役所広司に凄みがない。グロいけれど、なんというか、せやから、こうせなあかんやろ!感がない。かたぎの世界を守りたい、という気概が感じられない、いっそ、そういうものなしに、単にヤクザ、嫌いなんや、わしゃー>>続きを読む
ストーリーは、予想を裏切って、極めてシンプル。強く印象に残る。法廷場面が息詰まる!裁判のりある、を見た思いだ。ひどい話なのに、画面が綺麗なのも好感が持てる。ラストは、うーーん日本的かな。
松阪慶子の綺麗さ、すごさが印象的。好みのモチーフでもないし、岸辺一徳ごときに執着する気持ちも、精神を病む気持ちも、どうも、感情移入しにくい。ふうん、こういう女もいるんやな、と、外側から見るだけ。
凄まじくも、生々しい戦闘シーンが印象的過ぎて、エドモンドの信念の強さが平坦になったような気がした。弾丸や火薬の消費量の凄まじいこと!儲けるヤツがいるのは不思議でない。
ジャーナリズム対権力映画の正統派。筋は分かりやすいが、権力の汚さ、エグさはあまり感じられなかった。ワシントンポストて、地方紙?なのですか?
いい作品、だし、映像もわりと斬新。でも、インパクトはあまりつよくないな、と。何が足らないのか。
リズムの良さ、女の執念のエグさ、ーーーーこれぞ韓国映画の醍醐味だ!
クムジャさん、偉い。
映画の構築している枠組みに、すんなり入り込めた。音楽、ダンス、画像、どれも浮世離れしているが、しっかり現実味ある。極上のエンタテイメント。
久々に、映画を見た!と、感じた。「みんなが敵というわけではないよ」というひとことを、こうして伝えるのか。映画やわーー。アジテーションでも、説教でもない。映画で伝える!
楽しかった!ちょっとだけスノッブなとこも良い。3人、それぞれいい味出してた。
正統な戦争娯楽作品。余すところなく素直に、伝わってくる。ジェームス コバーン、かっこよすぎ。台詞も、おっ、と思うのがあったが、覚えられなかった。だがだが、英語で、ドイツ軍兵士を演じるので、台詞の雰囲気>>続きを読む
ふーっ しんどくもインパクト強い映画でしたありそうないなか町の、いそうな悪人、小悪人、ありえる暴力。しゅじんこうは、きっと、このいなか町やとおもう。
特に猫好き、ではないが、好ましい猫どもを見られて、よかったよかった、という思いだ。いわゆる地域猫、的な生き方をしている猫たち、と、人間の関わりのスケッチ。地域猫は、人間との関わりを持つせいか、意外に小>>続きを読む
一風変わったモーツァルト映画だった。オペラシーン、充実、さらに、スリリングな事件も!主従をつけると、さらに印象的な作品になったと、思う。
異様な映画。でも、娯楽性100パーセント。クリスチナ リッチが、印象的。
久しぶりに骨格のしっかりした娯楽作品を見た、と思った。ポワロが、武闘派なのが、イマフウヤと思う。
平均点3.4と言うのが信じられない。マット デイモン、アンディ ラウの無駄遣い。
前半をもう少し整理して、後半をもうちょいダークにしたら、キモカワ映画として印象に残ったと思う。と言って、コメディ路線を狙ったのなら、こうなるか、とも。黄泉の国の有り様が、千と千尋に似てるような気が。
素直なあらすじだった。結末を知ってたので、感動は薄かったが、知らずに見たら、感慨深いものがあったと思う。
よくできていた。登場人物のエキセントリックさも理解の範囲内、ストーリーも。それにしても、関西弁て、難しいねんな、と。
小さなことだけど、と言うか、小さなことだからこそ、人の暖かさを感じられるストーリーです。それにしても、男の子の子供の時は、母親は、大変さも面白さも、大きいんだな、と、思った!
自分らしく生きよ、というメッセージ映画です。仕事ではやや不本意だった建築士夫妻が、日々の暮らしにおいて最良のものを求める、という姿に、潔い感銘を受けました。「こつこつ、一つずつしていたら見えてくるもの>>続きを読む
シンプルな話だが、適度にウェット、適度にドライ。このバランスが良かった。猫はブームだが、ああいった愛情表現フルスロットルな犬を見て、そうやったな、と、10年近く前に亡くした愛犬を思い出した。また犬が飼>>続きを読む
「ハイドリヒ」は、これでもかこれえもかという銃撃戦、拷問、の連続。アメリカ映画のどぎゅーんばきゅーん、とは、また違った執拗さが怖いです。そして、戦争や同盟締結、他国の値踏みなど、日本人はとても及ばない>>続きを読む
従来の韓国民衆対帝国主義日本 の構図をやや斜めからみて、視点が新鮮やし、いいエンターテイメントと思った。
特に目新しい展開ではなかったが、光っていたのが真木よう子。お下劣やけど綺麗、というお母さんの造形を見事に捕らえてたと思う。すごくリアルで、生き生きしてた。
いやあ 面白かった!
何が良いって、始まってから問題発生までのスピーディな
筋運び。そのあとは、じっくりあれこれ、手を変え品を変えた
恐怖が巻き起こってくる。
そして、意外な展開とさらにおまけの展開。>>続きを読む
推理サスペンスと、思ってたら、それはサブテーマ。屈折した性癖と、屈指した心理ストーリーだった。主演のイザベルは、64才やて!確かに、ふとしたとこで、老いが見えるが、でも、素敵です。
はい。「トニーー」は、広義の「父娘もの」でした。欧州映画らしくメッセージの表現は陰影がありました。オヤジのとんでもなさ具合などが、いかにも欧州的なのです。
そうやったんか、ということが判った。キリスト教は、ポジティブで偉い!