品なのかなという印象。

窓枠を中心としたあちら側とこちら側の映像や、被写体を中心と
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.2

音のスペシャリストによって音が立体化されていく過程も良かったし、サスペンスとしても良く出来ていた。

本作を観ていて嘘をつく時の鉄則を思い出していた。嘘をつくなら本当の事を織り交ぜながら話をすると相手
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