アモットさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

セッション(2014年製作の映画)

5.0

最初から最後まで息がつまるほどの緊張感。
ラストは圧巻。

ジャズは嫌いだけどかなり集中して観入ってしまった。
ふー。

リバイバル 妻は二度殺される(2015年製作の映画)

2.5

ラストが意味深。

それにしても過去と行ったり来たりで頭が疲れた&シビれたw

犯人がいかにもって感じや、パパが意外にタフだったり、警察がマヌケだったり、てんやわんやの展開だけどちゃんと楽しめました。
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.5

それでも人間ですか!!
その言葉を吐いたあとの彼女の表情。
死刑廃止に酔うバカな頭でも何かの矛盾に気がついた表情であると僕は理解したい。

終始重くて暗く、そして絶妙なリアリティ。
きっとこんなオヤジ
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団地(2015年製作の映画)

4.0

五分刈りです。
久々に爆笑。

まさかのSFとシュールな展開、ふたりの息の合ったかけ合いがバランス良く観ててとても心地良かった。

しかしこんなタイトルでこんな展開⁉︎
面白かった!

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

綾野さんの熱演スゴイ!
ピエールの存在感もさすが!
なにげに次長も面白い!

クソむかつく内容だし後味も最悪。
でもそんなもんだろって感じもするし、あまり期待してなかった分観て良かったって思った。

プンサンケ/豊山犬(2011年製作の映画)

2.5

こういう設定の主人公って完全無欠型が多いんだけど、これは無敵そうに見えて捕まったり拷問されたり酷い目に合う。

その主人公の素性が最後まで謎。
そして僕達には到底分かることはない南北問題が舞台。
悲劇
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.0

タイムスリップものにヒューマンドラマを足したある意味よくある設定かと。
でも素直な感動がジワジワと溢れてくる。

歌入りのエンディングって否定的なんだけどこれはとても合ってるから良かった。

大泉さん
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

初めて観た時は呆気に取られた思い出があるが、今回は会話のやり取りやカメラワークとかいろんな箇所を楽しめることができた。

タイトルの登場の仕方なんて震えるくらい格好良かった!

深紅(2005年製作の映画)

1.0

せっかくの原作の良さや雰囲気が全て台無しの映像と演出。
あまりにも稚拙で深夜ドラマの陳腐さそのもの。

ストーリーはとても心に刺さるほどなのに一体この監督はなんなのだ⁉︎
と、僕ひとり憤っていても他の
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

僕が許してないのに誰が許す⁉︎
このセリフが法の危うさをよく表現していると思う。

あまりにも理不尽であまりにも残酷。

映画としては終始陰鬱で主人公の表情も常に暗く、観終わったあとは脱力しかない、い
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.5

予想を超えるどんでん返し。
それぞれの個性も際立っていてとても面白かった!

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.5

偶然と選択。
宗教にも似た観念的な作品。

真実はひとつだとすれば彼の人生はアンナだったのか。
それとも9歳の酷な選択時で終わっていたのか。

もし選択しなければ全ての可能性は残されているんだ。
とニ
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.0

僕は最後まで受け入れることは出来なかった。

ただ、精神の病は病気ではないと言った医者のセリフには共感。

穏やかな佳作かと。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

笑えないコメディ。
それだけに奥が深くそして闇も深い。
それは彼がラスト近くで吐くセリフ、
彼らの本質は私と同じだ、
にこの映画の全てが集約されているのでは?

これは混沌とする世界への警鐘とみた。
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

2.0

前編のシリアスな緊張感に期待しながら鑑賞。
結果はうむむむ…。

なんだか陳腐と言わざるを得ない演出が多々。
特に早紀ちゃんの妙に大人びた受け答え。
いかにもって感じの長女。
目崎の大仰な動作。
等々
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.5

とにかくイーストウッドの映画は音楽が素晴らしい。

悲運な時代かとも思うが、不条理な出来事はどの時代にもあるし、それに立ち向かう母の強さを思い知らされる。
でも牧師の力も忘れてはいけないね。

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

1.0

こういう物語だから奇想天外でチープな演出はある意味許せる。
学芸会的な芝居も許せる。
エンディング曲もTレックスだけで終わらせればいいものの、うむむむ、それも許した上で再度観たら意外に楽しめた。

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プーサン(1953年製作の映画)

3.0

当時の時代を風刺たっぷりに表現した作品。
主人公のなんとも頼りない感じがいい味出してる。
恐らく様々な部分がデフォルメされてるんだろうけどあんまり無理な感じもなく軽妙な進行が心地よく観れました。

寄生獣(2014年製作の映画)

2.0

ただのドンチャン騒ぎのSFかと思いきや壮大な問題提起やメッセージ、そして愛も盛り込まれたなかなかの佳作。

特に余貴美子さんの存在感がこの映画の要かな。

エンディング曲は余計。
余韻に浸れないと台無
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.5

たぶん4回目の鑑賞。
必ずラストで泣いてしまうw

これでもかってくらいノスタルジック。
でもこの時代は時代なりに煩わしいことは多かった。

斉藤和義の唄の一節に、
♪エジプトあたりの古い壁画の文字に
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

さぁいよいよ真犯人が!って時のどんでん返しの真実!
うまいなぁ!

