ホーンつのさんの映画レビュー・感想・評価

ホーンつの

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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.1

陰陽師として活躍する安倍晴明が、都の裏で暗躍する道尊と対峙して、都を守る物語。

物語としては、勧善懲悪もので観やすいし、僕みたいな歴史に詳しくない人でも楽しめるといった内容になっていた。

主人公の
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.3

どん底から這い上がる1人のシェフの物語。

内容としては、王道のサクセスストーリーであった。レストランをクビになり、屋台でキューバ料理を始め、後に大成功させ、元妻とも再婚するという結末。

正直、自分
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イエスタデイ(1979年製作の映画)

3.6

世界的な停電が原因で、みんなの記憶から「ビートルズ」が消えてしまい、自分だけしか知らないという世界。

ビートルズにあまり、造詣が深くない自分でも、ストーリーが単純明快で楽しめる作品であった。

主人
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関心領域(2023年製作の映画)

4.3

この映画は、暗闇の中の不気味な音から始まり、不気味なエンドロールで完結する。
正直、ほんとに気味が悪かった。
人の悲鳴にも聞こえるような胸の奥にまでずっしりするような音。
この映画は、「音」でずっと魅
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

この作品は男のロマンが詰まってる作品ということ以外、言うことがない。
戦闘機、バイク、男の友情、イケイケの恋愛。

そして、なんといっても若かりしトム・クルーズのかっこよさ。スターすぎる。

また、訓
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

役所広司演じる平山の何気ない、変哲もない1日を描き続ける作品であった。

僕は鑑賞中、正直この作品に、そこまで感情移入が出来なかった。もっと様々なことが起きたりしないものか、ルーティンの範疇から抜け出
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.8

冤罪で捕まった発達障害の父親が娘を守るために、死刑になる悲しいお話。

韓国版グリーンマイルというとでもいいますか、本当に作中が心温まるお話で進んでいくのに、ラスト悲しく終わるのが、この映画の醍醐味と
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

5.0

主人公、シンが火雲邪神の一撃を経て、カンフーに目覚めて懲悪していく物語。

少林サッカー同様、カンフーハッスルは何度見ても楽しめる映画である。ストーリー内のコメディー要素、シリアスさ、見やすさが抜群で
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少林サッカー(2001年製作の映画)

5.0

少林拳を用いて、サッカー全国大会を優勝するという物語。
コメディ要素、ワクワク、勧善懲悪、友情のバランスがここまでバランスよく、なおかつシンプルに描かれている作品は数多くないのではないか。
また、少林
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消された女(2016年製作の映画)

3.5

当時の韓国の実態を著しただけの映画かと思いきや、ラスト5分で全てをひっくり返すという急展開な映画であった。
途中までの実態の解き明かし等でも楽しめるので飽きがこない。しかも内容がシリアスであり、逃亡し
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.5

僕は数ある映画の中で、余韻、胸糞悪くラストを迎える映画だと思う。やはり、救いがまるでない。
刑事役ジュンホ、犯人役ヨンミンの掛け合いのシーン、なんとか逃げて幸せになってほしいミジンのシーンの繰り返しで
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

格差社会のある二つの家族が混じり合っていく、コメディからサスペンスへと変化する映画。

前半部分は、まさにパラサイトという題名通り、富裕家族の家に、長男をきっかけに家族全員が身分を偽って、どうやって住
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

洋画の悪魔祓いよりも、アジアの悪魔祓いの方が心の奥底をくすぐる気持ち悪さがある。「エクソシスト」等の悪魔祓いも十分怖いが、アジアの悪魔祓いは表面的ではなく、後味がずっと残るような、気持ち悪さがある。>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

4.0

母視点、娘視点で描かれる、愛情とは何かを描いた作品。
同じシーンであるが、各々の視点で描かれていて、そこに相違があるのが斬新で面白かった。
正直、幼少期から母親が、あんな感じだと、性格が歪んでおかしく
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

天才数学者、石上が隣人の殺人トラブルを隠蔽する作品。
この作品はなんと言っても、石上を演じる堤真一の演技が素晴らしい。
石上の苦悩、石上の歪んだ愛、石上の一途なところ。
石上は、関係ないホームレスを殺
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

この作品は、普遍的なカップルの始まりから終わりまでを描いた作品。
この映画のすごいところは、波を作らず、ただカップルの日常を描いてるだけなのだ。
だからこそ、見る人全員が没入して、登場人物1人1人に感
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

4.0

主人公出身の村の「幸せの絶対総量が決まっている」という考えのもと、ストーリーが進行していく。

この作品は言うなれば、日本版「ミッドサマー」の様に感じた。一つの集合体、共同体、今回は村であったが、その
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

