ゐさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.7

なんか大昔に観た気がするけどハロウィン近いので鑑賞。ヒロインが二人いる作品は一方が幸せになっても、一方が可哀想で切ない。ラストシーン泣いた。でも本命がダメだと分かったらすぐ諦めて花嫁切り替えられる主人>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

暴力描写ばっかりだけど、絶対大丈夫っていう安心感あるから楽しく見れる。医療ドラマ苦手だけどドクターXは見れる、みたいな。そこまでするかってくらいやりすぎなところが爽快で面白かったし、最初の地味で平凡な>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.4

色々最悪な展開を想像させるけど、意外とそうならないから、よくも悪くも普通。撮り方なのか、画質が良すぎるからなのか、映画なのにドキュメンタリーみてるみたいな気分だった。結果的になんかマルセイユの治安の悪>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

地上波で何度か観たことはあったけど、改めて映画館で観れてよかった。音楽と効果音がめちゃくちゃ良いのと、古城とか地下とか骸骨とか、ゴシック風な雰囲気が堪らない。暗殺部隊のカルトっぽい不気味なデザインも好>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.9

ラクーンシティの警察署とかスペンサー家の洋館とかの再現度は高い。でも、クレア以外の登場人物みんな誰って感じ。最近の実写映画って人種とか顔立ちとか髪色とか髪型とか原作に合わせないのなんで?こんなの名前借>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

つらすぎてめちゃくちゃ泣きました。私個人としてはやはり男女は愛し合う為に生まれてきたと思うから、全員が全員悪い男だと決めつけて敵視するのは違うと思うけど、でも実際にこんな経験をしたら多分今の価値観簡単>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.5

ホラーとサスペンスには欠かせない“閉鎖的な舞台”を作るのって難しいよね。橋が壊れたり、電話線切れたり、嵐で迎えの船来なかったり。うーん、脱出を図ろうとすると気絶って…内容とオチは十分面白いけど、その辺>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

若者の夢を叶える街。でも同時に反対側へ堕ちる可能性を秘めている街。60年代ロンドンの光と闇。現代に生きるエリーが60年代を生きたサンディに感情移入してしまうように、私も思わず2人に感情移入してしまった>>続きを読む

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.6

終始不可解で謎めいてて、ただただ不安にさせられるの良い。具体的な怖さより、印象的な怖さの方が私は好き。
改めて芸術点高いなって思った。色の使い方がオシャレ。レトロ可愛いとじめじめした恐怖が共存してる。
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劇場(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

天真爛漫で愛想がよくて褒め上手で甘え上手なんてまさに天使じゃん、サキちゃん。なんでも受け入れてくれるし。圧倒的男が沼る女の子がきっとサキちゃんなのに、なんで沼ってるんだナガタみたいな男に。なぜならそう>>続きを読む

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.4

中盤でやっと旦那がブルース・ウィリスだと気が付いた。終始ドタバタコメディだけど内装とかファッションは割と好き。冒頭のメリル・ストリープのショーとか超良かった。あのプロポーション当時40代の身体じゃない>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

登場人物少ないと消去法で犯人当てやすいから勿体無い。露骨なミスリードがゴーンガールっぽくて面白かったけど、オチのどんでん返しでなんか普通な映画になっちゃった感。というか、別にどんでん返しはいいんだけど>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

3.2

武器人間、どこからともなく急に現れるのシュールすぎる。カメラ持ってる人めっちゃ襲われるのに全然死なないのも謎すぎる。クリーチャーのデザインもいいけど、退廃的で狂気的な博士の部屋(研究所?)の内装の方が>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.2

アス比が狭くて冒頭から不安と窮屈さを感じた。孤島の灯台という閉鎖的な舞台の表現なのかな。単にモノクロだからとかじゃなく、撮り方も演じ方もかなり昔風で、若干だけど随所にヒッチコックっぽさも感じた。
秘密
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

主役二人が美男美女で画面がずっと美しい。カラフルな配色もすき。オシャレ。戦闘機メインで男向け映画だとばかり思ってたけどバチバチに青春映画じゃん!恋愛パートも、最近のひねくれた駆け引きばっかのラブストー>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

チェーンメールの不幸の手紙的な、映画自体が宣伝も兼ねてるのずるい。観る前からそんなとこだろうとは思っていたけど。画面いっぱいの文字とひたすら繰り返される呪文、ずっと見ていると目が(脳が?)おかしくなり>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

異物を飲み込むシーン、見ててこっちまで臓器痛くなった。でもそれよりも奥さんの置かれてる状況に身につまされた。幸せの形をした監獄。何気ない言動が心にチクチク刺さる。若干被害妄想気味なところもある気がする>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.9

うーん…公認心理師なのに加害者に感情移入しすぎ。私情を挟みすぎ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているってニーチェも言ってます。確かに、殺人者は環境が創り出すものっていうのは一理あるけど、だからっ>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.7

