褐色丼ぶりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

褐色丼ぶり

褐色丼ぶり

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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.7

ピタゴラスイッ血 第2弾。
何故か幼い頃から非常用ハシゴで頭を貫通するシーンが記憶に残ってる。

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.7

ピタゴラスイッ血 第1弾。
偶然に必然性を感じさせる演出はやはりシリーズで1番面白みがある。

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.8

キャラデザがBLEACHアニメ以上に久保帯人の絵に寄せてて良いな。
尸魂界との繋がりが気になる。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.0

小学生時代ぶりに再鑑賞。

1とは対照的に今作では“お喋り”より“会話”がメインとなる作り。
正直目玉を引っこ抜くシーンは覚えていたがこんな話だっけ?と思うところはあるがちゃんと面白い。
スーパーマン
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.4

小学生時代ぶりに再鑑賞。

久しぶりに見るとバケモノ級に面白くてニヤけと涙が出た。
タランティーノが得意とする皮肉と比喩を交えた会話を必要最低限に抑え血しぶきアクションを全面に押し出す演出に殺られる。
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天使のたまご(1985年製作の映画)

4.1

少女にとって現実こそ夢であり夢こそ現実。
水没した廃都市で出会った少女と少年の卵を巡る崩壊。
押井守の抽象的かつ哲学的テーマと天野喜孝の繊細なキャラクターが作り出す永遠の課題“夢”の儚さと硝子細工のよ
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.3

予告から想像できなかったありえない展開は嬉しい誤算。
逃げ場なし人権なんてもちろん皆無の警察vs犯罪者の船内バトルロイヤル。
常に死の臭いが漂う閉鎖空間で男も女も関係なしに無慈悲に死んでいく洗練された
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

小ネタが多くて助かる。
原作シリーズへの愛に満ちたサービス精神豊富で楽しい。
武闘派かつ徹底的に現場主義のピーチ姫のスタイルが気持ちよすぎる。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.1

ご主人様好き過ぎAI人形の暴走。
子供のお友達から邪魔な人間を絶対殺す殺人兵器になる過程は楽しく観られるがミーガン以外の登場人物にパンチが足りない。

机のなかみ(2006年製作の映画)

4.2

もれなく全員悪人。
家庭教師と女子高生のありそうであってほしくない関係を描いた吉田恵輔長編デビュー作。
あの手この手で生徒にアピールする先生視点の前半、秘密を抱えた生徒視点の後半のテンションの落差に驚
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

4.2

妄想に取り憑かれた男の魂の飛行と解放。
荒れた大地に広がる果てしない夢と生まれた環境への執着が導く希望の着地点。
妄想が夢に、夢が現実になった時人は自分の魂の在処を知る。
どこを切り取っても画になる美
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.8

実在する韓国心霊スポットでのライブ配信&肝試し。無事に帰れる訳がない。
「そりゃ幽霊もきれるわ」と幽霊に同情してしまうほど失礼な行いをする若者に巻き起こる最恐の怪異の連続。
生配信と廃病院の組み合わせ
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.0

海の覇者vs絶対に死なない男ステイサムのリベンジマッチ。
あって無いようなストーリーに群がる海洋生物たちでもうメチャクチャになる画面に疲れる。
ED曲の愉快な歌詞とメガロドンの口内パクパク視点がいちば
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.0


マッドでマックスな鳥山明の世界観、面白くないわけがない。
一本道で分かりやすくテンポが良い物語に愛らしいキャラクター、何より鳥山明が考えるメカのデザインが忘れていた少年心を思い出させる。
大好き。
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クロムスカル(2009年製作の映画)

2.5

困った全然面白くない。
現場を撮る理由がイマイチ掴めない殺人鬼と周りを巻き込むヒロインにイライラしながら時間が経つのを待ってた。
見せ場のゴア描写も品が無いように思えてしまう。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.5

過去と未来どれだけ時間が経とうと誰かへの感謝と恋心そして繋がりは色褪せることはない。
同じ人を想い同じ空を見上げれば決して変わることのないあの人があの空で生きる。

しんのすけと又兵衛のダブル主人公を
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

4.6

オールタイムベストクレしん映画でありオールタイムベスト人妻。
便秘薬のくだりはもちろんの事ぶりぶりざえもんの尻を舐めろからの屁をこくところ腹よじれるぐらい面白い。
チンコ触り合って人を泣かす映画なんて
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ヨガ学院:死のクンダリニー(2019年製作の映画)

3.5

怪しさ100%のヨガ教室の恐怖を描いた韓国産ヨガホラー。
美しさを追求する女性の急激な変化と狂気、蛇と性行為を交えたアクロバティックヨガのインパクトが頭から離れない。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.5

