前進するだけで何があっても反撃しないモスラ、あんな行き方をしたい。風も凄い武器になるんだなと知った。モスラの歌もどこかノスタルジックで好き。
映画という括りでは収まりきらない体験。効果を度外視して名刺にメッセージを書くシーン、そして、権力が維持されてる理由が分かっていくシーンが特に印象的だった。特に、期日前投票の確認行為が健康診断みたいで恐>>続きを読む
特に第三章、まいりました。アイディアの無限の可能性を感じた。他の作品でも感じたけど、居なくなった人の代わりはやっぱり誰にも務まらない。上品なイメージがあるル・シネマで、場内は何度か爆笑。劇場でみるって>>続きを読む
(人間として)見たいように解釈しようとしていた自分にはっとした。見る側と見られる側の力関係が露呈した感もある…。ああ、彼らの目からは人間はどんなふうに見えているのだろうか。
自分はいま30代なのでエンタメとしては楽しめたけど、シニア世代の方々はどういう気持ちで見てたんだろうか。最初から最後までよくできてたんだけど、終始、誰一人にも感情移入できず苦笑
マーク・ラファロの猫背具合がいい。ティム・ロビンス!ビル・プルマン!が見れただけでも幸せだ。自宅のフライパンの買い替えを検討中…。
犠牲にしなきゃいけないものと、それで得られるもの、はじめから天秤にかけられたらって、都合よく思ってしまった。きっと数多の傑作には、作者や周りの人の苦しみが凝縮されてるんだろうなぁ。てか、そう信じたいね>>続きを読む
奥行きのある素晴らしい映画だった。心の穴は急に空く。神の手によるものか分からないけど。でも、人間にできるのは、その穴を埋めるために必死にもがくしかない。そこがなんだか哀しくて美しい。
構成とか音楽のチョイスとか、本当あっぱれなんだけど、やっぱり自分は「楽しめた」とは言い切れず、複雑な気持ちになりました。
痛烈な社会批判映画。倫理と幸福が対立してると分かったら、人はどう行動するのだろうか。知ってしまったら行動せずにはいられないのが人間の性と信じたい。にしても、ヒューゴの声は最高だ。
道はジグザグだが、心は真っ直ぐ。
3階層とか、面白いアイディアだわ。花とかポットとか、道具を周りから借りるの、いいなあ。
キャラ作りしてポジション取りに勤しむ姿(主人公以外の人たちも)が痛々しい。でも、今の日本ではこの生き方しかできないのかなあ。悲しい。終盤のクラスでの"議論"のシーン、恐ろしいほどの優等生的回答続出に気>>続きを読む
特別な話じゃなくても、大事なことを伝えるタイミングによって、こんなにも素敵な作品が出来上がるんだなあ。争うよりも、共有することを選んだ三人。それぞれに空いてた穴が徐々に塞がっていく過程が愛おしすぎた。>>続きを読む
いま当たり前なことが、当たり前になるまで、どれだけの人が犠牲になったんだろうか。深堀するには時間が必要だなあ。
ミカエルと名乗った時、思っていた以上の覚悟を決めていたんだろうなあ。妹との関係が良い。大人になっても絶対いい仲になれるやつだ。
なんだろう、白鳥へ全身全霊を捧げる生き方に迷いはないのは十分わかるんだけど、違った生き方への憧れも僅かに垣間見えた。そこがなんだか辛かった。
NHKの歴史ドキュメンタリー系かと思えば、後半はプチガイアの夜明け。リスクを恐れない人の凄さと愚かさを同時に見た。でも、確かにビジネスでは守り≒衰退への道なんだろうなあ。
立場なんて、暫定的なもので、いくらでもひっくり返る。オーディエンスの感情移入先をさりげなく変えているところ、見事だった。
こうやって生きると決めた男の、本当はああやって生きたかった感じをカンバーバッチ>>続きを読む
ふぁいぶの悪気ゼロで善と信じた行為に胸が締め付けられた。あのゴミ箱を見た時の顔よ(涙)。見終わってから夢について誰かと話したくなるし、人によっては深く傷つくかもしれない。
大災害で家族を亡くしてもサッカーを見たい、結婚したい…。強くならねば。
男の視点に加え、神の視点があるからこそ、見てる側は男の視点の狭さに気づく。愛の意味や形が根本的に違う二人の末路。
次に行く所、するべきことがわかっていたほうが、トータル的には幸せなのかもと思ってしまった。手助けしてるはずが、実は救われてたのは自分だった感じ、押し付けがましくなくナチュラルでよかった。
言葉よりも態度。セルヒオの家族が会いに来るところ、どんな気持ちで他の入居者は見ていたのだろうかと思うと、胸が痛む。
上流階級は、引き下ろすよりも出し抜くのが一番。値段のついた価値なんて、幻想の産物かもね。
「健康」と「家族」、この2つの大切さを思い知らされた。仕事も生活の一部でしかない。早く帰るようにしようと思った。
木の動く音が耳に残る。キツネと猫に悪者としてだけじゃなく、弱い者という役割を与えてるところがよかった。
テンポ良く進む少女の成長ストーリー。家族以外の繋がりを持つことも大事。同時に、3周くらい回って気づく家族の大切さとか、リアルだった。
非常に(✕10)学びが多い映画だった。「教師は未来に触れられる」なんて素敵なキラーワードだ。ペンザムの天使具合がここ何年か見た映画で抜きん出ていた。
結構みんなギリギリを生きている。それがたまたま災害やパンデミックで露呈しただけかもしれない。コロナ禍の中でコロナ禍の映画をみたからか、劇場が非日常的な空間にはどこか思えない不思議な感覚。
何がすごいって、どんなにおぞましいことをやってても、ちゃんと詳細な記録を残していること。黒塗りはあるが、改ざんはない。「現在」をしっかりと残すからこそ、将来それがより正確な歴史となる。良心を持った影の>>続きを読む
どんなに外の世界が大変でも、子供には子供の世界がある。雑な作りの箇所がいくつか見られたが、逆に救い。今、アフガニスタンの映画を見られることの意味よ。
骨の発見がもたらす分裂。人の気持ちを大事だという少年、今の生活を優先するその母、更にはその狭間のカードとして使われる姉(の結婚)、一家族の将来も社会の複雑な方程式に組み込まれてしまっている。
絵本を読んでる感覚。映画を見たとはどこか異なる余韻が残る。主人公の大義名分ですら疑問が残りながら話が進むという、割と珍しいストーリー展開。
ブラックコメディ的に見てしまったけど、正しかったのだろうか…。脚本がよかった。あの少年が8割方もっていったが、お父さんが残り2割を要所をおさえながらかっされっていった。
子供時代の終わり、大人への入口、複雑な感情を表すには怒るしか術がないのかもなあ。最後の頼みの綱が思い通りにいかなかった時の悲しさ、めちゃわかる。
まあ、「強い者が偉い」みたいな時代だったんだろうけど、それを差し引いても男たちの醜さが残る。自信と傲慢さの履違え、ゴシップの厄介さ、合う合わない性格etc、人って変わらないなあ苦笑。ベン・アフレックの>>続きを読む