全体的に暗く重い進行の中でただひたむきな母の姿。
最後、真犯人とされた人も息子と同じ知的障害者っぼくてなんともやるせない気持ちに。
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

しょっぱなから台詞が長くて速い!
字幕付きで見て正解!

それにしてもまずは日本語がとても綺麗。
音楽もとても綺麗。
登場する役者さんはみんなハマってるし、とても良質な映画だ。

際立ったのは戸田さん
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.5

何の予備知識もなく鑑賞。
誘拐事件よりも警察内部の汚い部分がメイン。

後編がとても気になる!

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

原作漫画がとても面白いのと主演が大泉洋なので観た。
ってのはゾンビ系映画はあまり好きじゃなかったんで結構覚悟してのことw

とにかく大泉洋がとてもいいね。
グロさも絶望感もたまらなかった。

ヒットし
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脳男(2013年製作の映画)

2.0

エンディングのキングクリムゾンにはビックリしたなぁ!

なんだか日本映画になると斜めに観るクセが付いちゃったのか、あんな長髪の刑事っているのかよとか、脳男美し過ぎるとか、精神科医の松雪さんの役っていか
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東京難民(2013年製作の映画)

3.5

見た目は普通の若者がズルズルと堕ちて行きそしてズルズルと関わる人達もそのスパイラルに引き込まれていく。

人はひとりだけでは生きて行けないがひとりで生きて行く勇気が必要。

ウシジマくんと同じ匂いを感
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

1.0

そもそも原作者がはっきり言って好きじゃない、と言うか苦手なもんで、じゃあ観るなと言われても伊坂原作はこれで三作目。

なんだか全体を通して大仰な舞台を観てる感じ。
それはきっと台詞が所々説明口調だった
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.5

まずは映像の美しさに目を見張った。

どちらの父も個性があって人間臭くて、しかし焦点は福山雅治の父なので題名通りの結果となる。

3人の子供の父として自分だったらと思うと非常に複雑。
でも頭の中ではき
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あん(2015年製作の映画)

5.0

映画なんだけど、映画を観ると言うより文学を観てるって感じ。
全体を通して漂う空気感、光、そして会話。
その全てが透き通ると言うか、なんだかうまい言葉が見つからないやw

あんこに賭ける静かなる情熱物語
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.8

カーアクションはあそこまでやると少々食傷気味な感もあるがストーリーがしっかりしていて最後までハラハラだった。

リアリティよりも内容でぐいぐい惹き込むパワーは凄いと思う。


それにしても犯人のヤロウ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

-

金融に関して多少の知識がないとなんだかサッパリ分からん。
観るには観たがそーゆー訳で最後まで分からんかった。
つまりはサブプライム破綻のなんちゃらって物語。
あー、故に採点不能ナリ。。。

でもエンド
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さまよう刃(2014年製作の映画)

4.0

正義とは?

理不尽でやりきれない思いでいっぱい。

父親の執念と狂気が迫力を持って伝わってきた。


邦画と見比べてみようと思ったけどあまりにも重くてため息っす。

北のカナリアたち(2012年製作の映画)

2.0

ちょっと期待し過ぎだったかも。


吉永さんも好演だったし生徒達もみんな個性的で良かった。
ただし20年後の先生のお父さん(里見さん)、あれはないだろう!
あまりにも違和感ありあり。
一体いくつの設定
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

-

人生ってのは痛いんだよ!

時々語られる名言と胸くそ悪さ、園監督の映画は妙なリアリティがあって楽しめる。

そしてでんでんを始めとする名演の数々。



自分ごときが点数つけたところでなんの意味もない
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キック・アス(2010年製作の映画)

5.0

もうこれで3回目!
何度観ても面白い、面白い!
もう手放しで面白い!
クロエちゃんが超絶可愛い!

天地明察(2012年製作の映画)

3.0

江戸の時代に見える星々はとても美しかっただろうなぁ。

昔の時代だからとは言えリアリティに欠けていたので点数は低め。
でも面白かったし、何よりも宮崎あおいがとても可愛かった。