ひろくん1104さんの映画レビュー・感想・評価

ひろくん1104

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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.8

題名ほどの状況とは
到底思えず。セックス中心の恋愛と
20年前に離婚した妻が介護を手伝うことに
驚く位。ただいつもながらの日常の細かい描写には
引き込まれる

恋するピアニスト フジコ・ヘミング(2024年製作の映画)

3.8

商業ドキュメンタリー?見慣れていない(笑)ので
面食らう。説明字幕多いし、場面転換多いし。
NHK ドキュメンタリー見てから見たのが、仇になる。
NHK はあの映画の後の話だ。しかもエンドクレジットは
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まる(2024年製作の映画)

2.8

全く面白くない。
意味不明。登場人物に善人ゼロ❗
というか、こういう風刺劇って日本人苦手ですね。
「彼らが本気」では生田斗真、上手く使ってたけどな。

花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

4.5

人情に満ち溢れた映画だ。
比類なき位、しかも実に自然だ。
「この駅は第2の私の実家」のセリフには涙がこぼれた。
そしてそれぞれの女性の幸せへ進む道。
これはインドだから可能な結末。
悪徳警官の変身もサ
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鬼畜(1978年製作の映画)

3.8

東京タワーを見るたびにこの映画を思い出す。
意外とサスペンスな作りでなく、
昭和の映画。子役の演技も昭和スタンダード。
きっちりと刑事ドラマの作りで収め、ラストで旅立ちまで
きっちり描くまさに昭和。

室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

3.8

まあ昔懐かしきテレビ局映画ですね。
今回はいい意味で。盛りだくさんな謎かけは二部作前提の必然。
キャラ作り、という点は本広監督うまいなぁ。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.9

この映画ってイデオロギーのディストピア映画でなく、
マスコミ批判映画ですか❓
見ている時から、あんなに守られながらたくさん写真撮って、
どこに載せる?載せられる?がずっと疑問だった。
ラスト近くでそれ
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ちいさこべ 第二部(1962年製作の映画)

3.4

なんだが東映の実力を見てしまった感がある。
終戦後の東京を思い出させる焼け跡、バラック、孤児の群れ。
中身スカスカの人情ドラマ。錦之助が善に覚醒するクライマックスに
感動を覚えないのは演技力か?演出力
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2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

4.7

もう、これは、予想外の.......
ショッキングなくらいの感動を覚えるノルマンジーでの
敵国含めた旧兵士たちとの邂逅。
美しいイギリスの海岸線。漂うユーモア。
あまたある老夫婦ものと一線を引く傑作で
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.2

全くダメ、というかこの映画は
どういう風に楽しめばいいのだろう?
支離滅裂な悪の哲学に聞き入ればいいの?
アクションゼロも不満。ミュージカル馴染めない❗
一作目ですらダメな私は見るべきでなかった。
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M(1931年製作の映画)

3.6

実はさほどサスペンス映画でなく
むしろ思想性感じる。1931年ヒトラー政権誕生2年前。
集団による糾弾。M自身による血の告白。背中に押されるMの刻印。
その後のナチズムを予言したかの映画だ

傲慢と善良(2024年製作の映画)

3.7

ちょっとひねった今風恋愛ドラマ、
と思いながら見たが、最後まで見るとありふれた恋愛ドラマだった。
どうして都会の人はああも類型的なんだろう?
どうして性愛描写は必要最小限なんだろう?

暗殺(1964年製作の映画)

3.5

大変興味深い歴史の一面だが、
斬新すぎる主人公のキャラに面食らう。
ましてやそれを演じるのが怪優丹波哲郎。
松竹ヌーベルバーグにはいい素材だが、
とてもエンタテインメントではない❗

ポケット一杯の幸福(1961年製作の映画)

5.0

ハイ、完全試合です。
前作は4.8点でした。この映画の凄いのは、前作の若干の弱点を
全て修正していること。仕掛けのサブでショーガールの恋人がしきること。
出会いまできっちり描いて。ホームレス集団との同
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.1

強烈な三本立て。出演者同じなの見やすい。
復活のストーリー×3だが、最後の復活は挫折。
だからちゃんとカタルシスあるのが凄い。
特に2本目。肝臓摘出の死体の横で抱擁でハッピーエンド。

ロール・ザ・ドラム!(2019年製作の映画)

3.3

あさーい映画だった。
エピソードがちりばめられているが、
どれも面白くなく浅い話。女性参政権運動の話も
加わっているが、あまり意味をなしていない。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.3

お見事です。令和版「太陽を盗んだ男」。
何よりの感動は下請けいじめへの勧善懲悪です。
ラストマイルの意味がわかった時の感動です❗
犯人逮捕のカタルシス放棄も素敵❗
やるじゃん!テレビ局映画。

香華 前後篇(1964年製作の映画)

3.7

乙羽信子と岡田まりこの母娘確執が延々3時間、
花柳界舞台の華麗な世界は途中まで、あとは与えられた
財産を維持しつつの展開に少し飽き始める。結局は似た者同士の
母娘を象徴する戒名のない同じ数の位牌の羅列
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人間の條件 完結篇(1961年製作の映画)

