アモットさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

緊迫感を煽る音楽と言うか効果音がとても良かった。

戦争映画では珍しい撤退作戦なのだが臨場感や緊迫感がハンパなく伝わってきた。


映画館で観たかった!

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.0

音楽がそそるねぇ。

前半はシリアスでとても良かったんだけど終盤に子供ゾンビが出始めてからなんだかなぁって感じになった。

突っ込みどころは多々あったけど新たなゾンビものってことで楽しかった。


>>続きを読む

海辺のリア(2017年製作の映画)

1.0

んー、これは僕には合わない。
仰々しい舞台の仰々しい芝居をわざわざ映画で観たいとは思わない。

起承転結の起からもう観る気が失せてしまった。
仲代さんの一挙手一投足が気にさわる。

リア王や脚本とかそ
>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

4.0

まさかのラストは衝撃。
映像も美しく最後まで気を抜けない展開。

ふふん、所詮エイリアンものじゃんて気軽に観たが最後が引き締まると全て良し。
ラストの救われない感の音楽も秀逸。


それにしてもこーゆ
>>続きを読む

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

2.5

エンディングの曲いいなぁって思ったらムーンライダースだった。

前作がヒットしたから調子に乗っちゃった?って感じの出来映えかな 笑
今回もこれでもかってくらいの札幌、そして妙に哀しげな室蘭。
まさに旅
>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

4.5

同じ民族同士なのに悲しい。
同じ人間同士なのに悲しい。


映画としてはよくある進行ながらボカすところはボカしてクライマックスでうまく謎解きをしてくれた。

それにしても一番印象的だったのはソンガンホ
>>続きを読む

特別捜査 ある死刑囚の慟哭(2015年製作の映画)

4.0

韓国のこういった題材の中では比較的軽いと言うかテンポが軽快で所々のユーモアもホッとしながら観られた。
あ、それって単にBGMに乗せられてるってことかいな!


クソみたいな警察。法曹界。
数々の理不尽
>>続きを読む

ブラザーフッド(2004年製作の映画)

4.0

序盤から兄弟愛の強さと言うか、ともすれば異常にさえ見えるような感覚を覚えるがジッと耐えることにする。

もっとちゃんと素直に無垢になればより感動できる。
だって現代に戻って再会したところでは涙が出てし
>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

まぁ喜べる話じゃないけど面白かった。
しかしこの邦題はさすがに無いだろ!

展開も早くて気楽に観れるってのは映画らしい映画ってことなのよね。

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.0

札幌出身の僕には札幌だらけの映画ってちょっとなぁなんて思っててなかなか観る機会がなかったw
案の定札幌だらけだったw

予備知識なかったんだけどカルメンマキにはのっけから驚き!
とてもいい歌声!
>>続きを読む

イルマーレ(2001年製作の映画)

3.0

古典的な時空モノなのだが、最後をどうまとめるかがこういった物語のキモである訳で、
おーこうきたか!
ってラストでした。

主演の女優さんがとても可愛くて笑い顔も泣き顔もとてもステキ。
もちろんストーリ
>>続きを読む

光州5・18(2007年製作の映画)

2.0

秩序ある成熟した国家になる為の生みの苦しみのひとつなんだと客観的には思う。

現在の韓国にしたってまだまだ未成熟にしか見えないし、日韓合意を反故にするような国なのだからそもそものDNAなのかもしれない
>>続きを読む

高地戦(2011年製作の映画)

4.5

停戦が決まってホッとしたのもつかの間、最もやるせない戦いが始まった時には観ながら天をあおいでしまった。

国の思惑で左右される国民の命って軽いもんなんだな。


深く心に突き刺さる映画だった。

震える舌(1980年製作の映画)

4.0

上映当時も怖かったが何十年も経って改めて観ても怖かった。
いくつかのシーンを鮮明に覚えているほどなので相当なトラウマだったんだろうな。

それは子役の子の迫真の演技に他ならない。

そして最後の名セリ
>>続きを読む

ある母の復讐(2012年製作の映画)

3.0

応報刑論てのがあって、要は目には目をってことなんだけど、基本的に僕はこれに賛成なのね。

心と体に大きな傷を受けた娘なのにいざ犯人が捕まっても驚くほど軽い罪でシャバに出てしまえる現実に母は復讐をするこ
>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

3.5

クズ野郎ばっかり!

映像も演出も素晴らしいし日本の映画人は必ず観なければならない。
ここまで観せられたら邦画は観づらくなるなぁ。

ただ、様々なクズっぷりが少々オーバーな感じがマイナス点やな。
>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

3.5

普通に都合の良いアクシデントが続いて最後はハッピーエンド
と思ってたら意外にもおっと思わせる展開が。

様々な危機が姉妹に迫ってきてハラハラのしどうし。
反して男どもは何をやってるのだと!


