applepleさんの映画レビュー・感想・評価

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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

3.3

前情報入れずに映画館へ。
ドキュメンタリーだったのね!

現役ドラマーがレジェンドドラマーの個性を語るシーンがとても興味深かった。
そして挟まれるビートルズやストーンズの初期の映像の音の勢い!これを見
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

観た。
観なければならないと思った
そして考えること。

内容は勿論のこと、映像と音楽の迫力のパワーにやられ、疲労した。

バイオリンの音色で彼の心情を表して欲しいと監督から要望があったとか?
素晴ら
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

映像がとても美しい。夏のイタリアの温度や風を感じるほど。

そして言わずもがな美しいティモシー・シャラメとスフィアン・スティーブンスの曲。

涙さえも美しい。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

フランスの法廷もの、面白かった!

結審して終わりのハリウッドの映画とは異なりラストシーンまで暫くあるので、違う真実が出てくるのではないかと最後までドキドキした。

裁判中の子どもを守る役目とは、日本
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

シンプルな生活ながら、押入れとキッチンの中には沢山のダンボールがあるのが見えて、捨てられない思い出も沢山ある人なのかもしれないと感じて見ていた。

下北にヴェンダースが来たのが個人的に嬉しい。

シェイン 世界が愛する厄介者のうた(2020年製作の映画)

4.0

ポーグスは数曲聴いたことがある、程度だった。
身近な人からこのドキュメンタリーを勧められていて、今回シェインの追悼上映という機会に、映画館で鑑賞することができた。

亡くなった時の奥様のコメントが印象
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メンゲレと私(2023年製作の映画)

4.0

東京プレミアにて。

来日された監督たちも、このシリーズを作る時は精神的にダメージが大きいとのこと。だけど使命感を持って作品を作っていると。

前2作の方たちは現在もう亡くなっている。

今回のハノッ
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.4

ManicsのA Design For Lifeが使われているよ、と聞いて急いで観た。
先日初めて観た彼らのライブでのこの曲の大合唱にグッと来たから。

この映画でのシーンも凄く印象的だった!
現実で
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.3

伏線が意外に深刻であれ、こんな話だったのかと驚いた。
が、
これを観ているとパリに行きたくなる。
パリの人は街を愛している、これがとても羨ましい、、!!

キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク(2023年製作の映画)

3.6

インタビューはいつされたものなのか、もう少しあっても良いんじゃないかな。

でも、後聞きだけど「Tapestry」を上京して毎日毎日聴いていた自分としては、当時のキャロルの瑞々しい表情と歌を鑑賞出来た
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

久しぶりに見応えのある、大作を観た。

出だしからある程度の音量でずっと流れている音楽が最高だなぁーと思っていたら、ロビー・ロバートソンとのこと。
しかも8月に亡くなって、これが最後の仕事だったって?
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

う、宇宙人、、!!

劇場でウェス・アンダーソン作品を鑑賞したのは初めてでしたが、音楽の入れ方、好きだなー。

遠くで鳴ってるシーンと全体で鳴ってるシーンと。
使い方が絶妙。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.8

リンクレイター監督作、だったのね!

前情報を入れずにケイト・ブランシェット主演ということだけで鑑賞したけれど、すごく良かった〜。

TARからあまり日を開けずに見たけど、ケイトさん今作も流石です。
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ユダヤ人の私(2020年製作の映画)

4.0

前作「ゲッベルスと私」と同日鑑賞。
こちらはホロコーストを生き抜いた方の語り。すごくリアル。

彼の住んでいたオーストリアでは、一夜のうちにナチスを人々が受け入れた、という事。
解放後、国はユダヤ人の
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ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

4.0

ドイツの一般市民は本当にホロコーストの事実を知らなかったのか?

ずっと疑問に思っていた事が、彼女の語りで腑に落ちた。

知らなかったのか、それとも知ろうとしなかったのか。

「今の人達は何故救おうと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

ジブリ作品を劇場で見たのは実は初めて、程度のわたしの感想。

内容はひとまず置いておいて、監督の最後(と言われている)の作品なんだ!と思ったら、それだけで頭が下がる気持ちになりました。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

権力を振りかざして搾取している、という風に書かれているようだが、私はそうは感じなかった。

ターの音楽に対する姿勢も素晴らしいと思ったし、結局あの世界は実力で勝ち取るものなのでは?

