achakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

一人の女性の失踪事件を追っていく

主人公のサムは暗号を頼りに事件に迫るも
関わる人たちは皆次々に殺されていく

終始気にならない程度の音楽が流れ
その流れの波に乗るようなストーリー展開だったから最後
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

豪華キャストの面々に
まんまと騙されました〜

ちょっとお疲れ気味だったので笑いたいなぁ〜と思い探していたら
大泉洋と佐々木蔵之介 
それに今話題の俳優 堺雅人が出てる〜

探偵、ヤクザ絡み、謎の女性
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

"命をかけた伝令"
観終わってからタイトル通りの
命懸けの映像シーンの数々には絶句した

戦争の悲惨さと縦社会の厳しさ
そして命の重み…

またワンカット映像が見せる緊迫感の凄まじさと一人になってから
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.6

あっという間の2時間10分でした
面白かった〜

次から次へと謎だらけで観てて飽きなかったし絵画等の美術品が素晴らしかったです

女性を正面から描いた絵画で
壁一面を埋め尽くし
その女性達から見つめら
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.8

閉鎖病棟という名前だけで
重たい空気が漂ってる所…みたいに
思い込みからくる想像力がはたらいてしまいました

色んな悩みを抱えている人達が
共存している病棟は何かしら問題が起きる
のは当然の事のようで
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.3

とても好きなジャンル〜
と思って観ていたら…
やっぱり戦争が絡んでた

前半はメインとなるキャスト達が
次々と登場し徐々にタップダンスまで
たどり着く

後半からは踊りよりも戦争の残酷さを
強調してく
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.1

親子の絆とはなんなんだろう…

親は常に子供のことを心配し
子供も親の存在を心の片隅に置き
それぞれの生活を送っている

どちらも欠けてはいけない存在なのかなぁ

この物語では空白の15年間ではなく
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

鹿野さんの一言一句が心に染みました

冒頭での筋ジストロフィーの鹿野さんの印象は偉そうでわがままで
初めて会う美咲ちゃん(高畑充希)が
「何様なの?」って思うくらい酷かった

でもそれは正直に生きてい
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監獄の首領(2016年製作の映画)

4.0

刑務所の中での首領って怖すぎる

裏切り者は誰だとばかりに
見つかれば容赦なく潰していくスタイルは
場所が刑務所というだけで
まさにヤクザの上下関係と同じようだった

看守よりも威厳があって逆らうと
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はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

4.0

ヒップホップ最高〜

ニュージランドの小さな島に住む
平均年齢83歳のご老人達が
ヒップホップを踊り出す
目標はヒップホップの世界大会inラスベガス

その道のりをドキュメンタリーで追っていく
講師の
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

食わず嫌いではないですが
どちらかというと敬遠してしまうタイプの
作品なんですが実際には
とても楽しめました

ゲームは日頃やらないので
(目が疲れるから…)
でもでもバーチャルな世界へようこそ
とば
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名もなき復讐(2015年製作の映画)

3.8

韓国という国は復讐の描き方が上手いと思った
取り上げるテーマが貧困とか暴漢とかマフィアとか……
お国柄なのかなぁ〜韓国ではウケるのだろうか?

主人公のジウンに不幸な出来事が次から次へと起こります
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.5

とっても暖かい家族が描かれていました

山崎努が演じる父の70歳の誕生日に
娘二人は母に呼び出され
そこで初めて父の認知症を知ることになる

娘達はこれから何が起ころうとしているのか予想もつかない不安
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戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第一次世界大戦中の自叙伝を基にした作品

戦前に自分の身近にいた人達(恋人や弟やその友達)が次々に戦死していく様子を主人公の目を通して描かれている

戦争ものは第一線で闘う男達の心情が描かれている作品
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

正直ミステリーの148分に耐えられるのか

長いんだけど観終わったら面白かったかも…
韓国の俳優さんて不思議と見惚れてしまう
あの女優さんは途中から全く出てこなくなるのに存在感を残してるのは凄かった
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ好きな作品でした

リンダ役のメリル・ストリープが
ロックバンドのボーカルをやってるんだけど中年女性であそこまでやれるなんて
カッコ良かったなぁ〜
しかも歌も演奏も本物らしくて
あのライブ
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アリスのままで(2014年製作の映画)

4.5

若年性アルツハイマー病と診断されたアリスの物語

何の病気にせよ自分に…あるいは大事な人に突然降り掛かる出来事である

いくら体調管理に気を付けていても
突然にやってくる
こんなはずじゃ…と自責の念に
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とても奥が深い作品でした