まあ、
>>続きを読む

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

3.0

サラエボ事件や欧州の姿というものの縮図を救いようのないホテルを舞台にして表したとの事なのかな。

そもそも知識がないが為にインタビューの場面はさっぱり理解ができなかった。
だから評価のしようがないかも
>>続きを読む

荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.0

ウチの子に限って系のサスペンス劇場。

何かいろんなところで都合が良くて、だからサスペンス劇場の域を脱していないように思う、それに演出の仕方とかさ。

でも飽きずに観られました。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

5.0

壮絶過ぎるほどの圧倒的な戦闘シーンには度肝を抜かされた。
でもやっぱり日本兵が撃たれるシーンは複雑な気持ちがかすめたけどね。

この沖縄戦は実話だからこそのリアリティなんだろうな。

ホントに凄い映画
>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.5

まずは、これ、原題のままで良かったんじゃね?


あんまり期待してなかったぶんグイグイ引き込まれてしまいそして最後の衝撃の事実!


悲哀。


とても良い映画でした。

殺戮にいたる山岳(2016年製作の映画)

2.9

とにかくおじいさん不死身すぎる。


おばあさんが殺されそうなのに隠れて見ているとか不自然なところが見られたけど概ね安定の追いかけっこバトルだった。


最後のヤンソンの涙は良かったなぁ。

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

2.5

全く関係のない人物が最後にひとつにまとまる系の話なんだけど、なんか違う。
よく言えば斬新。
悪く言えば散漫。

最後の煽りに煽りまくる音楽にノッてさぁイッちゃうぞー!って時に場面はモザイク状に。。。
>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.5

圧倒的な暴力。
でも1や2のような狂気が見えて来ず大友がいい人に見えてくるだけ。

SMプレイにしても笑えるだけでリアルさに欠ける。これが監督の思惑ならシリアスな場面なのに全然合わない。

音楽はいい
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

この物語がそんなに遠い昔じゃないことに改めて驚く。

戦時下の暮らしはきっとこうだったと思うし、戦後もきっとリアルにこうだったんだろう。


あーもう何が言いたいのか分かんなくなるくらい良い映画でした
>>続きを読む

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

3.0

アガサクリスティーばりに一人づつ死んでいくかと思いきや一気かよ!

しかも物語の3分の2くらいはただただ不穏な空気のみ!

そして残り3分の1で怒涛の展開!


結局はカルトでしたってことなんだけど、
>>続きを読む

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.5

実話ベースをこれだけの脚本にしたのはとても良いと思った。

ドキュメント風のブレ感もちょい酔ったけど臨場感があり良かった。でも少々チープだったかな、リアル感て意味で。


重いんだけど淡々とした進行で
>>続きを読む

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

4.0

あまりにもツラい物語。
きっと現実でもこのようなことは起きてると想像する。

資本主義のこちらではもっぱら北のひどい状況をクローズアップしているが韓国は韓国で北への脅威対策はしなければならない。その実
>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

4.5

国家とは何なのか⁉︎

まだ未熟な司法の時代だからなのかそれとも国民性なのか、韓国映画ではよく題材に上がるクソみたいな警察や裁判。
毎回反吐が出そうになりながらも素晴らしい脚本や演出、演技に目を見張っ
>>続きを読む

追憶(2017年製作の映画)

2.0

まずは安藤サクラの存在感。
それと岡田准一も素晴らしい。

俳優に焦点を当てるしかないよな。


ちゃんとスナオに観賞してると思うんだけど、綺麗な風景は普通に綺麗だし、喫茶店での風景もこれみよがしだし
>>続きを読む

造られた殺人(2015年製作の映画)

3.0

コミカルな内容のまま終わるのかと思いきやシリアスな展開ではハラハラ感が。
途中頭が追いついていけなさそうになったけどこれはきっと映画のせいではなく僕の頭が悪いだけなのだろう。

それにしても邦画でもよ
>>続きを読む

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

2.0

まずは邦題に異議アリ。
乙女ってこたぁないだろ。


後半部からの駆け引きと言うか、サイコ同士の心理戦が訳分かんないけど緊迫感あった。

何かグロ感にリアリティを持たせてやるゼみたいなのが見え透いてた
>>続きを読む

シンクロニシティ(2015年製作の映画)

2.5

何何?
あー頭悪いからわがんねぇ。

伏線を回収してくのは分かるけどそもそもから混乱。でも再度観るには疲れ過ぎる!


女優さんはべっぴんさん。


タイムトラベルものはもっと単純なのが好き!

淵に立つ(2016年製作の映画)

4.5

とにかくイヤな映画。

八坂の不気味感と言い、妻の八坂への傾倒する気持ちと言い、とても良く表現できてたと思う。

そして最後のシーン。
妻が息を吹き返しタカシや娘はもうダメと感じたダンナは仰向けになる
>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

5.0

久々のダダ泣き。

特にエンディングでの実写はフィクションでは表現出来ない真実を見ることができる。


サルーにとっては実に幸運だったろうけど、きっとそうではないほうが多数なんだろうな。

兄弟がとて
>>続きを読む