酢さんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.3

そういえば見たことあったシリーズ。
初見でオチに気付き、一緒に見てた人と大騒ぎした。

恐怖省(1944年製作の映画)

3.3

物語全貌が掴めないまま悪夢みたいな狂ったイメージが連発されます。ヤバいって。

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

3.5

めちゃ面白い。カメラに収めるか収めないかの判断が全部適切。

魔法少女を忘れない(2011年製作の映画)

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この映画はつまり「現実を映画として再構成するのではなく、いかに映画として現実を捉えるか」みたいなところで勝負しているのだと思うけど、そこを語る言葉を今の自分が持っていない。悔しい…。自転車シーン全部と>>続きを読む

一万年、後....。(2007年製作の映画)

3.0

阿藤快が凄い。
往年の新劇出身者らしい演技で、映画の時間を完璧に持続させていた。

色情団地妻 ダブル失神/わ・れ・め/笑い虫(2006年製作の映画)

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嘘を嘘、リアルをリアル、謎を謎として取り上げながらそのどれかを強調するような素振りを見せない。だけどモチーフは機能を持って、映画を確実に脈打たせていく。何を見せたかったんだろう?

Returner リターナー(2002年製作の映画)

3.5

全てがどこかで見たような、でもみんなが大好きなもので構成されたまごう事なきロマンの世界。

岸谷五郎の悪ノリが上手く機能しなくて後半が尻すぼみな印象だけど、映画としてはこれを褒めなくて何を褒めるという
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イグジステンズ(1999年製作の映画)

3.0

「どこまでが現実!?」みたいな話になるとこれ以外落とし所が無いよね。

1999年の夏休み(1988年製作の映画)

3.5

最後で「???」となったけどそれ以外完璧。倒錯した趣向について語りたくなるけど映像としてもかなり面白くなるように出来ている気がする。

てか声優のアテレコなのがわからないクソ雑魚だったのだが。そしてそ
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キングコングの逆襲(1967年製作の映画)

3.0

東宝特撮映画の面白さを改めて考えるには良い材料かも。「怪獣」という存在をどう捉えるか、荒唐無稽に堕ちずどう抗うかの緊張感が無くなっている。本編も特撮も脚本も、時代のムーブメントを作り出したことで「こう>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

3.5

これだけやっても最後がトンチで解決だと小さくまとまった感が出るんだな。

ロボコップが家族との日々を幻視するシーン、ありふれているかもわからんが「映画上手い〜!」と思うなど。

ボクの女に手を出すな(1986年製作の映画)

3.5

キョンキョン版『グロリア』であり『狩人の夜』。サスペンス・ファンタジーの名に偽りなし。

疑惑の影(1942年製作の映画)

3.3

相変わらず映画が上手い。サスペンスのための効率的な組み立てと、「え?何これ」なカットを平然と並行して繰り出してくるのがヒッチコックの凄いところだと思う。冒頭があると観客のハラハラ量が減る気がするけどそ>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.3

面白かったけど、こ〜はならんだろ〜〜感もある。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.5

無駄な二重構造に冷める。嘘を嘘として成立させる金も気概も無かったのかなと邪推しちゃう。カメラの前で起きてる出来事はだいたい面白いのに映像が淡白で、味付けもっと濃くできたのではと食い足りなさが残った。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

2.5

ジブリ後継者の作品は、いくら作画が高品質でもキャラクターの演技に身体性が乏しい気がして、どうも楽しめない。どんどん目がショボショボしてきて、ストーリーもテーマもどうでもよくなってしまった。

劇場版 CLANNAD -クラナド-(2007年製作の映画)

3.3

原作全く知りません。映画としても出崎統作品としても、かなり奇形だと思う。でもそれゆえに伝わるテーマ性もある。どうしようもない父親にも見せ場を用意するのがいかにも出崎っぽい。どんな人間にも誇りがあるんだ>>続きを読む

ラストラブ(2007年製作の映画)

3.0

田村正和のアイドル映画としてはこれで良いんじゃないか。茶化す方が無粋まである。

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.3

「怪物のせいで人間が酷い死に方をするの怖すぎる」という部分をきちんとやってくれるのが良い。

宇宙快速船(1961年製作の映画)

3.5

この映画にしかないものがあまりに沢山ある。例えば有名な爆撃シーンは、卓越した合成技術でなくてフェチズムを全く感じさせない冷めた撮り方そのものがヤバい。宇宙人もヤバい。造形とかそういった問題ではなく、も>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

3.3

ロードムービー調の前半、寅のアリア、メロン騒動と名シーンは多いけど全体としてはまとまりを欠いた印象。

ハワイの若大将(1963年製作の映画)

3.5

ストレスゼロ。面白さの種類としてはなろう系異世界転生物が一番近いと思う。

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.3

「宇宙人!?キモ!!怖!!」ってな感じが扱い方にもよく出ててグー。

男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.5

初寅さん。人情がどうとかは置いておいて、奥行を駆使した画面構成をはじめとした、純粋に映像として飽きの来ない工夫がなされていることに感動した。全然普通に面白いじゃんね。

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

コッテコテの劣化ダンガンロンパなんだけど仕事帰りにサクッと見て楽しめれば正解なのでこれで良いんだよこれが良いんだよという感じ。

あと原作由来なのか不明だけどギャグがヤバい。特にギャルの死にたい理由の
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若妻・恐怖の体験学習(1972年製作の映画)

3.3

カメラの外を意識させることで緊張感を成立させる正統派の趣向に興奮。ただ、その方針と事件の真実が絡むようで絡まない終盤部にはちょっとモヤる。

星くず兄弟の伝説(1985年製作の映画)

4.5

時代と寝た映画。アチャラカ加減が80年代って感じ。スカでも内輪でも楽しいからいいじゃん。好き。

サスペリア(2018年製作の映画)

2.5

要らん新解釈のせいで全てが遅くなっている。余計なことしないでもっとビックリドッキリな死に方だけを見せてくれよ〜の気持ちのほうが勝ってしまった。踊りながら全身がボキボキに折れまくる人は良かった。魔女復活>>続きを読む

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

1.0

よう知らん女優のおっぱいを出して酒井若菜のおっぱいは出さないという判断が全く理解できない。

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.5

lofi-hiphopのサムネのような、いつまでも見ていられる綺麗な絵が全編に渡って維持されている。

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.3

序盤は伊藤淳史の優等生ぶりに違和感を感じていたのだけど、話の本筋が有村架純にスライドしていくにつれて感情移入もしやすくノレてきた。

・夕焼けの中「I, my, me, mine…」と呟きながら自転車
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