Nancyさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.3


銃が似合わない女
vs
銃が超絶似合う男

エンジェルハートも驚く程の
記憶復活後の戦闘シーンがカッコいい

二人の物語を描くには
小さな島では少々狭過ぎたのではないか

なんにせよ
実際に檀れいさ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7


この世の裏側
現代と仮想世界は表裏一体
選択の境で彼は息を吹き返す____

3部作を辿りながら
再び哲学を学び直す本作

己は何者か、己の目的、無目的とは
そして彼だけの物語では決して無い

"T
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.6


最新作鑑賞に向けて
シリーズ見直し第③弾
____________________

選択は常に究極の局面にあった
右か、もしくは左か、
残された時間も無限のマトリックスで回る

『We』目的がある
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.7


最新作鑑賞に向けて
シリーズ見直し第②弾
____________________

お気に入りのフリーウェイアクション
長丁場で三つ巴の激走バトル

バイクに跨るトリニティが絵になり
走行トラック
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

3.1


舞台のスケールを拡大させ
サーガに一つの区切りを付ける____

最後にフランクの登場を期待したが
過去映像のみで次作に期待

多種に渡る戦闘シーンを見れてるの見所だが
やはりトレントとの友情が本作
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.7


冒頭数分、天災の前では
いかに人類が無力なのか思い知る____

災害を前でも、国益や保身に動く各国
振り回される一人の民間人役、ハ・ジョンウ

民間人でありながら、一人の父親になる為に
駆け巡る劇
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.3


全ては一つの想いから生まれ
互いを呪い合うすべ、即ち、愛____

題材が重く伸し掛かる本作
切っても切れない関係の中で葛藤するも
避けては通れない回答に
胸と涙腺が殺られてしまう

声優勢の出所も
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.9


平和が戦いを生み
子はいつしか思いを遂げ
未来の均衡を立ち上げる____

遂に明かされた創立秘話
身を持って証明した苦悩と展望
過去2作の系統を織り交ぜながら
親子の歴史が丁寧に映し出されます
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クイーン&スリム(2019年製作の映画)

4.0


追い詰められた先に見えたもの
それは本当の自分の姿と、愛ある時間____

ダニエル・カルーヤの表情力が絶妙に刺さる
不安の中でも今、出来る事を追求する好奇心さ
反面、締めるところは男らしくて頼りに
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.3


その殺しに意味を問い続け
女暗殺者は遂に、反旗の時を迎える____

映画界に溢れる女暗殺者の中でも
完璧な美貌と戦闘力を演じれる
Jessica Chastain

最近ではミステリーやホラー系が
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.2


映画好きにしか感じ得ない
興奮と残酷が詰まった90分____

今更ながら、映画を見ている時間は
基本的に拘束状態でもあり、
人生という長くも短い時間を消費してでも
1時間半〜2時間、
又は2時間半
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.7


バスケのルールは知らない
ゲーム作りにも興味はない
それでも
映画の事はよく知っている

幾億人の夢を叶えたであろう
Warner Bros Caracter Movie

情報量の多さに脳内ドーパ
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空白(2021年製作の映画)

4.3


この映画で描かれた
様々な感情の移り変わり
悲しみも楽しみも
ベースとなる心の初めは
無に等しい真白だと感じる

その総ての行動が理解の範疇を越えてる
その為、実際に直面すると
想像をもできない行動
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.6


実写化に求めるものとは
原作のストーリーライン、
キャラクターの精度、ではない
これはあくまで個人の見解である____

原作設定を元に新たな解釈で誕生した女戦士
より人間模様が繊細に描かれており
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


社会に適合しつつあるシンビオート
異色のバディ映画に今宵もほっこり

人間と生命体との掛け合いが
前作より柔軟に描かれているあたり、
まだ見ぬ存在が描かれてもおかしくない

SSUのきっての人気キャ
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.5


賞レースを走り、評価も十二分
良質作品を埋もれさせた日本人
黒人文化に疎いにも程がある____

本作のテーマでもある
歴史と革命

私腹を肥やす白人警察の餌で
私腹を肥やす黒人情報屋は
最後に己の
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.1


誰も理解出ない行動
聞く耳を持たれなかった発言
彼女は容疑者か、はたまた被害者か____

心はいつしか叫ぶ事を止め
環境に適応するように自我を隠す
拠り所で涙の血を流すも
上手く答えが噛み合わない
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます


