酢さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

アトランティス/7つの海底都市(1978年製作の映画)

3.3

今度は海底都市へ潜入。

相変わらず楽しいけど化け物レパートリーは若干ダウン。脱出活劇がメイン。その代わりラストまで詰め詰めでお腹いっぱい。バカの一つ覚えだけどやっぱり女が銃を構えるの良いな。オチは往
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地底王国(1976年製作の映画)

3.3

地底に探検に行く話。

「しょ〜もね〜!」的文脈でツイッターで紹介されてたので鑑賞。でもそれはそれとして良くできてはいる。少なくともウルトラファイトとかゴッドマン的なしょうもなさではない。

まず導入
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恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

3.0

この頃の神代辰巳はまだ生真面目な気がする。諸々に観念的な意味合いとか込めてるんだろうな〜と思いつつあんまりピンとこず。また見直します。

女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.5

暴力が瑞々しい。
画面内で暴力が発生する度に編集のギアが上がるのを感じる。007全般こうなの?カーチェイスとボブスレー乱闘、途中からわけわからんくなるのがとても良い。

ミッキーのミニー救出大作戦(2013年製作の映画)

3.3

古のファンを喜ばせる小ネタが沢山、なんだろうな。日本語吹替も結果的にこの組み合わせは最後になってしまったので、制作されて本当に良かったと思う。大平透の声量が明らかに衰えてるのが切ない。声優の晩年って悲>>続きを読む

ほら男爵の冒険(1961年製作の映画)

3.3

月にレコードがある冒頭からセンスオブワンダー、心鷲掴みに決まってるよね。赤い川で「紅海」、黄色い川で「黄河」ってそのまんますぎて笑った。ほら男爵が月からの友人を恋敵ながらも心根が自分と共通してると認め>>続きを読む

沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

3.5

初見時は逆立ちして死ぬ千葉真一とチンコを切られて発狂する室田日出男しか記憶に残らなかった。今回再見して、トンチキな箇所以外もなかなかに熱い話だと判明。組織の論理の外に生きているがために時代の変化に適応>>続きを読む

ドリトル先生不思議な旅(1967年製作の映画)

3.3

おもろいけど152分は流石におかしい。船に乗ってから難破→島に上陸→捕まる→助かるの流れが早すぎて笑った。
ミュージカルパートはどれもたっぷり、しかも長めの1カットでめちゃくちゃ動かすのでドキドキする
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狂った野獣(1976年製作の映画)

3.5

これはシチュエーションコメディ。脚本書いたの三谷幸喜か?勝手に死ぬ室田日出男で腹抱えて笑った。

「終わっちゃったね、お祭り」ってあんた、アニメの最終回じゃないんだから。

黒薔薇昇天(1975年製作の映画)

3.5

繊細な名演技を披露する機会はどちらかと言うとテレビが多かった印象の岸田森、映画ならこの一本。口八丁手八丁で理想のポルノを追い求める関西弁映画バカ。胡散臭さ、下世話さ、純朴な映画愛、インテリ的な神経質さ>>続きを読む

悶絶!!どんでん返し(1977年製作の映画)

3.5

すごい。すごい。圧倒的暴力とくだらなすぎる下ネタを喰らい続けて完全に油断したところでラストの別れ。泣いちゃうよ。

クリープショー(1982年製作の映画)

3.3

どの話も化け物が出てくるので嬉しい。お得感ある。

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

3.0

設定は面白そうだったけど、その確認と補強で70分やられてしまったという印象。見れるが…。

メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い(1986年製作の映画)

3.5

前作視聴時に「主人公がジュドーっぽいな」と思っていたら本当に声がジュドーになった。大人/子供の対立構造はそのままに、双方に結論を語る場を設けさせる公平なバランス感覚が好き。終盤の大崩壊は凄い。やっぱ世>>続きを読む

メガゾーン23(1985年製作の映画)

4.0

80年代の空気を清濁合わせて丸ごと閉じ込めたタイムカプセル。

大局を知ることなく、衝動のままにバイクを疾走させることしかできない主人公・矢作省吾の等身大な「わかってない」感が素晴らしい。いかにも当時
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レオパルドマン 豹男(1943年製作の映画)

3.0

言うまでもなく音が良い〜。行列の念仏を暗がりで聞いてるシーン、痺れすぎてちびりかけた。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

やばい村に愚かな都会人が迷い込んで大変になる系ムービーだと思ったら、各々が状況の異常さを受け入れるのが思ったより早くて拍子抜け。全体を通して異常さの繰り返しのみで何も進展しないからつまらない。ホラーと>>続きを読む

モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

3.5

動物の使い方が上手い。猿の名演技!ギャグが言葉頼みじゃなく、全部運動になっているのが映画って感じで幸せだな。

怒りの山河(1976年製作の映画)

3.0

「怒りの」と銘打ちながらなかなかキレないピーター・フォンダ。もう少し早く暴れてよ。そうは思いつつ、ぶっ壊される家をなんとも言えない表情で見つめる佇まいは味わい深くてグー。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

インターホン越しの濡れババア良い。あとは特に心動かず。統制された画面に魅力を感じない。

ズームイン 暴行団地(1980年製作の映画)

3.3

団地映画。
素朴に「女性器が燃えるんすよね〜〜ゲヘゲヘ」みたいな気持ちで見だしたら返り討ちにあうから気をつけて、めちゃくちゃ観念的な話でタコ殴りにされてしまうから。

曖昧な未来、黒沢清(2002年製作の映画)

3.0

オラオラ系じゃなくても現場回せるのしゅごい、、、

柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

3.0

柄本明の演出が見られる。こ難しい表現に臆せずよくよく聞けば、意外と普遍的なダメ出しだと思った。「具体的に!」、「身体にフィットするまで言う!」、etc。

だから余計に、ここから東京乾電池らしいすっ飛
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.5

見れば見るほど、率直に上手い。

夜間飛行の見張りに登ったパズーとシータの会話をドーラが盗み聞きするところなんか、好きだなあ。「そうだよ、初期宮崎駿はこういう風情の積み重ねができたんだよ」と思わず膝を
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

2.0

テレビ版を押さえているとわかるような、レイアウトの差異や一部展開の踏襲で魅せる部分があったらしい。その辺の文脈は完全に見落としているので本来なら正確な点数じゃないんだろう。ただ、それにつけても退屈だっ>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

中身がマジでない。でもカッコいい。決して面白くはない。でもカッコいい。愛おしき男の子映画。