shさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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サーミの血(2016年製作の映画)

3.7

観たいリストに永遠に入っていたままだったけれど再生ボタンを押す気になれず、配信終了間近と知ってついに。
色味がいかにもスカンディナビアらしい、ひんやりとした雰囲気。ちょっとは救いがあって、このトーンが
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.7

勝手にトーベ・ヤンソンってもの静かな人なんだろうなと思っていたら、まぁまぁダンスは激しいし、割と恋にがつがつだしで、自分の中のトーベ像ががたがたと崩れていった感。
いろいろと思うところはあるけれど、ト
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

The Cureで始まり、The Cureで締まる。映画シング・ストリートで好きになった『In Between Days』、脳内をアイルランドとイギリスからフランスの舞台に切り替えるのに勝手に大変だっ>>続きを読む

パパ、遺伝子組み換えってなぁに?(2013年製作の映画)

3.6

まさしく遺伝子組み換えってなに?って思ってたけどまさに、GMO, OMG! だった。構成も観やすいし、シリアスになりすぎない作りで、内容がすとんと入ってきた。

ただ親がストイックになりすぎて、子ども
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ありあまるごちそう(2005年製作の映画)

3.3

映画自体は正直めちゃくちゃ眠くなるけど、問いかける内容はこれから自分たちが考えなくてはいけないこと。
ゴミ箱に入っていく大量の残飯や見た目が悪いだけではじかれる商品に心がグッとなる。
やはり鶏のシーン
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.8

セリフも少なくトーンもさほど変わらないのに、あっという間にエンディングになっていたくらい釘付けで観入っていた。ムイが子役も大人役も美人だったから…?笑

大人になってから使用人として向かった家がそらま
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.6

奇跡的な確率の出来事でめぐり逢わされたふたりだけれど、もどかしい展開が淡々と続く。
お弁当に入っている手紙ってなんだか小っ恥ずかしいけど、嬉しい。それを待ちきれず職場で男性がひっそり読む姿。
「アンテ
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.5

下調べせずに観たら、勝手に想像していたストーリーと全然違っていたので、失礼ながら勝手に少し残念がる羽目になってしまった。もう少しフィンランドの食事が観れると思っていたので。
都市部の話ではなく小さな街
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

かっこいい女性のノマドライフを追う良きロードムービー。
景色、映像、音楽、小道具など全部良くって、昔アメリカをキャンピングカーで渡ってみたかったことを思い出した(今ではすっかりペーパードライバーとなり
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.9

邦題とかメインの写真とかでコッテコテの可愛いラブロマンスかと思って少し敬遠していたのだけれど、観始めた瞬間やられた…!という感覚。まぁまぁ笑える要素もあり、かと思えば深いシーンになり、いろいろ感情を揺>>続きを読む

ステーキ・レボリューション(2014年製作の映画)

3.2

そもそもあまりステーキに興味がないし、レストランのランキングはよくわからなかったが、世界のどこだってステーキの関心って強いんだな、と。
育て方それぞれなのが面白かった。

昔オランダで食べたアルゼンチ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

出てくる人全然知らなかったし、劇場に観に行くか迷ってた自分一体何だったんだ、っていうくらい観に行けて良かった。
歌も演奏も演出も、1曲1曲の仕上がりがすさまじく、ただただ圧倒された。こんなバンドメンバ
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.4

はちゃめちゃキューバ爺ちゃんたちの作る情熱的な音楽はかっこよかった。
いくつになっても音楽が救ってくれるんだな。イブライムさんのところ特にグッときた。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを知れて良かった
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

5.0

わたしが定期的に観ないといけない映画(義務…!)。

ウディ・アレン、誰しもが絶対にパリに行きたくなるであろうオープニングシーン、黄金時代の雰囲気、雨夜のパリ、オーウェン・ウィルソン、レア・セドゥ、な
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.7

政治体制・戦争・技術革新などにより、生活や文化が激しく移り変わる時代を生きた、イギリスに住む夫婦ふたりの物語。
ふたりの性格が良くも悪くもしっかり描かれている感じがとてもリアルだった。

