あおいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あおい

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

まだ2月半ばというのに、今年のBestに出会ってしまった気がする

かなりシビアな題材を、ナチスに対する痛快なブラックユーモアをまぶして、涙もラブもホロっと入れつつ、そして何より、未来に希望を感じさせ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

推理小説好きとしては、犯人当てたいと、かなり真剣に視聴!

見事犯人もプロットも的中‼️

単純と言えば単純だけど、アガサクリスティっぽい雰囲気と豪華なオールスターキャストの濃い演技で2時間楽しかった
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.1

子供達の真っ直ぐな視線が、清々しい。

ベルリンの壁が出来る直前のキナ臭い東ドイツの話。
子供達のほんの悪戯のような、2分間の黙祷が引き起こす大惨事。
人の弱いところにつけ込む汚いやり口が本当にあの当
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

結婚とは?そんな事を考えながら、観ていた。
同じゴールを目指す同志かな。

結婚してる人は、みんな自分に置き換えるのでしょうね。

オープニングの長所を並べ立てるところから、辛い。どう見てもこの2人、
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.8

観ているのが辛く苦しくなる映画。

宅配ドライバーも介護士も、誠意を持って一生懸命真面目に取り組むほど、損をするかのような社会の仕組み。老いた人達を母と思って接しているのよという言葉に涙が出る。

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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

飛行機内で鑑賞

見逃してしまった映画だったので、よかった!
ハリポタ好きには、沢山リンクしていて不死鳥も出て、ダンブルドアの登場も嬉しい。

ジョニーデップの存在感凄い!悪役はこうでなきゃ!

ナギ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

飛行機内で鑑賞。

キムタクが、何故そこまで固執したのか、過去のエピソード不足なので、ちっとも伝わらない。
友人の政治家の自殺も、奥さんの宗教みたいなやつも、中途半端。

機内で眠気と闘いながらだから
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.7

飛行機内で鑑賞

映画は、イギリス皇族がダウントンアビーに泊まる騒動のあれこれ。
TVで第一シーズンは完璧なものの、あとはポチポチだったので、あの人とあの人がくっついてたり、この人がいい人になってたり
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

3.8

This is usの大好きなジャックが主演。
相変わらず凄く良い人の役です。

犬の声がケビンコスナーで、犬の語りで進む。

普通の展開ではあるけれど、主人公がレーサーで、その刹那的な儚さや勝負魂的
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

予備知識ゼロで飛行機内でたまたま観たので、あまりのジェットコースター展開にビックリ!と同時に、こんな凄い映画をいち早く観られて、本当にラッキー!

最近のアスや万引き家族を思い出させる格差社会をブラッ
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.5

財閥名門ル・ドマス家には、秘密があり、一族に加わる者は、一晩ゲームをしなければならない。アレックスに嫁いだグレースは、かくれんぼのカードを引いてしまい、生死を賭けたサバイバルゲームが始まる。

かなり
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

飛行機の中で鑑賞

眠気も吹っ飛ぶほど、途中までサイコー!
視覚が不自由な目撃者が、それ以外の感覚を駆使して、犯罪にたどり着くまでが最高に面白い。
犯罪に気乗りしない警察が動き始め、過去の事件がどうや
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

シャイニングは、本当に映像が怖かった。意味も何もわからないけど、とにかく怖かった。

この作品は前作の無説明だった部分が補完された感じ。ようやく、ガッテン!
ホラー感はあまりないけれど、サスペンスとし
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

アイリッシュマンを観て、どうしても観たくなった。

マフィアの薄っぺらい仁義が、リアルだった。
タイトルの皮肉さがいい。
仲間のようにつるんでいても、心は許せない。
ジョーペシとの酒場のシーンも怖かっ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

長過ぎて具合悪くなってしまった。
登場人物が皆、素晴らしいのはわかるのだけれど、会話劇でしかも、同じような繰り返しで、既視感で、しまいにクラクラして来てしまった。

マフィアにおいて、病や老いは、観て
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

ラップで彩りながら、インドのスラムからのサクセスストーリーに、勝気な女の子とのラブストーリーを絡めた映画。

現状に諦めと閉塞感を抱えた主人公が、ラップと出会い仲間達の助けもあり、徐々に進化してゆく。
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

巻きこまれようよ!