3.8

ソビエト兵は日本兵、よりまし、あいつは多分党員だから話が分かる奴だろう?
ソビエト兵養護の発言、主人公梶より度々。戦争への憎しみでなく、軍隊への憎しみ
度々。金子信雄の悪役、素晴らしい。一部二部の安部
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人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇(1959年製作の映画)

4.0

戦前の軍隊内務勤務下の古参兵による新兵いじめは、
日本史の恥部と思っているが、さすがに3時間以上見せられると辟易。
かの有名な田中邦衛いじめのシーンは胸打つ。藤田進演じる年配新兵、岩崎加根子の従軍看護
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人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇(1959年製作の映画)

3.8

中国人捕虜に教えを請い、捕虜の脱走に歓喜する主人公、梶のスーパーヒューマニスト
ぶりに、その瓦解の前振りとはいえ辟易。しかしながら、戦前満州の鉱山経営の
内幕の覗き見的な好奇心に引っ張られる。おそらく
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.7

本当にワンアイディアで突っ走ったなぁ❗
お客は笑いたがってた様だが、笑いどころなく。
脇で面白いやつが出ることもなく。
まあ真面目なタイムトリップもの、ていうところですか?

ボストン1947(2023年製作の映画)

4.1

冗談のようなこれでもか、これでもか?の
訪れる困難を超え最後に勝利。まさに韓国映画の醍醐味。
やや平凡とも言える展開、描写もラストの感動で吹き飛ぶ❗
一瞬で。

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.3

この映画の素晴らしさは、決して泣き言に終わらず、
極めて展開が自然に自然に、というところだ。
一人の若者の都会での流転の様は別にコーダであることは関係ない。
ある、あるの世界だ。しかしなんと言っても魅
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アナタハン(1953年製作の映画)

3.8

決して際ものでない。
むしろ考えさせられる内容。
しかしこの成功はヒロインのびっくりする妖艶さ、
だろう。欲望むき出しの男たちのケイコを呼ぶ
歌声が不気味、衝撃❗

本日休診(1952年製作の映画)

3.8

まあ川島雄三につながるハイテンポ人情喜劇、
と思いきや、ラストで背負い投げ❗
ロマン溢れるラストシーンに一同ラインナップ。
それまでの軍隊バカの伏線が生きてくる見事さ。

ヒットマン(2023年製作の映画)

3.8

前半ののどかなムード打ち破る
盗聴下での究極のアドリブ合戦、これには興奮させられました❗
驚きの実話。そしてクレジットでの落ち。
のどかなヒットマンストーリーがやりたかったんですね?

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.2

心地いい映画、って曖昧な表現は使いたくないが、
そうだった。というか青春手前の彼らが羨ましかった。
まさかのコーチのバックグラウンドだったが、
やっぱり大人になると生きづらくなる。
青春手前は何があっ
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ランサム 非公式作戦(2023年製作の映画)

4.0

驚く実話に、
ありったけアクション詰め込んだ感じ。
最後は人情、と王道の韓国映画。
どっちかというと無政府状態のちょっと前の
ベイルートの状況に気がいってしまう。

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.5

令和版「赤ちょうちん」(1974年 藤田敏八)の大傑作です。
最初のシーンですでに目の前の友人の会話と後ろの席で話す他人の
会話が混濁するところで、彼女の症状は提示されてます。
問題は何故彼女がそうな
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ボレロ 永遠の旋律(2024年製作の映画)

3.8

まあ、ぬるい名曲誕生物語とその後の
転落の話が繰り広げられます。
ところが、ラストで大異変がおきます。
本物の?感動のボレロとカッコいい踊りが
現れます。つまり解き離れたところで、本物が登場。

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

3.6

どーんなに技術が発展しても
今風にストーリーを工夫しても一作目をなぞっているだけ。
人間型エイリアンであっと言わせたかったんだろうね?
グロいだけだなぁ。

きみの色(2024年製作の映画)

2.9

意味不明。エンタテインメントになっていない❗こけて当然。
そもそもどういうバンドだったの?暇潰しの3人?
クライマックスの曲も良くない。色が云々ってどういう意味❓
残念無念。

一日だけの淑女(1933年製作の映画)

4.8

パーフェクト❗
この映画の素晴らしさは、前半のビリヤードネタが
後半に結び付く小技と、おとぎ話に乗るかい?と言って
VIP 全員が乗っかる大技にある。
中盤快調、クライマックスは引っ張りすぎな位引っ張
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サユリ(2024年製作の映画)

3.7

根岸としえさんがボケ老人ってところから、
なんとなく後半の活躍が予想できたが?(笑)
まあ型破りさはよし。まあ終盤はやり過ぎかな?
さほど好きな彼女に見えなかったし。

愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.8

原作はもっとエキセントリックだった?
日常描写のしつこいくらいの積み重ねが効いている。
さほど彼女に同情できない観客。
でも人の不幸は面白い❗