夫婦には、多
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.7

虫たくさん出てくるしグロいのはちょっと…ってなるけど、1の方がハラハラドキドキするシーンとクスっとする回数が個人的に多くて好きだった。

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.3

こんな名作なんで今まで観てなかったんやシリーズ。
人からあらすじを聞いて「絶対好きなやつ…」ってなるまで、わたしの中の想像してたストーリーと全然違うやつやったランキング上位。
黒スーツにサングラスのふ
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.7

ふたりめっちゃ大きなってる〜!
やっぱりここは優しい世界で、たとえ悪者だとしても最終的にはみんながいい方向に向いていく(展開は終盤に向けて結構めちゃくちゃだったりする)。ふたりの勇気ある仲間の助け方に
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.5

ただただおばあちゃんの家が素敵。あんな家でひと夏を過ごせたら、わたしならどう変わっていただろう?人生経験がギュッと詰まっている。
あれよあれよと30代になったわたしでも、早寝早起き・ちゃんとご飯を食べ
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.7

ひっさしぶりに観たけどやっぱり愛くるしい兄弟だな。北川景子のあんなはっちゃけ役がみれるのも面白い。
兄弟の買い物散歩・反省会・パーティーの作戦会議、などなど、全部ゆるくてくすぐったい。塚地が適役すぎて
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.7

児童文学原作ならではの優しさとドリーミーな雰囲気にまとわれている、可愛いのかたまりな作品。
オンネリとアンネリ、お互い見つめ合ってアイデアだしたりするの愛おしい。おばあちゃんまで2人がずっと仲良しでい
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンの均等でなめらか〜な映像は毎回観ていて本当に気持ちがいいよなぁ。そして鮮やかなのにストンと落ち着く色遣いのセンスは彼そのもの。
この作品はストーリーもわかりやすく展開も速すぎずすん
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

2回目の鑑賞。
1度目はフレディの人生の経緯を全く無知の状態で映画館で驚きながら観て、今回はちょっとは知ったはずなのにやっぱり圧倒されるスターな生き方。
彼の周りにいた身近な人たちの、寛大さと支え方。
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

4.3

最初の作品を最近観たばかりのにわかファンだけれど、メンバーが変わらず出演していてなんだか嬉しくなった。続編ものはそういうところが楽しいよなぁ。
前の作品から変わらず、この国どないなってんねんとツッコミ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

ずっとおすすめされていたけれど、なんだか自分から観る勇気がなく、観るタイミングを逃していたが、テレビで放送していたのでついに鑑賞。
最初と最後のギャップが今まで見た中である意味いちばん激し過ぎる作品か
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街の上で(2019年製作の映画)

4.6

帰り道、涼しい夜道を歩きながら思い出したくなる作品。
そこらへんにいなさそうでいる、いそうでいない、彼らの日常の物語。
最近は洋画で海外に思いを馳せたり生活を妄想することが多かったけれど、下北沢で暮ら
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.8

クマに切れた理由ってどんな邦画タイトルやねん…ってなっていたのにめちゃくちゃおもしろかったし、タイトルもなるほど、と。
子どもと2人だけの秘密を作って一緒に楽しむ姿、可愛かったなぁ。
スカーレット・ヨ
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.7

よくあるタイムトラベル系だろうな、とか思いながらはじめ軽く流していたのだけれど、ちょっと変わった設定で普通に面白かった。
『ハイスクール・ミュージカル』にどハマりしているころのザック・エフロンな感じで
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

4.6

昔の作品だれど、色褪せない作品。『ブルース・ブラザーズ』の監督と知って、納得。それぞれのキャラクターが際立っていていい。
アキームの嘘ついてる時の無理矢理な笑顔ににやにやしてしまう。
最後だけ展開ぶっ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.2

のんのひとり舞台を観ているようだった。
彼女のまわりに出てくる人たちみんな素晴らしかった、というかキャスティングが良すぎてる。
イタリアのシーンが急に日常とかけ離れてて違う映画観てたっけ?ってなるけど
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レンタネコ(2011年製作の映画)

3.5

ひたすら市川実日子さんを眺められる作品。ながら見にちょうどいいゆるさ。いい夏。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.7

アイラブヤ!トゥモロー!
今まであったアニーの映画やミュージカルを知らないので詳しく語ることは出来ないけれど、これはこれで楽しかった。予想できるストーリー展開と、みんな感情の切り替え早!っていう感じで
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