少年は成長を遂げて
新たな局面で窮地を迎える

試写会を開催に導いた
関係者各位に感謝の意を込めたい

SONYとMARVELの
確かな関係性が築いてると実感

そして、
ヒーローは約束を実現してく
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.6


民主化前の韓国政府
独裁者を取り巻く困惑と野心に
時代が揺らぎ始める____

彼は正義か、不義か
本作で描かれた内容だけ見ると
己の信念で最後に見せた愛国者

権力者に仕える事を使命にしていたが
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.8


マルチバース展開に向け
予習鑑賞 第⑤弾
____________________

規模も表現も
格段に飛躍したアメスパ第二弾

両親の伏線も回収し、
大人と子供の間で揺れ動く

歴代でも1番のお
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4


名だたる俳優陣が魅せたのは
真実か、虚偽か____

主演3人の言葉や行動だけで
2時間堪能できる本作

リアルな捜査活動も見所で
組織内外の水面下で動くのも良い

多くの痛ましい事件が未解決で終わ
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.2


変わりゆく現代人の言葉の重み
呪いとは身近な存在になっていた____


オカルト要素満載の中、
掛け合わせて映像美がすごく良かった

そして目新しいバディ映画としても印象的
前半はビジネスパートナ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9


病弱な娘を懸命に育てる母親
病に怯まず生きて恩を返す娘
その後、
歪んだ愛情に背筋が凍り付く____

想像の斜め上を貫く展開に
どう考えても狂気に満ちている

劇中は自宅内の様子が多い分、
親娘二
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.7


マルチバース展開に向け
予習鑑賞 第④弾
____________________

初期1作目オマージュを
彷彿させる場面が
割と多くあって見物でした

当時はヒロイン・グウェンに
真実を告げるシ
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.5


受け継がれた遺恨の矛先は
島を覆い、兄妹に降り掛かる____


作風もありシリアスな面で魅せる佐藤二朗さん
他キャスト陣も今までのイメージとは
異なる役どころで、演技に新鮮さがあった

終始、登場
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.6


最新作鑑賞に向けて
シリーズ見直し第①弾
____________________

『Dodge this.』
by Trinity

預言者のラフ感が
現実と仮想の対比を
上手く図っている気がす
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5


善だろうが悪だろうが
過ちを生み出すのが人間
彼は真の悪役か、はたまた____

悲劇に見舞われた人生に
一縷の希望を少女に見た

前作で感じた老人への印象が
本作でどう変化したか、問うのは難しい
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8


沈黙の世界は突如として
音を響かせ始めた____

非常にコンパクトな時間でまとまった本作は
生き残り=サバイバルに力が入っている

そして魅せた
守られる側から守る側へ
殻を破る場面は感動もの
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


世間の固定概念を打ち抜き
新たな一時代を築き上げた
Daniel Craig____

最高のドライブを
スクリーンの助手席で
鑑賞できた事を感謝したい

No Time to Die!!

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.3


それぞれの夢が交差する町
音楽が鳴り、声が響き
互いの運命を突き動かす____

移民達が魂を歌い
数多のジャンルで作品を盛り上げてる
ミュージカルとミックスさせ
近年、注目されている多様性も見て取
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.1


殺人事件は終わらない
被害者に遺族がいる限り
終わる事はない____

刑事が放った言葉が
最早、伏線だったかのように
不気味な締め方に病みそうになる

漫画を書き続ける為にとった行動は
己の首を締
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劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

3.7


人間とポケモン
共存する世界で皆、絆を深める____


親とは何かを問う本作
ポケモンであるザルードの
行動や発言に詰まった愛の形

ポケモン世界から見えた
人間が関する環境へのエゴが
何処と無く
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.8


マルチバース展開に向け
予習鑑賞 第③弾
____________________

ヴィラン界の著名体
シンビオート登場に
当時は震えたのを思い出します

サム・ライミ3作目にして
一連の物語に幕
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.3


出会い、別れ、再会
3月とは年の終着を意味する世の理
繰り返す二人で語る、30年での出来事

1本の映画にまとめるには
濃すぎる内容なだけに、
薄っぺらさも感じてしまう

ただ、振り返り冷静に考察す
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6


世界から音は消え
沈黙の中、命は生き続ける

過酷な環境下で
家族を待ち受ける試練の連続

中盤から終わりまで
畳み掛けるように緊迫感が舞い込み
終始、死を覚悟する

劇場向きなのは百も承知ですが
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.9


穏やかな自然に、
豊かではないが
それなりに充実した日々

デンマークの農村を舞台に
衰退していく農業事情と
細々と暮らす二人の姿が美しい

若さに感けることなく働くクリスの
ふと立ち止まり表情を殺
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