ぐさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ぐ

映画(1495)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

D-WARS ディー・ウォーズ(2007年製作の映画)

2.0

残念なビデオスルー典型のアクション超大作。仮面の軍団の感じもそうだが、さっき墜落したパイロットが2度同じ様相で出てくる所がとてもらしくて笑えた。結局うやむやにして当初の指示通りに終わるのもお約束と言え>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.2

低予算。日本の2時間ドラマのようだったけれど、話が展開していく動きがなかなか面白く一気に見てしまった。実際海外ドラマのような時間場所における迷子プロットの組み合わせのような内容だった。パッケージ画像が>>続きを読む

チャイルド・プレイ 誕生の秘密(2013年製作の映画)

3.0

一定の演出ながら恐怖を描写するのが上手。わざと人物、チャッキーともに必ず顔半分に影が落ちるようにした照明効果、ジリジリと追い詰めていく間のたっぷり感など楽しめた。ただ結構デジタルっぽい画面の質感が無機>>続きを読む

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.0

会話のテンポが早く、アクションの印象付けにスローを多用しているのが特徴的。虫嫌いは見たくないシーンが多かった。全体に話のテンポも良かったがCGの手抜き箇所がくっきり出てるのが気になったなぁ。次作やりた>>続きを読む

エネミーオブUSA(2009年製作の映画)

3.0

コンピュータの反乱物としては普通だが、冒頭から音楽とカメラカットがアクション娯楽作品のように軽妙で、人間同士の銃撃戦などもそれなりに勢いがあってよかった。なんとなく対国のお話にはしてあるが、何も考える>>続きを読む

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010年製作の映画)

3.2

結構楽しめた。所々ハリーポッターと比較されても仕方ないよなぁ、という演出や動きもあったが、とにかくシーンの切り替えが早く、派手で焦燥感を演出していた。二番煎じな要素はあるものの、冥界の世界観やカジノの>>続きを読む

ビューティフル・ダイ(2010年製作の映画)

2.8

テレビ映画のサスペンス。予想の読めない展開というキャッチコピーだが、伏線のミスリードの主張が強い。全編手持ちでブレを意識して作っているが、どうしても飽きがくる単調さと捉えてしまった。過去と現在も描き分>>続きを読む

未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.2

名作としての時代検証できる技術の高い映画ではあるものの、どこか退屈。理由は物語における必然性が感じられず、ただ見る側に観客が置かれ話の道筋ではなく、映像における技術演出を見せつけるための展開に見えてし>>続きを読む

沈黙の奪還(2006年製作の映画)

3.0

冒頭からセガールらしさ満載。誰より冷酷かつ割と追い込まれやすい、いつものパターンで終始していて無駄がないが、代わり映えしないとも言える。カメラのブレで焦燥感をだしているがちょっとやり過ぎかつアイディア>>続きを読む

メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー(2013年製作の映画)

3.0

ライブ映像とデハーン君のイメージビデオって感じ。ステージ上での様々なギミックが第3の主役で、照明や映像の凝った演出が記憶に残った。デインデハーンの映像シーンも悪くなく、演技に加えて身体のレベルの高さを>>続きを読む

ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.0

わざと、というCGが浮く演出だったらアメコミ表現として許容できるが、そうでなければ、物量を制限して描いたほうがよかったのでは。途中カットされたかのような不自然な展開に、突如才能を発揮する塔破壊前後のシ>>続きを読む

ラスト・ワールド(2013年製作の映画)

3.2

思考のロールプレイを俯瞰する生徒を描くという二重構造の物語のアイディアは面白く、話に対して一石を投げる行為を自然にしている点も良い。ただ前提を覆し、攻略しない…そもそものこの思考探索の意味も、ただの嫌>>続きを読む

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012年製作の映画)

3.3

インド映画の昨今を感じた。主役も新時代へ。直接的ではないが話自体にゲイカルチャーへの肯定が盛り込まれているのが驚き。他は何時もと同じだが、馬鹿っぽさが足りないからか長尺に感じた。カット割の早さと情報量>>続きを読む

手袋の失われた世界(1982年製作の映画)

3.0

バルタ短編。コマ撮りのテンポ感と少しずつ変化をしていく繰り返しの表現が印象に残ったが、それ以上に世界を構築しているキュビズム的な人物と背景が興味深い。またアクセントとしての鼠の血が強烈で良いと思った。>>続きを読む

笛吹き男(1985年製作の映画)

3.0

バルタ短編。コマ撮りのテンポ感と少しずつ変化をしていく繰り返しの表現が印象に残ったが、それ以上に世界を構築しているキュビズム的な人物と背景が興味深い。またアクセントとしての鼠の血が強烈で良いと思った。>>続きを読む

最後の盗み(1987年製作の映画)

3.0

バルタ短編。ホラーテイストのお話と男の演技がなかなか。また、色味を足した映像も悪くはなく、幻想的な輪郭のぼけた表現は作品とあっていた。が、どうしても繰り返しの表現に飽きがきてしまい、若干退屈に感じてし>>続きを読む

見捨てられたクラブ(1989年製作の映画)

3.0

こちらもバルタ短編。正直なところ、前3作品と続けて見ると繰り返しの表現がくどく感じてしまった。またマネキンの動きでいくと、シュールさはあるものの、動く、ということに対してあまり意外性がなく、映像のうえ>>続きを読む

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

3.0

第7作。
デレデレの寅さんが見れる珍しい作品。ただ前半の2作目ぶりに出演する母親に対する言い草や態度は粋とは程遠く、ちょっとやり過ぎな印象もあった。
他の作品と異なり、うまくいくかに見えて颯爽と風呂敷
>>続きを読む