何回も観た。
本作もホットファズも初見時にオールタイムベストに入れてたほど大好き。
やはりなんと言っても現実と非現実をストレス無く描き分ける演出がとにかく上手い。

おもしれー女、おもしれー男、おもし
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.8

白石晃士の領域展開。
謎の怪奇現象とアクの強いメンバーによる異次元霊能力バトル笑いが込み上がる。
激しく揺れる画面とチープなCGすら味に変換してしまう白石監督の荒業が“傑作”へと導く。

ゼイラム(1991年製作の映画)

4.1

超好き。
美女と謎の生命体の白熱した戦いとクリーチャーの造形とゼイラムのデザインが超好み。
作り手側の“これがやりたい!”への情熱が特撮を通して伝わるのが良い。

腹が減ってるとはいえ地球外から持ち込
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

最初からクライマックス。
最後までテンションマックス。
禁断の恋と友情、絶対に譲れない大義と愛の対立。
心を燃やされる豪華絢爛の歌とダンスを3時間飽きさせず堪能させてくれる大傑作。
「スタッフロールな
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.2

どうぞここで泣いてくださいと制作陣の糸が見え見えの演出には胸焼けがするが、「子供はどこから来るの?」のような質問に対しちょっと恥ずかしそうにしてる親が出るあたりやっぱ青年誌出身のアニメは違うなと。

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.6

ゾンビを食ったサメがゾンビになりついでに水陸両用のスーパーゾンビ鮫になるのはB級映画が過ぎるがマイルドなアイアムアヒーローって感じでまぁ観れた。

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.1

8割画面が赤い。
現代社会に蘇る死霊と伝説的スプラッター映画の正統派続編。
躊躇という言葉が見当たらないゴア描写とシリーズへのリスペクトが詰まった真っ赤な映像に感情が高ぶる傑作。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

素直に面白い。
冒険物とRPGに必要な要素をストレスを感じさせずテンポ良く進む物語が超気持ちいい。
ちょうどいいギャグパートと世界観、これぐらいの娯楽映画が欲しかった。

スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

3.8

男子禁制のパジャマ女子会に電動ドリルを持った殺人鬼が緊急参戦。
華やかな夜が一瞬で血祭りへと変わるテンポの良さと完全に目がイカれてるおじさんの殺人描写が90分にも満たない尺に満足感を与える。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

鍵を求めての追っかけっこのシンプルなシナリオと“トム・クルーズがなんか凄いことやってる”だけで終わらないエンタメ性に満足。楽しい。
シリーズ1〜3までの泥臭い久しぶりに味わえた喜びを与えてくれる。
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

2.9

40年の長い因縁、悲劇を生む鮮血の長い夜ここに終わる。
伝説的ホラー映画の続編かつ三部作のラストに“誰しもがマイケル・マイヤーズになり得る”なんてテーマは両者の対決に邪魔を感じ不完全燃焼を与える。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

宮崎駿の“まだまだやれるぜ!”という声が聞こえそうな力強さと作家性が画面から溢れ出るジブリ作品の集大成のような傑作。
ものすごく懐かしい体験を堪能した。

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.7

駆け足で終わってしまった部分にモヤモヤが残ってしまうけど映画の尺で血のハロウィンをちゃんと纏めるところは良かった。

村上虹郎くんはやっぱりいい俳優なのと人を殴った後にちゃんと拳の皮がめくれる細かい部
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.2

深淵のさらに奥を見た。
足を踏み入れたら戻ることができない終焉の世界に救いと希望は許されない。
キャラクターの圧倒的な造形と作品への執着心が生み出す狂気に満ちたディストピアに脳が殺られる傑作。考えるな
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

本当にこれでいいのかと思ってしまうシナリオはあるがインディ・ジョーンズの新作を映画館で観たという経験は大事にしたい。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.7

緊張を和らげるギャグに乗れない部分はあるが、フラッシュの単体映画一発目にこれだけ贅沢なメンツと規模を見せてくれたのは素直に楽しい。

ただスパイダーバースと同じテーマ、同じジャンルをやってこれだけ差が
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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

ホラー映画のお約束と定番のシナリオ。
王道をこれだけ貫いてくれるとこっちも安心して観られる。

黒い家(1999年製作の映画)

4.1

人の形をした人ではない者、人が人として生きる上で必要な要素が欠如した人間は“幽霊より人の方が怖い”という聞き飽きた言葉に説得力を与える。
荒い画質と肌に張り付く陰湿な雰囲気、大竹しのぶの猟奇的な演技が
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