mgcさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

組から足を洗いスナックを始めるも鉄砲玉を虐殺し逮捕。数年ぶりのシャバで人生をやり直そうとするも、元反社の人間には仕事も見つからず。身体能力は衰えて車の運転もできず。

絡んでくるチンピラは完膚なきまで
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忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER(2013年製作の映画)

3.4

近年の東映アニバーサリー作品群のはしり。

不倫騒動直後のレッドが闇堕ちしていたり、ブルーはタレントとして奔走していたり、ゴウライは純烈だったりと中の人ネタも盛りだくさん。世代だったのでそれなりに楽し
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

5.0

身近な人の自死とネグレクトをされた過去を持つ友達に勧めて一緒に鑑賞しました。
最初はホリガイのすっとんきょうさと実在感に、こういう人いるよね〜かわいいね、なんて笑っていましたが、徐々に物語にのめり込ん
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RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3(2003年製作の映画)

3.2

いいおっさんになったウェストは逮捕後もコソコソ刑務所内で研究を続けていた。
そこにやってきた新人医師が実はウエストが蘇生させたゾンバイオに姉を殺された過去を持っており、その狂気に取り付かれた2人は共同
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.6

救いがなさすぎるだろ。嫌いじゃない。
なまはげの機能をうまく生かしたのは良かった。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

現代の価値観を反映させた手堅いリブート。優勝はアニータ。
「スピルバーグは恋愛描写に一ミリも興味がないんだな」という意見に爆笑。

隣のオニーチャンが持ち込んだお菓子をガサガサいわせて食べるわ、膝を立
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

聾者役はちゃんと聾者の俳優をキャスティングしている素晴らしさ。
障害を「同情を煽る機能」として扱う残念な映画がある中、真剣に向き合っていて良かったです。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

評判はいいのにこれほど自分には合わず理解できなかった映画は初めてだ...
宮沢りえ演じる主人公が暴力的なまでに周囲の人間に価値観を押し付ける。そして全員が洗脳されたようにそれに共鳴し「「幸せ」」になっ
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.8

別々の時空に存在する2人が出会い、同じ時間と空間で過ごすうち、お互いにとってかけがえのない存在と気づく。しかし「掟」により同じ世界にはいられず、悲劇の別れを遂げる。その後、エンドロールでありえたかもし>>続きを読む

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.0

前作は良いロドリゲス節がウケたのに、あんまり調子に乗らせちゃって今回は良くないロドリゲス節が出ちゃいましたね。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0

適当なハングル風言語で韓国を揶揄するシーンは心底不健全だと思いました。オダギリ!こんなの出るならクウガ出ろよ!!

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

社長就任後のセレブたちとの会食シーンがやっぱり一番印象に残る。平民上がりのパトリツィオが渡り合おうと必死に自慢話をするもダダ滑り、ステージが違いすぎる。見てて痛々しく悲しい。そしてそこから心が完全に離>>続きを読む

おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!(1986年製作の映画)

2.8

おニャン子絶頂期、忙しくて映画の撮影どころじゃないので、おニャン子のオフショット+ライブ映像+かれこれ10分未満の特別撮り下ろしシーンに、全く関係ないファンやスタッフたちの群像ドラマを加えて無理やり長>>続きを読む

血のバレンタイン(1981年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

カナダ産スラッシャー。

炭鉱が盛んな小さな街。
バレンタインパーティーに早く行きたい若い鉱夫たちはガス量を計測せず仲間を置き去りに作業場を飛び出したところ鉱山は爆発。数週間後中に閉じ込められた鉱夫は
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さがす(2022年製作の映画)

4.4

ドラマとして、サスペンスとしてとても楽しめるけど「自殺幇助は正当な行為」というのを論理的に否定せず終わるのはちょっと危なっかしいと思った。

娘役の伊東葵さん、これから大注目です。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

最後ははい、エンドゲームがやりたかったんですねっていう感じ。そんなことやるならさ、オリジナルメンバー登場!→それでも敵わない→「全く男ってだらしないわね」と2016メンバーが現れ、本当の意味での3世代>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

ジン・デヨンさん演じる演劇祭プロデューサー、コンさんが出てきた時の安心感たるや...