おとなのかがく(2013年製作の映画)

1.4

残念ながら、これは映画として出すものではないと感じた。ホームビデオのようなカメラワークで録音の精度も悪いうえ、アイディアで見せる、ということも皆無。ドキュメンタリーだからといって、最低限の演出と演出を>>続きを読む

続・荒野の七人(1966年製作の映画)

2.9

前回の続きではあるものの、内容はそれ程関係がなく、映像はより簡素なつくりになっているように思えた。プロットとしてもほぼ同じだが、前に比べ仲間の描き分けが均等ではないため印象が薄い。ただ撃ち合いのシーン>>続きを読む

ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.0

パイを悪人に当て気絶させる、サミュエルLジャクソンが相棒など80〜90年代の米アクション映画の典型例だったが、テンポもよく役者と脚本も合致していて、流れるように展開していくのは悪くない。が、どこかB級>>続きを読む

マンデラ 自由への長い道(2013年製作の映画)

3.3

実に重みのある作品で、出来事の悲惨さとそれに耐え、訴えかけるシーンに説得力がありなかなか良かった。エキストラがどのシーンにも多く使われ迫力が加えられたのも効果的。更に主題歌がとても素晴らしく、作品の余>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.1

圧倒的なメリルストリープの演技力。ロケーションが田舎の為、似通った画になりがちなところをカメラと役者の動きで補っていたように思う。ただ前半が単調というか人物の特徴づけに見えてしまい、少し飽きを感じてし>>続きを読む

ハンナ(2011年製作の映画)

3.1

無音の緊張感が光る作品だった。それに加えミステリアスな主役の存在感と若干の青春っぽさ。暗殺者の苦悩というよりも、逃亡の過程を重視した作品に見えた。ラストの遊園地のロケーションがとても良く、被写体として>>続きを読む

相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ(2014年製作の映画)

2.8

イマイチでした。劇場版らしく今回も時事的な主張に終始してしまい、大事な駆け引きや推理要素に重点をおかず、人々の動きにばかり意識して作られているようでした。この相棒というシリーズの良さが反映されず…。密>>続きを読む

(2013年製作の映画)

2.8

薄暗い雰囲気の映像は重厚に作られていて、作品のテンポ感もゆったりではあるものの、ホラー要素のある場面もになると一転、突然カットも短く、人物の動きも素早くなる演出に、狂気のサスペンスではない娯楽性を感じ>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・スカイ(2005年製作の映画)

2.9

午後ローでカットされているのもあるが、とても中途半端な話に見えた。原因は、空中の映像に重きを置きすぎていると感じるくらい、これでもかと時間を占有し過ぎている点。売りではあるものの、ドラマの過程が荒くな>>続きを読む

ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム(2013年製作の映画)

3.0

CGのないブライアンシンガー。冒頭で実話とアピールした点はフィクションぽさがある演出に起因してるのかと思うが、最後に持ってきたほうが衝撃的だったかと。時系列を崩した話の組み立ての為の剃髪だと思うがかぶ>>続きを読む

沈黙の激突(2006年製作の映画)

2.7

奪還よりも更に画が暗く、教会の下は狭いのかアップ多用でブレもあり見にくい。あと強制的に中毒になった村人も躊躇なく殺しに行ったり、スパイがいそうなのに無視だったり、教え子に手を出したり、よくわからないこ>>続きを読む

罪の手ざわり(2013年製作の映画)

3.3

実際に中国で起きた4つの事件を少しの関わりを持たせ脚色した作品。冒頭は実話というには演出が濃くみられ段々とシリアスにはなるが音表現等、手を加え映画的に誇張。たっぷりと人を描写する感覚は流石。最後の村人>>続きを読む

ヴァンパイア・ハンター(2001年製作の映画)

2.2

エロスプラッタアクション物。深夜帯が似合う、あまりプロットとか関係のない80、90年代ハリウッドを感じた。身も蓋もないないが凡庸。唯一挙げるならハンターがとても弱いのが斬新といえる。各種説明は会話で過>>続きを読む

JUDGE/ジャッジ(2013年製作の映画)

2.1

シチュエーションスリラーの流れに乗って作ってはいるが、監視カメラ縛りの映像が見にくく、かつ気持ち悪くなるような切り替えの多さがある。また単純にキャラごとの見せ場を作るために過度な性格のスイッチがおこな>>続きを読む

闇のあとの光(2012年製作の映画)

3.1

降参。全く話が理解できなかった。厄災というには曖昧で、紡いでいく物語というにはあまりに散文的。くわえてそれらを繋ぐ決定的なファクターも見えてこなかった。読解力が足りないのだろうか…映像は風景や自然が美>>続きを読む

ファンタジア(1940年製作の映画)

3.0

一気に見るにはボリュームがあり、かつ前説明で内容もわかるので、クラシックが好きで描写の密度に耐えられ、リズムの一定間隔にも眠気を感じない強者向けかと。魔法使いの弟子が有名だけど、こんなオムニバス調の作>>続きを読む

アルマゲドン2009(2009年製作の映画)

2.1

あ、CG!とクオリティの低さから予算がわかりそうな映画。あまりロケーションも多くない。タイトルどおり、あのアルマゲドンとは関係なく、宇宙にもいかないし、人物の関係も整合性とれてない。あんまりバカっぽさ>>続きを読む

エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

3.1

過去見た時よりもサタンのお茶目っぷりが面白い。話はシュワルツネッガーの妻子殺されのお決まりパターンに宗教を足した印象。90年代初頭に見えるのは装飾や画面構成の色味とエフェクトかな。特筆するところも悪い>>続きを読む