元夫の復讐とも思えず
スーザンの未練とも思えなかった

20年前に離婚して何故このタイミングで
元妻に小説を送ってきたのか…

小説の内容は夫の妄想に過ぎず
復讐とも取れる
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

わずか27歳でこの世を去った
英国の歌姫エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画

観るまでは全く知らなかったし若いのに
声質が大人びていて
しかもジャズを好んで歌っていた

プロとしてデビューし
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.3

短期保護施設で働く主人公のグレイス(ブリー・ラーソン)は
「ルーム」での母親役を演じている演技派女優

家庭内での色々な事情を抱えている子供達
に寄り添っていたグレイスだったが
自身もまた親から虐待を
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.3

両親の過酷な仕事形態
子供たちの心の不安定さ等が
現代の社会情勢を物語っていた

ある事情から父親は職業を転々とし
ドライバーとして働き出す
母親は在宅介護で二人とも
朝早くから夜遅くまでの重労働をし
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.8

生きることへの選択肢は誰もが
自由であること

母親の病気の治療の為にと森で暮らしていたがその母親も入院し
父親と子供たちだけの暮らしぶりは
まるでサバイバルな生活だった
学校にも通わず子供たちの教育
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.8

これコメディ…なんですよね〜

対人関係って許容範囲があると思うんだけど私は受け入れるまでに時間が掛かる方なので
いちいち自分の中で整理してからでないと
物事が進まなくて…

特に兄が家を出て行った時
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.2

もっと軽いタッチのストーリーかと思ってたら違ってた

体調が優れなく余命30日と宣告された
主人公のロンは
まさに人生謳歌の最中だった
信じがたいがその病気の特効薬はなく
病院では実験台にされていずれ
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イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

優しさに溢れた作品でした

アイルランドからニューヨークへ家族4人で引っ越してくる

ボロボロのアパートを借りて
住人たちも一見怖そうな人たちばかり
その中でも画家志望のマテオ
見た目は怖そうだが優し
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

何も知らずに鑑賞…
まだ遠くない50年前のデトロイトで起きた
暴動の裏側事件

若者が逃げ惑い避難したモーテルで
発砲が目撃され
たまたまそこに居た数名の若者達が被害者となる

白人と拳銃 丸腰の黒人
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.0

女性一人で1600キロも歩くなんて
そりゃ3ヶ月もかかりますよね

凄いと思ったのが歩くのにそんなに荷物多いの?
しかも身体は荷物でスレた傷があちこちに…
彼女の頭をよぎるのは
「いつ辞めてもいいんだ
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.8

2組の夫婦の愛の深さが描かれていた

前半は孤島の灯台守となったトムとイザベルの島での2人きりの生活が描かれ
景色の良さと
誰にも邪魔されることなく過ごせるのは
夢のような話で
とても幸せそうな毎日だ
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セッションズ(2012年製作の映画)

3.8

子供の頃ポリオにかかり
首から下が全く動かない主人公のマーク

性について関わることになり
まずは実践…という事で専門のセラピストさんを紹介されます
セラピスト役にヘレン・ハント
(歳をとっても綺麗な
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ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

このテーマは重すぎました

大手製薬会社が新薬を開発するのに
アフリカの人々を利用し
人体実験しているという設定のものだった

もしかして〜
この部分だけ実際に起きているのかも…
とも思えた

エリー
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.8

こんなマイガーデンがあったら
癒されるだろうなぁ〜と思った

生い立ちがあり得ない主人公のベラ
それは殻に閉じこもるでしょ…と思った

ガーデン付きのアパートなのに
トラウマから庭を放置し荒れ放題にな
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

4.5

1940年代の実話に基づくお話で
女医のニーゼが精神科病院で奮闘した記録

鑑賞し始めて5分で釘付けになった
精神科患者を演じるキャストの人達がとてもリアル過ぎて
自分もその場にいるかのように恐怖さえ
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ギミー・シェルター(2013年製作の映画)

4.0

親子の喧嘩のシーンから始まる
母親は娼婦らしき格好で娘も鼻と唇にピアスをし
とてもまともな親子とは思えなかった
そんな母親の元から逃げ出すのだが
お金はなくアップルは町を彷徨っていた

車の事故に遭い
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君がくれたグッドライフ(2014年製作の映画)

4.8

これは泣けました

尊厳死を選択した主人公と
その家族や仲間達の複雑な思いが随所に描かれている作品です

毎年、仲間達とサイクリング旅行に出かけていた主人公のハンネスは半年前にALSを発症していたが
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

今も世界中でコロナが蔓延している最中
景気も悪化する一方で
職種によっては大企業も倒産するような勢いにある

その中でも深刻なことは解雇された人たちが路頭に迷うことではないだろうか

今作も体調不良で
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アダム:ゲイタから来た少年(2014年製作の映画)

4.1

同じ人類でもアルビノ(白皮症)と呼ばれる人種がいる
以前鑑賞した作品の「魔女と呼ばれた少女」の中でも登場し初めて知った

アルビノは黒人同士からも生まれてくるので不思議に感じたが先天性のものらしい
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