回想であり映画でありドキュメンタリーでもある、全てが継ぎ接ぎになった、なんとも言えない世界観。生涯抱き続けた千代子の初恋を、現在と過去を織り交ぜて描きながら、物語として成立させられるのすごい。アニメー>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.9

理解する前に話が展開されて終始置いてけぼり状態。内容が高次元過ぎるし、台詞はアニメ的過ぎるし、カットが多過ぎる。馴染んでたの長澤まさみと山本耕史だけだったような…。カメラアングルもシンゴジの時と同じだ>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.0

ゲームというより嫌がらせですやん。主人公の人柄好きでも嫌いでもないから、理不尽すぎてさすがに可哀想だった。もっと憎める人なら気分いいのに。誰も信じられなくなる系は2時間ずっと疑心暗鬼が続くから頭が疲れ>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

ジェイク・ギレンホールがハマり役。ほとんどが夜の車内だから、常に目元が暗くて、その闇の中にジェイクの白目がギョロっと覗いてる感じ、とても怖い。狂気に呑まれてどんどん横暴になっていく様に目が離せなかった>>続きを読む

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

3.2

低予算を演技力と脚本と演出でカバー?した予想以上に満足感を得られるB級映画。フランス映画みたいな、謎にお洒落なカットもあったけどシュールさが圧倒的に勝っていた。よくわからんズームがあったりよくわからん>>続きを読む

死なない頭脳/美しき生首の禍(1962年製作の映画)

3.8

移植の研究をしてる医者が事故で切断された恋人の生首を生き返らせる話。首だけで生かされてる訳だから、「殺してくれ」と訴えたり嘆いたりするのかと思いきや、急に笑いだしたり復讐心燃やしだしたりして、もはやど>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

3.6

色々ぶっ飛んでるところはあるけど、それ含め笑えた。目の前の正義のために交通ルール無視したり、車盗んだり、強盗したり、とにかく必死になりすぎてモラルバグっちゃってるクリエヴァが面白すぎる。有名俳優結構出>>続きを読む

バトルヒーター(1989年製作の映画)

4.3

全自動式無理心中、死んでまんねんバラバラ殺人事件、人喰いコタツの惨劇、すれ違いバンドライブ、その全てが一つのアパートで起こっているという情報量過多のカオスな状況。にもかかわらず全てが伏線として繋がって>>続きを読む

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

なぜ監禁されたのか、なぜ解放されたのか、なぜ彼なのか、監禁した奴の目的は何か。気になる謎はたくさんあるはずなのに、なんでこんなにどうでもいいんだろう。とにかく共感できないし、同情できないし、興味が持て>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.9

昨日実家でシックスセンスを観たので、その流れでシャラマン映画を。本当に本当に怖かった。ここまでちゃんと怖いホラー映画、初めて観た。意味不明な行動、支離滅裂な発言、理解できない不可解なものが結局1番怖い>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

4.3

丸メガネのティム・ロビンス可愛くていいね。なんだかシャッターアイランドみたいだった。ベトナム戦争後、戦場から帰って以来幻覚に悩まされる男の話。現実と幻覚が交錯するような映像好きだから、ずっとそれが続く>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.4

結構シュール。最初音楽がなくてアートな感じの映画かと思ったけど、ニューヨークに来た瞬間急に賑やかになった。まさに自由の国アメリカ。決められた人生より、自分自身で選択すること。身分やお金なんかより人間性>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

透明人間って見えない訳だからどちらかというと幽霊的な怖さがあると思ってたけど、この作品はそれに加えてストーカー的サイコスリラーも孕んでる。正常なのに異常だと思われる主人公の無力さ。悪魔系や心霊系と違っ>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

結構アクション。よく動くしよく喋る。本当、ジェームズ・ワンのホラーは騒がしいなぁ。私はどちらかというと静かなホラーの方が好きです。
だいぶ後半までありがちな展開だけど、真相はかなり衝撃的。絵面も笑っち
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

絶対過去に観てるんだけど昔すぎて実質初見のようなもん。定番のあの音楽改めて凄いな。今やお決まりの展開ではあるけど、何重ものセキュリティを破って情報を盗み出すってもうそれだけでワクワク。宙吊りのシーンの>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.6

面白くなさそうという勝手な偏見で今まで観ないでいたけど普通に面白くて笑った。ウィル・スミスいつもこうゆう役だけど結局こうゆうのが一番ハマるしカッコイイ。ここ最近手作り感あるチープな特殊メイクの映画ばか>>続きを読む

東京原発(2002年製作の映画)

3.9

高すぎるリスクを理由に、地方でやってることを東京でできないなんておかしいってことになる。電気を使うのは東京なのに、人が密集しているというだけで反対意見が出るなんて変な話だ。地方にだって住んでる人はいる>>続きを読む