auchanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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最近見たやつ大体そうやけど、中身が主題を超えてこない。これもそう、見てる間は笑えるかもしれないけど、どうしようもない貧しさを含有してる。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

モチーフの移動や動きに関しては順当な演出が行われていて何も引っ掛からなくて、最後のカットで蠢くみんなとボールの運動が映され、これは質感の映画かと思う。
人物の位置関係から導き出される動線で解決されてい
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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これとゴジラのノリ、評価のされ方わからなすぎる。

観光客的な循環、関係の生活を肯定する映画だったとしても、監督の観光気分の色濃いのがその表現を邪魔してる。東京でその生き方を示すことは現在を語る以上は
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

商業映画の言語でありつつ優れた処理がなされてる。素晴らしいバランス。あと1時間あっても良い内容だが、無理。

TOCHKA(トーチカ)(2008年製作の映画)

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色々なルールが示され、守られる。
その中で、去り行く背中と入り口に立つ横までのパンで限りなく空間が押し広げられたが、その輪郭は死のビジョンで結ばれたもの。犬によって掻き乱されたはずの死の連鎖が、ルール
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(2023年製作の映画)

3.1

ひさびさのショットの感触、でもそれでの構成を犠牲に、エログロお笑い趣味に走ることを選択したらしい。ただトーホーでかかるくらいにわかりやすく作ってるのは意外、しばらく見てなかった間に舵を切ったのか。老人>>続きを読む

すて猫トラちゃん(1947年製作の映画)

5.0

泣いた。立体と奥行きの天才。ミルクとハグのドラマ。帰宅への究極のパンはスイスアーミーマンを1秒でやってる。

でもなんか画質荒くてよく見えんかったけどメタルギアpwでしか見たことないような家住んでる。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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分かってはいたが心から見なければよかった。どう頑張っても悪口しか出てこない。

大東宝が郷愁の中でしかあり得ない王道を示した映画、はよ畳んでくれ。