Flunkoutさんの映画レビュー・感想・評価

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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

ゴジラ-1.0よりこっちの方が面白い(笑)

連載中の人気マンガが原作なので映画の終わらせ方をどうするのか不安しかなかったが…結果として大満足。

歴史考証や原作との違いとか、ツッコミどころはあるのだ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

評判通りVFXは素晴らしい。
ゴジラも怖くて良い。
震電もカッコよかった。

人間ドラマを主軸に置いた物語の展開も、今までのゴジラ映画とは一線を画す、とてもチャレンジングな決断と言えるし、十分成功して
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

2.0

金をかけた再現ドラマ。
見どころも特に無し。
ただのいい話ってだけ。
小説で読む方が100倍くらいおもしろい。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

歯止めの効かなくなった資本主義社会とは、人命よりも利益が優先されるディストピアのことである。

残念ながら強欲な米大企業の話と対岸の火事を決め込むことは出来ない。

日本で起きた水俣病も構造は一緒だか
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不都合な真実2:放置された地球(2017年製作の映画)

3.8

まぁ相変わらずドキュメンタリーというより講演会寄りの映画。

しかし今回はパリ協定のいきさつやゴアの活動にも迫っているので若干の密着ドキュメント形式も見て取れる。

前作ほどセンセーションのあるもので
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はりぼて(2020年製作の映画)

4.7

『失敗の本質』ならぬ『停滞の本質』

笑えないけど笑うしかない浅ましい人間模様がこれでもかと展開される。

地方の話、腐った自治体の話と切り捨てられない日本型組織の浅ましい現実が垣間見れる。

詳細は
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.3

クリスマス映画っぽいというか、モロにクリスマス映画。子供を中心に家族みんなで楽しめる感じの作品。

お金持ちに虐げられた貧しい善良な人達が奇跡によって報われるというおなじみの展開だが、奇跡を起こすのは
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ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

3.5

極限状態の究極の選択。

主人公は偽札や偽造パスポートを製作して金を稼いでいたユダヤ人の男。しかし警察に尻尾を掴まれそのままお縄になってしまう。

その後ドイツはヒトラー率いるナチ党が権力の座に就き、
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.0

「錦の御旗から本音が顔を出す」

今、改めて評価されるべき作品だと感じる。

本作の公開は1967年。
キング牧師の有名な演説が行われたのは1963年、その彼が暗殺されたのは1968年ということも考え
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