でも人の妬みと色
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幾多の北(2021年製作の映画)

3.3

悪夢の先へ--

スクリーンで観る圧倒的な画力と微細な音。
一貫する不穏な空気感。

詳細にストーリーを理解するというよりか、感じたイメージを素直に捉える方が良いかな、と思いました。

素晴らしい!
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.8


海外制作なのに日本の描写が完璧。
でも日本人がフランス語を話しているのが違和感で、吹替に切り替えて鑑賞しました。

何よりフランスのアニメーションはどれも乗せる音楽が素敵で、この作品も然り。

本編
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.3

ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの夫婦漫才感、、!
あのシーンは素でしょう。

さらっと観られて、何よりバリの美しさに旅がしたくなりました。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

やっと観れた。
映画館にいた皆んな(歳に関わらず)泣いていましたね。

終わり方は次に繋がるところとてもよかった。

何より曲が素晴らしくて!
今回のメンバーでライブやってくれないかなぁ。

、、また
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.3

ハビエル・バルデムってこういう役もやるの?!
と思っていたけれど意外にピッタリ!

ファンタジーとして楽しみました。



にしても、、
ここ最近のハリウッド映画、多様性を全面に押し出しすぎじゃないの
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.8

ボウイこそ真の表現者、アーティストだったのだと納得した。
彼自身の語る言葉はとても興味深く、歳を重ねても美意識は変わらず、美しい。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.3

スピルバーグはこの映画を自分と、家族の為に作ったのだろうと感じた。
そろそろ人生の終いを考えているのかもしれないと。

そしてデビッド・リンチ!!
エンドロールを観てにやりとした。

スワンソング(2021年製作の映画)

3.8

よかった、、。

人生の悲哀と喜びを見せてくれた。

音楽もいちいち素晴らしい。
訳詞を見ながらの鑑賞はこれまたぐっと来る。

サントラあるかな。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

面白かった!
(という感想を持つのは若干気が引ける)。

スピードのある展開に魅入ってしまい、2人の記者に気持ちが入り、思わず一緒に泣きそうに。

「何故逃げなかったのか?」と被害者に非があるように考
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骨噛み(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

点描は勿論素晴らしいのだけど!
ストーリーにグッときた。


何故だか骨を噛めなかった、お葬式では泣けなかった女の子。

私も子供の頃亡くした伯母の亡骸を前に、触れられなかったこと、それをずっと後悔し
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ホッキョクグマすっごくひま(2021年製作の映画)

3.8

絵巻物をめくるように、流れて行く愛らしい動物たち。

日本語と英語の韻の踏み方もなるほど!と感心しながら楽しみました。

ミニミニポッケの大きな庭で(2022年製作の映画)

3.5

音とカラーの洪水!!
初っ端から目を見開いて、そのままラストまで。

音の良い映画館だったので、まるで現代アートを全身で感じたような体験でした。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

こんなに沢山作曲していたなんて、、!

映画の中の音楽を当たり前だと思って聴いていたけど、確かに音楽によってその映画やシーンの印象は全く変わるよな、と改めて。

映画音楽は20世紀の新しいジャンル、の
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ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

4.5

こんなに名曲を沢山作っていたんだ!
レコーディングの裏話はとてもわくわくするし、改めて3兄弟のハーモニーの美しさにうっとりします。

お兄さんのインタビューには涙、、。
そして映画館のスピーカーから流
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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.5

映像がとっても綺麗!
冒険物のディズニーも良いなぁと思いました。

ラピュタ感も多々あるけれど。
このアトラクションが出来たらとても楽しそう。

アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.8

この作品を観た後に、「アンネについてもっと知りたい」という子ども達が増えたら良いなと思う。

外を自由に歩くこと。
友達とおしゃべりすること。
恋すること。

彼女が特別なのではなく、私たちと同じ普通
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クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

3.3

前情報を入れずにドキュメンタリーだと思って観に行ったら、トレインスポッティングな世界が、、!
ダニー・ボイルが製作だったのね。

UKの音楽好きなら色々笑えるシーンが散りばめられていて。

やっぱり劣
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ソングス・フォー・ドレラ 4Kレストア版(1990年製作の映画)

4.0

すごい!

字幕を観ながら鑑賞出来るので、ウォーホル、ルー・リード、ジョン・ケイルの胸の内を明かされているような気持ちで聴きました。

曲間に拍手がないのは無観客ライブだったからだそう。
そのせいか、
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