mさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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あれくらいの年齢の頃に感じる、危ないけれどかっこいいものへの憧れや興味、(今もだけど)かっこいいの基準を他のイカした他人に委ねる感じ、思い出して、ずっと見ていてドキドキしてしまったし、ところどころ怖か>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あんなに知的で物事を深く考える久保さんは水木くんのどこが好きなんだろうな、と片隅に浮かんだけれど、最後のシーンの彼の清々しほどの正直さが面白かったし、心が軽くなった!久保さんが彼のことが好きな理由が少>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

だいぶ好き……
何が幸せかは難しいけれど、制度で守られた世界でむしろ帆高と陽菜と凪は互いから引き剥がされてしまうこと、誰かを貶める人がいて他人に無関心で(東京に限ったことじゃないけど)少し冷たくて排他
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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千果ちゃん、ルミさん、芹沢さん、旅路ですずめに手を差し伸べたみんな愛に溢れていて素敵……
どうしてあんな世界が描けるんだろう いつか思い描いたことのある気がする、幻想的な世界
夢を見ている気分になりつ
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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

映像はもちろん、作品としてのあまりの美しさにリアルに息を呑みながら観ていた……(横にいた妹にえ??今の絵綺麗すぎなかった???って終始言ってた)
クライマックスあたりで特に圧倒されて胸が詰まりそう……
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

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「風が強く吹いている」という大切なフレーズが言葉になっていたあのシーン、綺麗だった

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

最高………タイムマシーンというフィクションと可笑しくも愛らしいキャラクターたち、京都という舞台にユーモア溢れる言葉、大げさなくらい遊んでいる映像、音楽、全てがそれこそ悪魔的に融合!している!!なんじゃ>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

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絵のすべてが好きだーーー!素敵な夏を見た
子どもの、狭いようで大人よりも広い視界を本当に久しぶりに思い出した。
あのふたりの友情をつなぎとめる、言葉の重みよ…
思い出なだけにはしてられないよな、やっぱ
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

⚠読むのはおすすめません⚠
ひとのなかの綺麗な部分の上澄みをまたさらにろ過して残ったところだけを描いていた、けど光は闇がないと際立たないようにだんだんその綺麗さに強い感動を抱けなくなった…映像も、ずっ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

観る前と後で目に映る世界がちょっと違うような、とても面白くて不思議な映画体験をした
引き算の先に生まれた独特で絶妙な間合い、感情表現、カメラワークが素敵…
あえて淡々と言葉を並べつつも、長回しな分だけ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

なんて言ったらいいかわからない、ほんとうにわからない、ただただ胸が詰まりながら泣いてた

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

ストーリー(うろ覚えだけど)知っていたはずなのに 自分でもびっくりするくらい衝撃的…放心状態

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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ものづくりに魂削ってかけて生きている姿たちは、おなじような眼差しや姿勢で貫き走り通した人々によって描かれているんだな、と気づいてからより一層あつい
スポットライトの当たっているすべてのひとたちがまぶし
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

生きる喜び!!幸せな気持ち
ひとは、いつからだって誰かとの素敵な出会いで人生がはなやかになるのだなと思うと心が踊る!!!好き

万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

3年ぶりくらいにみた、
うわ、うわーー、、泣くつもりなんてなかったのに、面会シーンの3人見てたらだめだった

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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なにもきれいじゃなかったし、なにも美化されてなかったな 正面衝突 登場人物全員がダークな面を抱えてていて、人間の感情が動くきっかけはどうしようもなくどろどろとしていて。それが宿命なんだろうな、人間であ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

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「他人の神様を悪く言っちゃいけない」みたいなフレーズをふと思い出した
ひとは弱いから何かを信じるし、それに縋っていくことで楽になれる部分はあるんだと思う。ちひろの両親にとっては、多分あの水は神秘の水で
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流浪の月(2022年製作の映画)

5.0

闇も光も深く深く刻みこまれた、濃厚な波が何度も何度も押し寄せてきて、のまれながらひたすら泣いてしまった…
綺麗だった。特に2人で寄り添って徳用の大きなカップのバニラアイスを食べているシーン 文の声で引
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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父親に言葉をかけられたあとのエリオ、最後の長回しで撮られていた表情、北イタリアの自然あふれるのどかな場所、ピアノのBGMやエリオの弾くピアノの音 ロマンチックな絵画みたい またいつかみる!

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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自分も広くて、あたたかくて、明るい街をみたい〜!って映画館を出た瞬間に視界に入った夕焼けを見ながら思った
洋画って素敵

南極料理人(2009年製作の映画)

5.0

こういう映画をみているとき生きるって最高だな!!って思う

永い言い訳(2016年製作の映画)

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今にも倒れそうなジェンガみたいに、不安定なバランスで成り立っている関係性が不安定なままどんどん積み重なっていく様を、ずっと直視できないような感覚でみていた
終盤の、大宮さんたちと別れてひとり列車で帰路
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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理想と現実のギャップがいろんなところに表現されていて辛い。将来への望みが…だけどどんな時間も永遠に続かなくてもいつかかけがえのない記憶として大切に思うことができている登場人物たちを見ていると、これは前>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

5.0

主題歌「ナイトオンザプラネット」の音楽が醸し出す空気感と、たった4分29秒分の歌詞で歌われる言葉が、あの映画の切なさ、儚さ、喜び、美しさ、(松居さんの言葉を借りるなら)人生の有限性をありありと語ってい>>続きを読む

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

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サマーフィルムにのって に引き続きの、松本壮史監督
松本監督が描く青春の姿そのものは、どこかにありそうな感じもするけれど、何故かそれをベタに感じることがない いつの間にかのめり込んでいて、いつの間にか
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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ふざけるのも、笑うのも、全部ががむしゃらで、そうやってまっすぐ感情をぶつけて、真面目とは言えない格好でひたむきに生きる姿、痛快やら可笑しさやら羨望やら感銘や希望やらがごっちゃになった最高な気分
支離滅
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