音尾さんのこのセリフには、グッときました。家族だものね。
ラストシーンが再スタートの出発点のような、重い題材の割に、希望ある映画でした。

でもちょっと色々細かい矛盾が気になって
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

ビートルズファンでは無かったのだけれど、その一曲一曲の完成度の高さに感動する。
特に、エド・シーランとの即興対決。
the long and winding road
まるでモーツァルトとサリエリだ!
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

世界は音で満ち溢れている
そんな当たり前の事を美しく実感した。


演奏するって感情の発露の究極の形だと、再認識する。
実際には俳優ではあるけれど、観てると羨ましくなった。松岡茉優のラストの笑顔は、ト
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アス(2019年製作の映画)

3.8

観たい映画が沢山あるけれど、昨年のゲットアウトが好きだったので、急いで鑑賞。

現在のアメリカの抱える貧富の格差の社会を思わせる設定を血生臭いホラーでソッと包んだような作品。

海辺に避暑に来た家族の
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

ポスターから暗いサスペンスフルな映画かと思いきや、ちょっとブラックな青春コメディです!

銭湯でのバイトの筈が、夜中に行われる殺人の後片付けに巻き込まれる、東大卒のオタクでニートな和彦君が、なんとも言
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クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018年製作の映画)

3.2

ナチュラルに、罪の意識も無く犯罪をする主人公に、どうしても入れなかった。
特に子供時代のスリって。

だからイケアでのお洒落な会話も恋も何も響かず、ただ退屈。
途中、人に施す喜びを知って変わったという
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.4

オープニングの5分間が、1番良い映画だった。

リアル過ぎる映像が、ファンタジーなストーリーとの間に、逆に違和感を感じてしまって。
この内容なら、アニメの方が割り切れてよかったかも。
動物達は本当に可
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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.5

自宅で字幕鑑賞。

関ヶ原という膨大な群像劇を2時間の映画でまとめるには、かなり無理があるから、不満足に終わるのは、重々承知では、あるけれど。

ただこの不評の方言は、字幕で観たせいか、すんなりそれぞ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

冷房の効いた映画館で飲み物片手に、観ることの心苦しさ。自分に何が出来るのか。
映画としては考えられなかった。
ゼインの頑張りと、世の中の不条理に胸が痛くなる。
非難されるべき親も、同じように育ってきた
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.0

イケてない中年男性がシンクロチームで、フランス代表として出場する話。

それぞれ人生に「沈み」切ってるメンバー達がシンクロさながら、水中から空にダイブする映像のごとく、飛翔するような爽快感が得られる映
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.8

戦争を語るのに、天才数学者からの切り口が新鮮で面白い。
そう、上手く行くかいな!とも思うけど、エンタメ的面白さの他に、山本五十六の空母重視論が、結局真珠湾攻撃を引き起こしていたり、大和は、実際に作られ
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

日本もやるなあ〜!
こんな映画が作られる事も、メジャー映画館で流れる事も頼もしいと思う。

これは、フィクションではあるけれど多くの人の目に触れるべき映画。

特に疑いを持たない若い人に。

自分を信
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

インド映画さながらの、賑やかさと華やかさで楽しい傑作です!
テンポも良くて、内容知っていても楽しめる事、請け合い!
アニメも観ていたけれど、アクションや飛行シーンの動きのインパクトが、実写の良さをずっ
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

アクションやCGもスケールが大きくて見応えあり、テンポも良くてそれなりに面白い。

大沢たかおは、流石の存在感。山崎賢人は、ギャーギャー五月蝿くて漫画的。あまり強そうに見えないのが残念。
橋本環奈は、
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.6

昔観たとき、エドハリスがカッコいいって思ったけど、今回は皆さん、それぞれ良い場面が割り振られてるように感じてそうでもなかった。

最近はアメリカ万歳的映画には、ちょっと辟易かも。

トムハンクスも、な
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

新しい〜〜〜!
ディズニーやジブリで育ったけれど、アニメもどんどん進化してるのを実感。
アニメ特有の軽妙な動きと可愛い絵柄プラス、ダイナミックな3Dの迫力!もはやアニメと言っていいのか。

ストーリー
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

人種差別や先入観や、弱者と強者の協調を、ちょっと説教がましいけれど、大人も子供も楽しめる映画に仕上げ流石ディズニーだと思う^ ^
動物のキャラの表情が、どれも極立っている。受付のヒョウ?や署長のボロン
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.0

病んだ人達のオンパレードで、心が痛くなる。

心配なのはお隣の奥さん。
アネットベニングは、大丈夫でしょう。
これが現代の抱える闇の凝縮された形とも言えるけど、滑稽なていを装って、空恐ろしくなった。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

面白い設定!
自分の頭の中が、こんなだったら!って考えたら、もう少し客観的になれるかな。
イカリ💢がすぐボタンを押すのを留めないとね^ ^

ヨロコビとカナシミが表裏一体っていうのがいいネ。カナシミの
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.3

物凄くスタイリッシュで物凄くカッコいい映画。

オープニングの逃げるカーチェイスも、流れるような小気味良い映像。「五分間だけ待つ」って、もう出だしから、カッコよすぎるでしょ❤️
前半は、静かにセリフも
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