言葉と表現のプロでありながら、心が通じ合えなかった家福夫婦。妻は言葉を話せないが、心が通じ合っているコンさん夫婦
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ネクロマンティック1[完全版](1987年製作の映画)

3.8

ブルーレイ購入。

「屍姦を描いた狂気のショック映画!」と評されているが、案外真面目に生と性を描いた映画なのでした。

死体にしか興奮できない主人公は仕事も彼女も失い、「正常」な人間であることを自己証
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.6

ロジャーコーマン製作。
2000年のアメリカでは国政を巻き込んで、ニューヨークからロサンゼルスを人を跳ね飛ばしながら駆け抜けるデスレースが大流行り。
子供や老人は跳ね飛ばすと高得点!病院は老人たちを道
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片腕マシンガール(2007年製作の映画)

3.7

アメリカ資本の日本映画。だからセーラーフク、ヤクザ、ニンジャ、スシ、テンプラ、オールインワン。

ヤクザの息子にイジメられていた弟がパチ屋の立体駐車場から突き落とされ死亡。やたら戦闘力が高い姉は復讐に
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

ワケアリのパティンソンがイカれた上司のデフォーと2人で離島の灯台守のバイトをするが、波が荒すぎていつまで経っても迎えが来なくてさあ大変。

最悪な人間関係といつまでも助けが来ない絶望感に加え、お小水、
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.9

ベンチャーズの「デンデケデケデケ」を聴いた高校生が、日本のロック黎明期にバンド活動をする3年間。
浅野さん、シュッとしててキュートじゃないのよ...

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.8

平成生まれで、都会よりの田舎で育った俺ですが「な、懐かしい情景〜」と思えるロケーションと優しく暖かな雰囲気にのまれ、アホみたいに泣いてしまった。大林宣彦恐るべし。

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.5

ケヴィンベーコン演ずる悪徳警官が証拠隠滅中に、クソガキ2人にパトカーを盗まれさあ大変。

ネグレクトを受けている子供2人のフラストレーションが解放されるようなパトカー爆走描写はスカッと微笑ましい。
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

学生時代に見とけばよかったランキング圧倒的1位。
(最も、舞台が高校というだけで何歳でもこの葛藤は共通だが)
クライマックスは胸が熱くなりすぎて爆発するかと思った。こいつら全員食い殺せ!

バッド・テイスト(1987年製作の映画)

3.5

LOTRシリーズのピータジャクソンのデビュー作。
素人時代に補助金をもらいながら数年かけてチマチマ作っていたらしい。

ある町で住人たちが忽然と消え、人間に擬態した宇宙人が蔓延っていた。
宇宙人は人間
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.8

前回の超傑作・最後の戦場を「トイストーリー3」とするなら、今回は「トイストーリー4」に似た蛇足とまではいかないが、ランボーという男のその後を見れる喜びと、やっぱり前作で終わっても良かったよねと思う、複>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

5.0

小学生の頃、ランボーの体感シューティングゲームが近所のイオンのゲーセンにあって、友達とよく叫びながらプレイしていた。
「ランボーってカッケーし、小学生でランボーを知っている俺もカッケー」と思った俺はカ
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.2

ようやくその日暮らしの大工仕事で気ままに過ごすことができていたランボーにまたトラウトマン大佐が近づく。もうめちゃくちゃ嫌がっているのにまた戦場に行けだのなんだの言われ、流石に断ったら、トラウトマン大佐>>続きを読む

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.6

もう戦うのは懲り懲りって言ってるランボーをトラウトマン大佐はまた引っ張り出し、ベトナムに送り込む。

取り残された捕虜を全力で救うも、仲間に裏切られ置き去りにされたり、ようやく心の拠り所になりそうだっ
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

スタローンが奔放に暴れるイメージがこびりついてるけど、改めて見るとPTSDに悩まされる帰還兵の真面目な映画です。

「何も終わっちゃいねえ!まだ何も!」

Mr.タスク(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

噂通り、只々人間がセイウチに改造されるだけの映画。
比較されるムカデ人間先生には嫌悪感とあまりの狂気に感動を覚えるが、この映画にはわざとらしい狂気を感じ、程々の嫌悪感が残る。

不謹慎で下世話なラジオ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ありがとう!!

でも公開日遅すぎてネタバレくらいまくったわ!!配給は本当にアホンダラだし、ヴィランたちがあまりにおバカすぎないか?とか、ストレンジ&ピーターはもっと打ち合わせしとけよ!!とか、ネッド
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