妻夫木聡演じる記者、田中が一家殺人事件の真相を追い求めるという作品。

取材をしていく中で、殺された一家の関係者が数人出てくるが、全員が人間の醜い部分を持っているのだ。

女を弄ぶ者、嫉妬が激しい者、
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夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.5

大学を共にした旧友との久しぶりの変哲のない小旅行であったが、サヤが現れ、急展開していくホラー作品。

90分のうちの60分ぐらいはフリであり、何の変哲のない小旅行を見させられる。
そこから、死んでいる
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

24人殺害を犯した猟奇的殺人鬼の依頼を大学生が解き明かしていく物語。

この映画を視聴して、不思議な気持ちになった部分があった。
阿部サダヲ演じる榛原は絵に描いたようなサイコパスであった。道場の余地も
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

登場人物、3人の価値観「普通とは何か?当たり前とは何か?」を問う物語。

今回のテーマは「水」であった。何色にも染まっていない、形も状況によって変わっていく。

この作品では、稲垣吾郎が普遍的な世界、
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.0

カルト集団に属する3人が信仰のために、無人島で生活している作品。
ただ、あることがきっかけで、異性に目覚め、人間の欲望が剥き出しになっていく。

このカルト集団の目的は、信仰をすることで、自分を浄化し
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市子(2023年製作の映画)

4.0

婚約寸前の市子が何故、失踪してしまったのかを解き明かしてて行く作品。
物語当初は、感情のもつれぐらいだろうと思って、観ていたが、そんなことはなく、市子の壮絶な過去があっての失踪であった。
戸籍がないこ
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

ある学校で起きる出来事を、3人の視点(お母さん、先生、息子)で描く。
自分にとって誰が怪物なのかと問いかけてくる描き方であった。

お母さん視点で見た場合、先生、学校側が怪物のように見えるのだが、先生
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

人生で誰もが経験する初恋を、山﨑まさよしの「One more time,One more chance」に乗せて男目線で描く物語。

僕は恋愛経験は、ほぼと言っていいほど経験はないが、男は自然消滅とな
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

クリープハイプの「ナイトオンザプラネット」に触発されて、監督がこの映画を着手した。

ストーリーはテルオの誕生日「7月26日」にフォーカスして、一年ずつ遡って、描いていく。だから、1年の1日だけを描く
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

3.0

20世紀少年、最終章。
ともだちの正体が明らかになるこの章だが、「ともだち」は一章に出てきて死んでしまったと思われたフクベエであったが、印象が薄すぎて、驚きはそこまでなかった。だからこそ、カツマタくん
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

3.0

血の大晦日から15年経った、ともだちに支配された世界であがく英雄たちの物語。

なんだかんだ、ともだちの正体は分からずじまいだが、おっちょが頼もしすぎて、ストーリーに深みが出ている。ケンヂは最後しか出
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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

2.5

幼い頃に自分たちが描いたSFストーリーが時を経て、実現されていくストーリー。

20世紀少年は、子供向けの作品だと思っていたが、描写が過激であるところなど、大人向けに作られているのかなと思った。スタン
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

1923年9月1日に発生した関東大震災後に日本各地で飛び交った、朝鮮人に関する流言飛語によって、朝鮮人と間違えられて日本人が虐殺された事実を描いた作品。

時代が時代で、ある程度右の考えに偏っている時
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.9

時空が違う世界で生きる2人が、特定の期間だけ出会えるというお話。
冒頭はただの恋愛映画と思いきや、ヒロインの方が時間が逆行しているという展開に。そこから、時間はかけがえないものだという視点で観ることが
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

4.3

お台場で殺人事件を含む、事件が同時に起きるお話。
「踊る大捜査線」シリーズ2作品目になるが、こちらも青島の心意気には毎度頭が上がらない。
前作はvs室井さんであったが、今回は室井さんが味方についての、
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告白(2010年製作の映画)

4.0

最初の「エイズを含む血を牛乳に混ぜました」までのフリが約30分ほどあるのが、自分的に衝撃的であった。
よくある統率の取れてないクラスを見せつつ、そこから、段々とクラスメートがひっかかることを話して最後
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

変哲もない、明るい教師が生徒全員を皆殺しにする邦画サイコパスのはしりの映画。

ぼくの所感、この映画付近からサイコパス映画が増えていった気がする。
また、クラシック✖️殺人というのもこの時代には珍しく
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.0

香川照之扮する西野が次々に一家を乗り込んでいくというお話。
香川照之はいわゆるサイコパスと呼ばれるものであった。人が死ぬのは何も厭わない。ただ自分の手は汚したくない。後始末は全て他の誰かに。
香川照之
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

1993年に起こった「埼玉愛犬家連続殺人事件」をモチーフにした映画である。
その当時の手口がリアルに表現されていることが、評判を呼んだ。目を塞ぎたくなる光景が数多くあったが、リアルで起きていたと思うと
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